東京行動 / 港合同昌一金属闘争

那須電機鉄工株式会社の「不当労働行為糾弾!労働組合員への選別解雇、労働組合潰しを許さない!労使紛争を起こした責任を追及する!」を掲げた港合同・昌一金属闘争の東京行動(呼びかけ、港合同・全港湾大阪支部・関生支部)が11月28日、那須電機鉄工東京本社(新宿)前の抗議行動と背景資本の三井住友銀行東京本店(千代田区丸の内)前での要請行動が展開され、全国労組交流センターや動労千葉をはじめ55人の闘う労働者が結集しました。

「那須電機鉄工社は選別解雇を撤回しろ」

東京・新宿の那須電機鉄工東京本社前の歩行者道路では、関生支部・武谷副委員長の開始宣言で抗議行動はスタート。港合同昌一金属支部・木下委員長から、闘争報告と今後の闘争方針が示されました。そして、木下委員長は「昌一金属が破産手続きに入たことで、那須電機鉄工社は撤退したが、那須電機鉄工社の経営陣が昌一金属の労働者と組合員の生活を破壊し、人権を侵害したことを許すことはできない。那須電機鉄工社が労働組合に謝罪し、昌一金属で働いていたすべての労働者の雇用が確保されるまで闘う!」と決意を表明しました。
続いて、抗議行動の参加者全員で、那須電機鉄工本社に向かってシュプレヒコール。「那須電機鉄工社の労働組合潰し糾弾!」「那須電機鉄工社は組合役員の選別解雇を撤回しろ!」「那須電機鉄工社は労働組合に謝れ!」などのコールがオフィス街に響き渡しました。
全国労組交流センターや動労千葉の仲間が、オフィス街を行き交う会社員らにビラを配布しました。

「昌一金属闘争の勝利をめざして共に闘う」

全港湾大阪支部・佐久原書記次長と木下委員長が、那須電機鉄工本社に対して申入書を提出しに赴きました。
続いて、本日の抗議行動に結集した仲間からの連帯アピール。動労千葉・関委員長、東京労組交流センター・小泉さん、関生弾圧を考える神奈川の会・舟木さん、婦人民主クラブ全国協議会・川添さん、森川弁護士、泉陽会労組・新井さん、JAM日本機械工業労組・福島さん、全学連の代表者、全国労組交流センター・飯田事務局長から、「那須電機鉄工社の責任を追及し、昌一金属闘争の勝利をめざしてともに闘う」などの発言がありました。

「那須社が直接、申立書を受け取った」

申入書の提出に臨んでいた2人が、ビルの玄関前に戻ってきて報告。佐久原書記次長は「申入書提出について、那須社と30分から40分くらいのやり取りをした結果、那須社の担当者がビルのロビーまで降りてきて申入書を受け取った」と直接、那須社に申入書を手渡ししたことを報告しました。この間、3回の申入書の提出は、那須社がインターホーン越しに「ポストに入れといてください」との対応でしたが、今回は那須社の担当者に直接、申入書を手交できたことは大きな成果です。
最後に、参加者全員のシュプレヒコールで那須電機鉄工本社前抗議行動を終え、次の場所に移動しました。

「三井住友銀行東京本店前での要請行動」

千代田区丸の内に移動し、三井住友銀行東京本店前での要請行動を展開しました。全国労組交流センターの仲間が、丸の内のオフィス街を行き交う会社員らにビラを配布しました。
三井住友銀行東京本店の正面入り口前では、関生支部・武谷副委員長がマイクを握り、三井住友銀行は、大株主の責任として那須電機鉄工社の経営陣を指導し改善を求めるべき。ビジネスと人権に関する指導原則に基づく対応を求めることなどを訴えました。
全港湾大阪支部・佐久原書記次長からの連帯挨拶。佐久原書記次長は挨拶の最後に「人権侵害を行う那須電機鉄工社に対して、三井住友銀行の経営陣は、那須社の経営者を呼び出して、適切な指導を行うことを強く要請する!」と三井住友銀行の経営陣に強く要請しました。
連帯の挨拶を受けた後、昌一金属支部・木下委員長と佐久原書記次長の2人が三井住友銀行東京本店に申入書の提出に赴きました。

