2.11国鉄集会

「国鉄分割・民営化で不当解雇から37年、戦争協力拒否!鉄道の軍事利用を許すな!」を掲げた「2.11国鉄集会」が2月11日、千葉市文化センターで開催され、460人超の闘う労働者が結集しました。

「廃線問題を労働組合を軸とした階級闘争に転化して闘おう!」

動労千葉・佐藤副委員長、東京都北区職員労組・大谷さんの司会で集会はスタート。国鉄闘争全国運動呼びかけ人の金元重さんが主催者挨拶。金さんは「国鉄闘争、1047名解雇撤回闘争を土台に、廃線問題を全人民的運動として取り組む事が重要だ。廃線問題を労働組合を軸とした階級闘争に転化するという方針を示して闘おう!」と行動を提起しました。

 

「労働組合の国際連帯で戦争を止めよう!」

連帯挨拶では、三里塚芝山連合空港反対同盟の伊藤さん、在日ビルマ市民労働組合のミンスイ会長が、現場の闘争報告と闘争方針を示したあと「国鉄闘争を共に闘う」と決意を表明しました。
特別報告では、動労総連合北陸の出口委員長から「能登半島地震・被災地からのメッセージ」が寄せられ、動労千葉国際連帯委員会の山本さんからは、ウクライナ、パレスチナ・ガザの戦争情勢に労働組合が国際連帯で闘うことが必要だと訴えがありました。

「3.16ダイ改・春闘決戦の総決起集会へ!」

動労千葉・関委員長の基調報告。関委員長は国鉄分割・民営化による不当解雇に対して、1047名解雇撤回・原職復帰を貫いて闘ってきた闘争を振り返ったあと「❶反戦闘争。❷反戦春闘・ストライキへ。❸11月集会の成功へ。❹3月ダイ改・春闘へ」などを詳細にわたり提起しました。最後に「3月16日、ダイ改・春闘決戦の総決起集会への結集」を呼びかけて基調報告を締めくくりました。

 

「国鉄1047名解雇撤回闘争の現状と課題」

国鉄1047名解雇撤回闘争の現場からは、動労千葉争議団の中村仁さん、弁護団の藤田弁護士と野村弁護士が、この間の現場闘争と法廷闘争の到達点が報告され、今後の闘争方針が示されました。

「廃線化・国家改造攻撃を粉砕する!」

久留里線と地域を守る会の三浦さん、動労西日本の山田書記長、動労新潟の代表者から、JRの廃線化の現状と闘争が報告され、廃線化・国家改造攻撃を粉砕する決意が表明されました。

「ダイ改粉砕!24春闘へ!」

動労千葉・渡辺書記長、動労総連合水戸・照沼委員長が、JRのダイ改攻撃粉砕と春闘とつなげて闘い勝利すると闘争方針と決意表明。そして、群馬合同労組の小菅さんからの力強いカンパアピールが提起されました。

「湯川委員長の実刑攻撃を粉砕する闘いを!」

関生支部・武谷副委員長は、「昨年3月の和歌山事件・大阪高裁の無罪判決に続いて、2月6日の大津地裁では7名の無罪判決を全国の皆さんの支援により勝ち取った」ことを報告したあと「湯川委員長の実刑攻撃をはじめ全ての刑事事件を粉砕する闘いに全力を尽くす。皆さんには正当な組合活動を有罪とする司法、特に、湯川委員長の実刑判決を許さないと声をあげ、各地で行動を展開してほしい」ことを訴えました。
最後に「今年は国鉄闘争に決着つけるために、現場行動の強化しよう!戦争する国づくりを進める岸田を打倒しよう!」。そして、昨年の11月集会は関東圏を中心とした具体的な行動を実践したことによって成功したことに感謝を延べ、「今年の11月集会はさらなる成果を獲得するための行動を展開して、最低3500人の結集を勝ち取ろう!」と11月集会の大成功に向けた行動を提起しました。

「24春闘もストライキで闘う!」

ストライキに立ち上がった労働組合からは、港合同・昌一金属支部の木下委員長、JAM日本機械工業労働組合の山口委員長、舟橋二和病院労働組合の飯田委員長が、秋季闘争のストライキで獲得した成果を報告。「24春闘の賃上げ・労働条件の向上をストライキで闘う!」と闘争方針を示しました。飯田委員長の力強い闘争報告、闘争方針発言と
「国鉄1047名解雇撤回闘争勝利!岸田政権打倒!」
3労組アピール2024を、動労千葉の佐野書記次長が読み上げて提起。動労総連合の川崎書記長が本集会のまとめ。最後に、川崎書記長のリードで「団結ガンバロー!」を参加者全員が唱和して集会はお開きとなりました。
国鉄1047名解雇撤回闘争に勝利しよう!JR合理化と廃線化に反対しよう!関生支部弾圧粉砕!24春闘をストライキで闘おう!ガザ大虐殺・ウクライナ戦争をやめろ!戦争・大軍拡の岸田政権打倒しよう!

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
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関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。
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