憲法違反の保釈条件取り消せ
全国からの団体署名1857通を提出

9/28和歌山地裁、9/29大津地裁

組合活動を禁止する保釈条件取り消しを求める団体署名を9月28日和歌山地裁、同29日大津地裁に提出した。

平和フォーラムの藤本泰成共同代表は「短期間にこれだけの署名が集まったのは、全国の労働組合や市民団体が強い危機感をもってこの問題を受け止めているからだ。その意味を真剣に受け止め、ただちに保釈条件を改めるべきだと担当裁判官に伝えてほしい」と申し入れた。
7月から開始した署名活動には、平和フォーラムの各地方組織や自治労、日教組、全港湾をはじめとする単産、I女性会議など市民団体が積極的なとりくみをすすめてくれた。また、29日は滋賀、京都の労組、市民団体が抗議集会を開いてくれた。心から感謝申し上げたい。
また、署名提出の2日前、京都新聞がこの問題を取り上げる記事を掲載した。

予断と偏見

それにしても裁判所の対応はひどかった。事前に申し入れていたのに裁判所総務課のカウンター前で立ち話で済ませようとする。失礼ではないかと抗議されて打ち合わせデスクで申し入れを聞くようになったが、大津地裁はヘラヘラ笑い、「はい、はい、はい」を連発して見下した態度をとった。組合側からたしなめられて慌てて真顔になったが、職員個人の資質というより、裁判所がどれほど予断と偏見をもって労働組合をみているかのあらわれだというほかない。より強く、広く、大きな運動と世論をつくらねばと痛感させられた。

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組合活動の禁止を「保釈許可条件」とする裁判所。
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