「全国の闘いと位置づける昌一金属闘争に勝利するまで闘う」

動労千葉・佐藤副委員長、東京交通労組・大木さん、動労神奈川・上野さんから連帯アピール。そして、申入書を提出した2人が三井住友銀行東京本店玄関前に戻り、木下委員長から「申入書を手交した」と報告がされました。
最後に、全国労組交流センター・田中代表から本日の行動のまとめ。田中代表は「昌一金属闘争を全国闘争の重点職場と位置づけ、完全勝利するまで闘う!」と行動を提起しました。
平日の日中に結集してくれた多くの仲間に感謝します。
那須電機鉄工社の経営陣が、組合役員の選別解雇を撤回し、すべての組合員の雇用を確保し、昌一金属支部に謝罪するまで闘います!引き続きご支援をお願いします。

連帯ユニオン人権部主催
第4回 人権問題シンポジウム 開催!

 日 時:2024年12月7日 15:00~17:00
 場 所:エルおおさか南館7階 南734
 講 師:秋田 真志弁護士
 テーマ:プレサンス元社長冤罪事件における
      権力犯罪と人質司法
       ~取り調べ可視化が浮かび上がらせた
        日本の刑事司法の闇~
 資料代:500円
 お問合せ:連帯ユニオン人権部 担当:武谷 新吾
      TEL:06-6583-5546
京都3事件無罪判決を求める署名のよびかけ
労働組合活動を犯罪扱いさせてはなりません
「京都事件」は、ベスト・ライナー、近畿生コン、加茂生コンの3つの事件(労働争議)を併合審理する刑事裁判です。労働争議の解決金を受領したことが「恐喝」とされています。
争議解決にあたって、会社側に解雇期間中の未払い賃金、雇用保障、組合の闘争費用などを解決金として支払わせることは、裁判所や労働委員会でも当然の実務として定着しています。ところが、警察・検察は、関生支部は労働組合を名乗る反社会勢力で、金銭目当てで活動してきたそんなストーリーで前代未聞の事件を仕組んだのです。
企業の団結権侵害に対する抗議行動や団体行動を犯罪扱いする警察・検察の暴挙を許せば、憲法28条が保障した労働基本権がなかった時代への逆戻りです。裁判所は毅然たる姿勢で無罪判決を出すべきです。すべての労働組合のみなさまに署名活動へのご協力をよびかけます。
署名活動の実施要領
提 出 先:京都地方裁判所第2刑事部
署名の種類:団体署名を実施します(個人署名ではありません)
      署名用紙は、  ココをクリック
集約と提出:第1次集約  9月末日(10月中旬提出)
      第2次集役  10月末日(11月中旬提出)
      最終週役    11月末日(12月中旬提出)
送 り 先:〒101ー0062
      東京都千代田区神田駿河台3ー2ー11 連合会館
      フォーラム平和・人権・環境気付
      関西生コンを支援する会 ホームページ  ココをクリック
      TEL:03ー5289ー8222
関西生コン事件 仰天の現場証言~無罪の被告人と兵糧攻めされる業者
【竹信三恵子のホントの話】

デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
MBS(毎日放送)映像’24「労組と弾圧」がギャラクシー賞奨励賞を受賞しました。
5月31日、受賞式のようす ココをクリック
【MBSラジオがネットで聞けるようになりました】
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
▼Spotify ココをクリック
▼Apple ココをクリック
▼Amazon ココをクリック

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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関西生コン事件ニュース 101(東京新聞「こちら情報部」) ココをクリック
東京新聞「こちら情報部」

保育園に入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ「関西生コン事件」が示す民主主義の危機 ココをクリック

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関西生コン弾圧ニュース 102 中労委の現状に強い危機感 ココをクリック
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