組合側の勝利判決を勝ち取る

20年にわたる長期争議「ナンセイ闘争」で、組合側の勝利判決を勝ち取りました。
本年3月6日付、大阪地裁の判決では、

①労働組合の団体交渉申し入れに応じなかったことが、労働組合法7条の不当労働行為にあたるとして、不法行為を認定。会社と社長が連帯して損害賠償額を組合に支払うこと。
②組合員の未払い賃金請求では、請求額の全額支払いと不法行為を認定した損害賠償額（慰謝料）の支払い。それぞれに遅延損害金が認められ、さらに仮執行がつく

という内容です。
また、ナンセイ社が訴えていた「労働委員会による組合側勝利命令を取り消せ」という行政訴訟（不当労働行為救済命令取消請求控訴事件）では、同年3月14日付、大阪高等裁判所が「本件各控訴を棄却する」との判決を出し、ナンセイ社の訴えが退けられました。
このように、ナンセイ社の違法行為を認定した判決を勝ち取ったのです。
ナンセイ社の不当労働行為のやり得・逃げ得を許さない闘いに勝利したことは大きな成果です。
裁判闘争に集中して結果を出していただいた弁護団に感謝します。また、この間のナンセイ闘争を支援していただいた関生支部の各ブロック組合員に感謝します。
この裁判所の判決を武器に、ナンセイ闘争を勝利解決するために全力を尽くします。今後ともご支援ご協力をお願いします。

滋賀 恐喝未遂事件
第12回 公判
日時：2019年3月25日　10：00～17:00
第13回 公判
日時：2019年3月26日　13：10(変更)～17:00
第14回 公判
日時：2019年3月27日　13：10(変更)～17:00
第15回 公判
日時：2019年3月28日　13：10(変更)～17:00
場所：大津地方裁判所
大阪 威力業務妨害事件
第2回 公判
日時：2019年5月15日　10：00～
場所：大阪地方裁判所 大法廷 201
滋賀 大津生コン協組 威力業務妨害事件
第2回 公判
日時：2019年4月2日　11：00(変更)～
場所：大津地方裁判所

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ
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連帯ユニオン、小谷野 毅、葛西 映子、安田 浩一、里見 和夫、永嶋 靖久(著)
内容紹介
レイシスト（差別主義者）を使って組合破壊をしかける協同組合、ストライキを「威力業務妨害」、職場のコンプライアンス違反の告発を「恐喝」、抗議を「強要」、組合活動を「組織犯罪」、労働組合を「組織犯罪集団」と言い換えて不当逮捕する警察。
いま、まっとうな労働運動に加えられている資本による攻撃と「共謀罪のリハーサル」ともいえる国家権力による弾圧の本質を明らかにする！
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