「ワールドリンク闘争・デモ行進」関西ゼネラル支部

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「ワールドリンク社の不当労働行為糾弾!組合員の解雇撤回!」を掲げたデモ行進(主催、連帯ユニオン関西ゼネラル支部)が4月15日、大阪市中央区高麗橋のオフィス街で開催され、24人の闘う労働者・市民が結集しました。

「ワールドリンク社の不当労働行為糾弾」

ワールドリンク闘争・デモ行進は3回目を数えます。大阪市中央区・東横堀川公園を出発し、高麗橋のワールドリンク社が入居するビルの前を通るコースです。
関西ゼネラル支部・武谷副委員長の開始宣言でデモ行進はスタート。関西ゼネラル支部の組合員が横断幕を掲げ、24人の仲間の旗や幟がはためくデモ隊。関西ゼネラル支部の組合員のアジテーションと関生支部組合員のデモコール。デモ隊の「ワールドリンク社の不当労働行為糾弾!」「ワールドリンク社は組合員の解雇を撤回せよ!」などのシュプレヒコールは、オフィス街を行き交う会社員らから注目を集めました。

「組合員の解雇を撤回させるまで闘う」

解散地点では、関西ゼネラル支部の組合員が「組合員の解雇を撤回するまで闘う!ワールドリンク闘争に勝利するまで闘う!」と決意表明のコールでデモ行進は終了。「お疲れさまでした!」と参加者全員が本日の行動を確認してお開きとなりました。

「駆けつけててくれた多くの仲間に感謝します」

平日の午後という時間にもかかわらず、デモ行進に駆けつけてくれた、関西ネット、おおさかユニオンネットワーク、関西労組交流センターをはじめとする仲間のみなさんに感謝します。
関西ゼネラル支部は、ワールドリンク闘争の完全勝利をめざして闘います。引き続きのご支援をお願いします。

※ワールドリンク闘争とは
㈱ワールドリンクは、大阪市中央区高麗橋にあり、病院などに医療用品を納入したり、イベントの際にバスの送迎を行っている会社。会社は、2023年10月26日付けで、同社に勤務していたAさんを解雇しました。
会社は、Aさんを解雇する以前から、労働組合を敵視し、団体交渉拒否や組合員への嫌がらせを繰り返してきました。

「労働委員会が不当労働行為を認定した」

大阪府労働委員会に救済申立した事件では、関西ゼネラル支部の主張が認められ、労働委員会はワールドリンク社の行為を不当労働行為と認定し、救済命令を出しました。

「解雇撤回、闘争勝利するまで闘う」

現在、大阪地裁で地位確認を求めて争っています。法廷闘争とあわせて現場行動を展開します。皆さんのご支援とご協力をお願いします。

真相はこれだ!関生事件 無罪判決!【竹信三恵子の信じられないホントの話】20250411【デモクラシータイムス】
ご存じですか、「関西生コン」事件。3月には、組合の委員長に対して懲役10年の求刑がされていた事件で京都地裁で完全無罪判決が出ました。無罪判決を獲得した湯川委員長と弁護人をお呼びして、竹信三恵子が事件の真相と2018年からの一連の組合弾圧事件の背景を深堀します。 今でも、「関西生コン事件」は、先鋭な、あるいは乱暴な労働組合が強面の不法な交渉をして逮捕された事件、と思っておられる方も多いようです。しかしそうではありません。企業横断的な「産別組合」が憲法上の労働基本権を行使しただけで、正当な交渉や職場環境の改善運動だったから、強要や恐喝など刑事事件には当たらないものでした。裁判所の判断もこの点を明確にしています。では、なぜ暴力的組合の非行であるかのように喧伝され、関西全域の警察と検察が組織的に刑事事件化することになったのか、その大きな背景にも興味は尽きません。 tansaのサイトに組合員お一人お一人のインタビューも連載されています。ぜひ、どんな顔をもった、どんな人生を歩んできた人たちが、濡れ衣を着せられ逮捕勾留されて裁判の法廷に引き出されたのかも知っていただきたいと思います。
動画閲覧できます ココをクリック

増補版 賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国

竹信三恵子 (著) 旬報社 – 2025/1/30

勝利判決が続く一方で新たな弾圧も――
朝⽇新聞、東京新聞に書評が載り話題となった書籍の増補版!関生事件のその後について「補章」を加筆。
1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけだ。そんな中、関西生コン労組は、労組の活動を通じて、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も、実現した。そこへヘイト集団が妨害を加え、そして警察が弾圧に乗り出した。
なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。迫真のルポでその真実を明らかにする。初版は2021年。本書はその後を加筆した増補版である。
◆主な目次
  はじめに――増補にあたって
  プロローグ
  第1章 「賃金が上がらない国」の底で
  第2章 労働運動が「犯罪」になった日
  第3章 ヘイトの次に警察が来た
  第4章 労働分野の解釈改憲
  第5章 経営側は何を恐れたのか
  第6章 影の主役としてのメディア
  第7章 労働者が国を訴えた日
  エピローグ
  補章 反攻の始まり
  増補版おわりに

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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ー 公判予定 ー

5月22日    大津1次事件控訴審      大阪高裁   14:30~
   6月 9日        大津2次事件(判決)           大阪高裁 14:30~