港合同・昌一金属闘争&コーシンコーポレーション山政生コン闘争

那須電機鉄工株式会社(本社、東京・新宿)の「団交拒否の不当労働行為糾弾!」「労働組合員への選別解雇、労働組合潰しを許さない!」を掲げた港合同・昌一金属闘争が5月30日、港合同・昌一金属支部、全港湾・大阪支部、関生支部の3労組で那須電機鉄工社関西事業所と背景資本の三井住友銀行本店に抗議宣伝行動を展開しました。

「三井住友銀行は適切な指導を行え!」

大阪市中央区北浜にある、那須電機鉄工社の大株主である三井住友銀行本店前で宣伝活動を展開。昌一金属支部・副委員長と書記長が交替でマイクを握り「三井住友銀行は、株主の責任として那須電機鉄工社を指導しろ!」「三井住友銀行は、ビジネスと人権の指導原則を基にした対処を行え!」「三井住友銀行は、那須電機鉄工社の労組潰しに加担するのか!」などを訴え、関生支部・武谷副委員長と関西労組交流センターの仲間が、沿道を行き交う会社員らにビラを配布しました。三井住友銀行本店前での宣伝活動は、オフィス街を行き交う会社員らに注目を浴びた行動になりました。ビラは、37枚の配布でした。

「那須電機鉄工社関西事業所前での宣伝活動!」

続いて、福島区吉野に移動し、那須電機鉄工社関西事業所前で宣伝活動を展開しました。昌一金属支部・副委員長と書記長、関生支部・武谷副委員長が交替でマイクを握り、「那須電機鉄工社の労働組合潰し糾弾!」「那須電機鉄工社は組合員解雇を撤回せよ!」などと訴え、関生支部組合員と関西労組交流センターの仲間が、沿道を行き交う会社員らにビラを配布しました。ビラを受け取った市民らから「がんばってね!」「応援してるよ!」などの激励があったのが印象的でした。ビラは、42枚の配布でした。引き続き街頭宣伝を展開します。

「山政生コン社は、労働委員会命令を履行しろ」

午後からは、堺市役所に移動し「コーシンコーポレーション山政生コンの不当労働行為糾弾!」の宣伝活動を展開しました。関生支部・武谷副委員長がマイクで「山政生コン社の不当労働行為糾弾!」「山政生コン社は、労働委員会の命令を履行しろ!」「堺市は、適切な指導を行え!」などと訴え、昌一金属支部の仲間と関西労組交流センターの仲間が、堺市役所前を行き交う市民や職員にビラを配布しました。ビラを受け取った市民や職員から「お疲れさま!」「がんばって下さいね!」などの激励があったのが印象的でした。ビラは、120枚の配布でした。引き続き街頭宣伝を継続します。

※コーシンコーポレーション山政生コン闘争とは
「大阪府労働委員会が山政生コン社の不当労働行為を認定した」
大阪府労働委員会は、2024年2月2日付けで、コーシンコーポレーション山政生コン社の不当労働行為(支配介入)を認定する命令書を出しました。

「大阪広域生コン協組が圧力をかけた組合脱退勧奨」

コーシンコーポレーション山政生コン社は2023年4月、関生組合員5名に「組合脱退勧奨」を行いました。山政生コン分会は、関生支部と連携して、会社の組合脱退勧奨をはね返すと同時に、大阪府労働委員会に不当労働行為救済申立を行ったのです。
関生支部の役員と弁護団の奮闘によって、会社の不当労働行為認定を勝ち取りました。また、会社側の「組合脱退勧奨」は、大阪広域生コン協組の指示・圧力があったことが労働委員会の命令書に記されています。

「大阪広域生コン協組の関生潰しを粉砕する!」

関生支部の反転攻勢に脅威を抱いた大阪広域生コン協組が仕掛けた「組合脱退勧奨」が、大阪府労働委員会に不当労働行為と認定させた勝利命令。これを武器に、大阪広域生コン協組の関生潰しを粉砕する行動に立ちます。あわせて、大阪広域生コン協組の民主化を求める行動を展開します。

人権問題シンポジウム〈第2弾〉
日 時:2024年6月28日(金) 18:30~20:00
場 所:エルおおさか本館9階9012
テーマ:インターネット上の部落差別~
      鳥取ループ事件からみた人権課題
講 師:高橋 定さん
     (部落解放同盟大阪府連合会書記長)
    中井雅人弁護士
     (大阪労働者弁護団)
資料代:500円
主 催:関西地区生コン支部 人権部
問い合わせ:連帯ユニオン関西地区名生コン支部

06-6583-5546(担当:武谷)
ヒューライツ大阪HP
国連ビジネスと人権作業部会による訪日調査報告書が示した課題(その3)-労働の権利
国連「ビジネスと人権」に関する作業部会(以下、作業部会)が5月28日に国連のウェブサイトに公表した訪日調査報告書の内容を紹介するシリーズ「その3」では、「テーマ別懸念事項」でとりあげられた「労働の権利」として3つの課題に関して焦点をあてます。詳しくはココをクリック
MBS(毎日放送)映像’24「労組と弾圧」がギャラクシー賞奨励賞を受賞しました。
5月31日、受賞式のようす ココをクリック
【MBSラジオがネットで聞けるようになりました】
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
▼Spotify ココをクリック
▼Apple ココをクリック
▼Amazon ココをクリック

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。
動画 動画閲覧できます ココをクリック

ー 公判予定 ー

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関西生コン事件ニュース 101(東京新聞「こちら情報部」) ココをクリック
東京新聞「こちら情報部」

保育園に入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ「関西生コン事件」が示す民主主義の危機 ココをクリック

関連動画 「関西生コン事件」報告集会 ココをクリック