「那須電機鉄工社の労組潰しを許さない!」デモ行進 / 港合同・昌一金属闘争
那須電機鉄工株式会社(本社、東京・新宿)の「不当労働行為糾弾!労働組合員への選別解雇、労働組合潰しを許さない!労使紛争を起こした責任を追及する!」を掲げた港合同・昌一金属闘争、背景資本の三井住友銀行大阪本店に向けたデモ行進が6月3日、大阪市中央区のオフィス街で開催され、支援者を含めた25人が結集しました。
「JR弁天町駅前での宣伝活動」
午後からのデモ行進に先立ち、JR弁天町駅前の宣伝活動を展開しました。全金港合同昌一金属支部の副委員長がマイクを握って「那須電機鉄工社の労働組合潰しを許さない!組合役員の選別解雇を撤回せよ!」などと訴えました。JR弁天町駅前の歩道では沿道を行き交う会社員らに、関生支部・武谷副委員長と関生組合員がビラを配布しました。ビラは、39枚の配布でした。
「第38弾のデモ行進」
デモ行進は、東横堀緑地をスタートし、土佐堀通りから堺筋と御堂筋を横切り、北浜にある三井住友銀行大阪本店前を通るコース。組合旗と横断幕を掲げ、旗や幟がはためく、25人の仲間が参加したデモ行進は、オフィス街の会社員や土佐堀通りを行き交うドライバーの注目を集めました。
「三井住友銀行は、人権侵害を放置するな」
関生支部の宣伝カーに続く、デモ隊は、全金港合同昌一金属支部の副委員長を先頭に、関西ゼネラル支部組合員のアジテーションとデモコールが北浜や淀屋橋のオフィス街に響き渡りました。
沿道の外国人がスマホをかざして撮影している姿が見られました。土佐堀通りを通行するミキサードライバーから手を振る激励がありました。三井住友銀行本店の玄関では立ち止まってデモの眺める姿や本店の窓から覗く職員らの姿が見られました。住友ビルディングの前では、多くの会社員らがデモ隊を眺めていたのが印象的でした。
「結集した多くの仲間に感謝します」
平日の午後で雨の降るなか、デモに結集してくれた多くの仲間に感謝します!
那須電機鉄工社の経営陣に対して、株主の三井住友銀行が適切な指導を行うまで引き続きデモ行進を開催します。

増補版 賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国
勝利判決が続く一方で新たな弾圧も――
朝⽇新聞、東京新聞に書評が載り話題となった書籍の増補版!関生事件のその後について「補章」を加筆。
1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけだ。そんな中、関西生コン労組は、労組の活動を通じて、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も、実現した。そこへヘイト集団が妨害を加え、そして警察が弾圧に乗り出した。
なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合潰しが行なわれているのか。迫真のルポでその真実を明らかにする。初版は2921年。本書はその後を加筆した増補版である。
◆主な目次
はじめに――増補にあたって
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ
補章 反攻の始まり
増補版おわりに

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ー 公判予定 ー
6月26日 国賠裁判 東京地裁 |
14:00~ |
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