11.26植木団地・富田闘争!

戦争絶対反対!「植木団地追い出し」を跳ね返し、富田地域の更地化と闘うぞ!を掲げた「11.26植木団地・富田闘争!」が11月26日、高槻市・冨寿栄公園で開催され、多くの労働者・市民が結集しました。

「昌一金属支部、ストライキに突入!」

司会の村山晃さんが歌会挨拶。「いま、日本中の労働者・市民が反戦運動に決起している。私たちも全力で反戦闘争に立とう!」と開会宣言。
連帯の挨拶では、関生支部・武谷副委員長が、日頃の関生支部弾圧への支援にお礼を述べたあと「植木団地労働組合と全国水平同盟高槻支部の果敢な闘いに敬意を表す。関生支部は、更地化攻撃と狭山闘争、差別を許さない闘いを共に闘う」と共闘の決意を表明しました。
港合同昌一金属支部・尾崎執行委員は「11.19労働者総決起集会に、港合同から7人が参加した。翌日から、昌一金属支部は年末一時金闘争のストライキに突入した。当日は、多くの仲間が支援に結集してくれたことに感謝する。年末一時金闘争に勝利するまで全力で闘う決意だ。引き続きの支援をお願いする」と闘争に勝利するまで闘う決意を表明しました。

「私たちの闘いの重要さが明らかとなっている。全力で闘う!」

全国水平同盟高槻支部・曽我支部長は「植木団地闘争は9年目に入った。闘いは10年になっても継続する。戦争情勢のなか、労働者と市民の団結で熱い行動に立とう」と行動提起しました。
高槻支部の代表者から闘いの決意が提起されました。「❶パレスチナ虐殺、ウクライナ戦争、中国侵略戦争、世界戦争をとめよう!戦争推進の岸田打倒!❷狭山再審棄却阻止!大野裁判長は直ちに再審を開始しろ!狭山闘争の爆発で岸田政権を倒そう!❸生活破壊と団結潰しの戦争反対!植木団地追い出し・冨寿栄住宅の民営化・富田の更地化反対!」を詳細にわたり提起しました。最後に代表者は「私たちの闘いの重要さが明らかとなっている。戦争に絶対反対し、命と生活を守るために、皆さんと共も全力で闘う」と決意を表明して締めくくりました。

「パレスチナ労組の呼びかけに応えて行動しよう!」

改憲・戦争阻止!大行進・関西の木下代表代行から特別アピール。木下代表代行は「ウクライナ戦争からガザの民族浄化の攻撃に、怒りを持って私たちの旗を打ち出し闘っていく。11.19集会は、反戦デモを掲げて開催した。関西では11波の集会デモを闘い11.19に結集した。パレスチナの闘いに、自らがどうするのかが問われている。この間のデモには、多くの若者が飛び入り参加していることが、戦争をとめる社会をつくる出発点となっている。パレスチナ労働組合の呼びかけに応えて、日本国内の軍需産業社に抗議行動を組織し、岸田を打倒しよう!」と訴えました。最後に、木下代表代行は「アメリカ領事館前抗議行動と今年最後の梅田反戦デモを全力で闘おう!」と行動を提起しました。

「全国水平同盟各支部からの闘争報告と闘争方針」

北摂・星野文昭さんを取り戻す会の代表者からカンパアピールと大坂さん裁判闘争の報告。そして、全国水平同盟西郡支部、崇仁・東三条支部、杉並支部の代表者から、地域の闘争報告と今後の闘争方針が示されました。

「地域の仲間からの発言」

関生支部・大阪Bブロック藤原生コン分会長が「関生弾圧は地域の仲間に支えられている。平和を求めるために団結していこう!」。
高槻医療福祉労働組合の冨山委員長は「イスラエルのガザ病医院への攻撃を絶対に許すことができない。職場闘争と反戦闘争を一体として闘う」。
大阪北部ユニオンの柳さんは「病院の地下にハマスの基地があるとでっち上げた、イスラエルのジェノサイドを許さない。職場の解雇攻撃に労働委員会闘争を闘っている」。
奈良・吉谷さんは「解雇撤回、原職復帰を果たした。新たな闘いとして、除名撤回の裁判闘争に挑む」と、それぞれの闘争報告と今後の闘争方針を示しました。

「団結は10年を過ぎても揺らがない!」

全国水平同盟高槻支部の支部員から「団結は10年を過ぎても揺らがない」と決意表明。集会のまとめと行動提起を全国水平同盟・久原委員長が提起しました。最後に、久原委員長のリードで「団結ガンバロー!」を参加者全員が唱和して、デモ行進に挑みました。
戦争絶対反対!狭山闘争勝利!更地化攻撃と差別を許さない!労組破壊と闘い組織を拡大しよう!

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
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関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。
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2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
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待望の新刊
検証•関西生コン事件❷
産業別労組の団体行動の正当性

A5判、 143ページ、 定価1000円+税、 旬報社刊
『検証•関西生コン事件』第2巻が発刊された。
巻頭には吉田美喜夫・立命館大学名誉教授の論稿「労使関係像と労働法理」。企業内労使関係に適合した従来の労働法理の限界を指摘しつつ、多様な働き方を基盤にした団結が求められていることをふまえた労使関係像と労働法理の必要性を検討する。
第1部には、大阪ストライキ事件の鑑定意見書と判例研究を収録。
第2部には、加茂生コン事件大阪高裁判決の判例研究を収録。
和歌山事件、大阪スト事件、加茂生コン事件。無罪と有罪の判断は、なぜ、どこで分かれたのか、この1冊で問題点がわかる。

[ 目次 ]
刊行にあたって—6年目の転機、 無罪判決2件 が確定 (小谷野毅)
序・労使関係像の転換と労働法理 (吉田美喜夫)
第1部 大阪ストライキ事件
・関西生コン大阪ストライキ2次事件・控訴審判決について (古川陽二)
・関西生コン大阪2次事件・鑑定意見書 (古川陽二)
・「直接労使関係に立つ者」論と団体行動の刑事免責 (榊原嘉明)
第2部加茂生コン事件
・労働法理を踏まえれば無罪 (吉田美喜夫)
・労働組合活動に対する強要末遂罪の適用の可否 (松宮孝明)

割引価格あり。

お問い合わせは sien.kansai@gmail.comまで