万博協会に「持続可能性に配慮した調達コードに係わる通報・6回目」
関生支部は12月16日、万博協会(咲洲庁舎)に「持続可能性に配慮した調達コードに係わる通報」を行いました。第1回2月13日、第2回3月13日、第3回3月29日、第4回5月28日、第5回9月17日に続く第6回目の通報です。
「第6回目の通報」
第4回目までは、万博協会の担当職員と日程調整して面談を続けてきましたが、今回の第5回目の通報は、この間の面談で議論し、万博協会の担当者からの指摘を受け、それを充足(修正・挿入)した書面を通報窓口に担当者宛にメール送信しました。万博協会の担当職員は、必要であれば面談を行うとしています。
「処理開始案件の審査が行われる?」
今回の通報は、万博協会から「通報受付対応事務局および通報対応アドバイザー」と検討したところ処理手続きを開始するか否かを判断するためとして、追加情報(3項目の質問)の提供を求められたことから、通報者(関生支部)は12月16日、万博協会に対して回答を提出。万博協会側は、通報者(関生支部)の回答書面を受領したと返事がありました。
万博協会は今後、通報フォームを受領してから処理開始案件の審査が行われるとしています。
「通報の概要がウェブサイトで公開される」
万博協会の担当職員から9月18日、受領したことに加えて「今後、原則として5営業日以内に、本通報が、公益社団法人2025日本国際博覧会協会『持続可能性に配慮した調達コードに係わる通報』に係わる通報受付窓口において処理対象となるか否かを、審査及び決定します」と返信がありました。
また、「貴殿の通報の概要は、ウェブサイトにて公開されることとなります」とも添えられていました。
「新たにウェブサイトが開設した」
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会「持続可能性に配慮した調達コードに係わる通報」受付対応要領が、ホームページにアップされています。ぜひ、ご覧になってください。
新たに7月3日から、博覧協会「持続可能性に配慮した調達コード」のウェブサイトが開設していますので、こちらもご覧ください。 ココをクリック
持続可能性に配慮した調達コード(第3版)の6ページ「1.趣旨」には、「世界人権宣言」や「国連ビジネスと人権に関する指導原則」「SDGSの実現に向けて」など具体的な内容が記載されています。
加茂生コン事件差し戻し審完全無罪判決を獲得するべく、12月17日から新たに加茂生コン事件署名活動がスタートしました。
京都事件については団体署名でしたが、加茂生コン事件については各地の要望をふまえて個人と団体の2種類の署名活動に取り組むことになりました。
「関西生コンを支援する会」は、署名活動用に加茂生コン事件とはなにかを描いたニュース号外(漫画新聞)を発行しています。
提 出 先:大阪高等裁判所第3刑事部
署名の種類:団体署名と個人署名の2種類
署名用紙は、団体署名 ココをクリック 個人署名 ココをクリック
集約と提出:第1次集約 1月末日
第2次集役 2月末日
最終週役 3月末日
送 り 先:〒101ー0062
東京都千代田区神田駿河台3ー2ー11 連合会館
フォーラム平和・人権・環境気付
関西生コンを支援する会 ホームページ ココをクリック
TEL:03ー5289ー8222
労働組合活動を犯罪扱いさせてはなりません
「京都事件」は、ベスト・ライナー、近畿生コン、加茂生コンの3つの事件(労働争議)を併合審理する刑事裁判です。労働争議の解決金を受領したことが「恐喝」とされています。
争議解決にあたって、会社側に解雇期間中の未払い賃金、雇用保障、組合の闘争費用などを解決金として支払わせることは、裁判所や労働委員会でも当然の実務として定着しています。ところが、警察・検察は、関生支部は労働組合を名乗る反社会勢力で、金銭目当てで活動してきたそんなストーリーで前代未聞の事件を仕組んだのです。
企業の団結権侵害に対する抗議行動や団体行動を犯罪扱いする警察・検察の暴挙を許せば、憲法28条が保障した労働基本権がなかった時代への逆戻りです。裁判所は毅然たる姿勢で無罪判決を出すべきです。すべての労働組合のみなさまに署名活動へのご協力をよびかけます。
署名活動の実施要領
提 出 先:京都地方裁判所第2刑事部
署名の種類:団体署名を実施します(個人署名ではありません)
署名用紙は、 ココをクリック
集約と提出:第1次集約 9月末日(10月中旬提出)
第2次集役 10月末日(11月中旬提出)
最終週役 11月末日(12月中旬提出)
送 り 先:〒101ー0062
東京都千代田区神田駿河台3ー2ー11 連合会館
フォーラム平和・人権・環境気付
関西生コンを支援する会 ホームページ ココをクリック
TEL:03ー5289ー8222
ー 報告 ー
12月19日、京都事件の無罪判決を求める署名994団体分を京都地裁第2刑事部に提出した。署名提出には京滋実行委員会共同代表の稲村守さん、きょうとユニオンの服部恭子さん、弁護団の永嶋靖久弁護士が同行した。(写真)総選挙があり集約が遅れていたが、この日提出したのは第2次集約分。このほか約500団体分が届いており、12月末日で締め切り年明け早々にも提出する予定。
ご協力いただいた団体の方にお礼申し上げます。
【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
▼Spotify ココをクリック
▼Apple ココをクリック
▼Amazon ココをクリック
関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック
第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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ー 公判予定 ー
12月はありません |
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