光榮・昌榮産業闘争&藤原生コン運送闘争、駅頭・取引先への宣伝活動

不当労働行為企業と労働委員会から認定された「光榮・昌榮産業社」「藤原生コン運送社」を周知するため、連帯ユニオン関西地区生コン支部・兵庫ブロックと大阪Aブロック、大阪Bブロックは1月11日、JR元町駅前と大阪市北区梅田のオフィス街で「光榮・昌榮産業社、藤原生コン運送社の不当労働行為を労働委員会が認定」などを掲げた情宣活動を展開しました。

「JR元町駅前、取引先での宣伝活動」

JR元町駅前、三谷商事が入居している大阪駅前第2ビル前の歩行者道路では、ナニワ生コン分会長が、右手にマイクを握り、左手に組合旗を掲げ、「光榮・昌榮産業社、藤原生コン運送社」が労働組合法に違反している不当労働行為の事実や、大阪府労働委員会から労働組合法に違反している「不当労働行為企業」に認定され、救済命令が出されたのに、その命令を履行しない態度に終始していること、大阪広域生コン協組の組合つぶしが背景にあること、神戸市は違法企業を放置していいのか、大手商社としての社会的責任を果たし適切な指導を行え、などを整然と訴えました。横断幕を掲げた歩行者道路では、大阪Aブロック組合員と武谷書記次長が、通行中の会社員や市民らにビラを配布しました。

「『加茂生コン事件』無罪判決の報告」

光榮・昌榮産業社、藤原生コン運送社の不当労働行為認定に加えて、12月13日に開かれた「加茂生コン事件」の控訴審(高裁)判決で逆転無罪の判決を勝ち取ったことを報告する宣伝も行いました。

「JR元町駅前、労組の宣伝かいな、なつかしいなあ」

JR元町駅前東口の歩行者道路で「光榮・昌榮産業社」の労働組合法違反(不当労働行為)周知する宣伝活動を展開しました。
関西地区生コン支部・機関紙部が作成してくれた「光榮・昌榮産業闘争ニュース」ビラは、雨の中、JR元町駅前を行き交う会社員や市民らは快く受け取ってくれました。
ビラを受け取った女性からは「へー、労働組合の宣伝ですか。今の世の中はおかいしことばかりで暮らしにくい。岸田はあかんで。あんたら頑張ってや」と激励がありました。
別の女性はビラを受け取りながら「労働組合の宣伝かいな、なつかしいなあ。時間があれば、あなたたちの訴えを聞きたいんやけど、ごめんな。ビラはしっかり読むからね」と大阪Aブロック組合員に話しかけていたのが印象的でした。
午前10時ころから約1時間の行動でしたが、ナニワ生コン分会長の訴えに、JR元町駅前を行き交う会社員や市民らに多いにアピールすることができました。ビラは、34枚(無罪判決のビラとセット)の配布でした。引き続き駅頭での宣伝活動を展開します。

「三谷商事、『じーっと』聴き入る男性の姿」

午後からは大阪市に移動し、北区梅田のオフィス街に所在する大手商社「三谷商事」に対して、「藤原生コン運送社」の労働組合法違反(不当労働行為)を取引先に周知する宣伝活動を展開しました。
関西地区生コン支部・機関紙部が作成してくれた「藤原生コン運送業闘争ニュース」ビラは、雨の中、大阪駅前第2ビル前を通行する会社員らは快く受け取ってくれました。
宣伝を始めてしばらくすると、少し離れたところ(隠れながら)からナニワ生コン分会長の訴えを「じーっと」聴き入っている男性の姿が見られました。業界関連の方でしょうか?
ビラを受け取った女性が「お疲れさまです。頑張ってください」と笑顔で激励してくれたのが印象的でした。
午後2時ころから約1時間の行動でしたが、ナニワ生コン分会長の訴えに、大阪駅前第2ビル前を行き交う会社員や市民らに多いにアピールすることができました。ビラは、20枚(無罪判決のビラとセット)の配布でした。引き続き、取引先への宣伝を展開します。

光榮・昌榮産業闘争、藤原生コン運送闘争とは
「光榮・昌榮産業社は不当労働行為企業と認定された」
光榮・昌榮産業社(神戸市北区)、藤原生コン運送社(大阪府茨木市)が、連帯・関生支部の組合員を不当に雇い止めした事件について、大阪府労働委員会は、「光榮・昌榮産業社」「藤原生コン運送社」に対して、労働組合法違反の「不当労働行為企業」と認定しました。さらに、大阪府労働委員会は「光榮・昌榮産業社」「藤原生コン運送社」に対して、「労働組合法違反の不当労働行為に該当し、今後このような行為を二度と繰り返さないようにいたします」と記した文書を速やかに労働組合に提出しなければならい、との命令を出したのです。

「大阪広域生コン協組の労働組合つぶしが背景にある」

ところが、光榮・昌榮産業社、藤原生コン運送社の経営陣は、現在においても、大阪府労働委員会の命令を履行しない態度をとり続けています。
大阪・兵庫に所在する生コン企業の100%近くが加盟する「大阪広域生コンクリート協同組合(大阪広域生コン協組)」が、2018年から始めた「労働組合つぶし」が背景にあります。
光榮・昌榮産業社、藤原生コン運送社と連帯・関生支部は、長年、円満な労使関係を築いており、労使が協力して展開する「生コン産業政策運動」を推進し、生コン価格や輸送運賃の適正化が実現したときには、労働組合が要求している「非正規の正規化など労働条件の改善」を約束していた企業でした。
ところが、大阪広域生コン協組の執行部から「労働組合つぶし」の協力を強くもとめられ、圧力をかけられた光榮・昌榮産業社、藤原生コン運送社の経営陣は、連帯・関生支部の組合員を雇い止めにしたのです。
しかし、大阪広域生コン協組の労働組合つぶしが背景にあるとしても、大阪府労働委員会から不当労働行為が認定され、命令が出されたことについて、真摯に受けとめ、速やかに命令を履行することが、光榮・昌榮産業社、藤原生コン運送社の経営陣が「法律を遵守」し、「社会的な責任を果たす」ということなのです。

「府労委の命令は有効であり、光榮・昌榮産業社は『命令履行』義務がある」

大阪広域生コン協組の圧力もあり、光榮・昌榮産業社、藤原生コン運送社は、中央労働委員会に再審査申立をおこなっていますが、大阪府労働委員会の命令は有効であり、「命令履行」義務があるのです。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ PDF

デモクラシータイムス 〈 2022.01.11 〉
池田香代子の世界を変える100人の働き人60人目
労働運動を〈犯罪〉にする国「連帯ユニオン関西地区生コン支部」事件
ゲスト:竹信三恵子さん(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)
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関西生コン事件ニュースNo.67 ココをクリック
関西生コン事件ニュースNo.68 ココをクリック 
2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み)

1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。
そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。
業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。
なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。
迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 : プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】
竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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