「警察・検察による労組つぶしの権力弾圧糾弾!」JR和歌山駅前での宣伝活動
連帯ユニオン関生支部・和歌山ブロックは11月29日、「警察・検察による労働組合つぶしの弾圧を許さない!」「労働組合つぶしの権力弾圧糾弾!」「生コン協同組合の労働組合つぶしを許さない!」を掲げて、JR和歌山駅前で情宣活動を展開しました。
「和歌山地裁の不当判決糾弾!」
JR和歌山駅前の歩行者道路では、ナニワ生コン分会長が右手にマイクを握り、左手に組合旗を掲げて、関生支部と生コン業者が協力した産業政策運動の成果として適正な生コン価格が実現したこと、生コン協同組合の一部執行部による労働組合排除攻撃とそれと連携した警察・検察の権力弾圧、労働組合活動を刑事事件にでっち上げたことが大阪高裁で無罪判決が出たこと、大津地検の検察官による組合脱退勧奨が法廷で明らかにされた国家的不当労働行為の実態などを整然と訴えました。JR和歌山駅前の歩行者道路では、関生組合員と武谷書記次長が通行中の会社員や市民らに関生支部・機関紙「くさり」を配布しました。
「20歳代の女性が『くさり』を受け取り『ありがとうございます』とお辞儀」
JR和歌山駅前では、ナニワ生コン分会長の訴えを立ち止まって入いる女性や男性の姿や、ロータリーで客待ちをしているタクシードライバーが聴き入る姿が見られました。
関生支部・機関紙部が作成した「くさり」は、JR和歌山駅前を行き交う会社員や市民らが快く受け取ってくれました。
「くさり」を受け取った20歳代くらいの女性が「ありがとうございます」と笑顔でお辞儀していたのが印象的でした。
午前9時ころから約1時間の行動でしたが、ナニワ生コン分会長の訴えに、JR和歌山駅前を行き交う会社員や市民らに多いにアピールすることができました。「くさり」は、46部の配布でした。引き続き、駅頭での宣伝活動を展開します。
「LGBTには生産性がない」「チマ・チョゴリやアイヌの衣装のコスプレおばさん」など週刊誌やブログに掲載。また伊藤詩織さんを誹謗中傷し高等裁判所で賠償を言い渡されるなど国会内でも問題視されていた杉田水脈総務事務次官が12月27日辞表を提出しました。いつまでも適切な処分を下さない政府に対して日本軍「慰安婦」解決全国行動が、差別発言を認めず総務政務官に居座る杉田水脈議員について、12月24日抗議文を出しています。
岸田文雄内閣総理大臣、松本剛明総務大臣宛 抗議文 ココをクリック
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。
目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ
【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ
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