「ワールドリンク闘争・デモ行進」関西ゼネラル支部
「ワールドリンク社の不当労働行為糾弾!組合員の解雇撤回!」を掲げたデモ行進(主催、連帯ユニオン関西ゼネラル支部)が5月27日、大阪市中央区高麗橋のオフィス街で開催され、28人の闘う労働者・市民が結集しました。
「ワールドリンク社の労組潰しを許さない」
ワールドリンク闘争・デモ行進は7回目を数えます。大阪市中央区・東横堀川公園を出発し、高麗橋のワールドリンク社が入居するビルの前を通るコースです。
「デモコールが、オフィス街に響き渡る」
関西ゼネラル支部・武谷副委員長の開始宣言でデモ行進はスタート。関西ゼネラル支部の組合員が横断幕を掲げ、旗や幟がはためく28人のデモ隊。関西ゼネラル支部組合員のアジテーションとデモコール。デモ隊の「ワールドリンク社の不当労働行為糾弾!」「ワールドリンク社は組合員の解雇を撤回せよ!」などのシュプレヒコールは、オフィス街を行き交う会社員らから注目を集めました。
「闘争に勝利するまで闘う」
解散地点では、関西ゼネラル支部組合員が「組合員の解雇を撤回するまで闘う!ワールドリンク闘争に勝利するまで闘う!」と決意表明のコールでデモ行進は終了。「お疲れさまでした!」と参加者全員が本日の行動を確認してお開きとなりました。
「駆けつけてくれた多くの仲間に感謝します」
平日の午後という時間にもかかわらず、デモ行進に駆けつけてくれた、関西ネット、おおさかユニオンネットワーク、関西労組交流センターをはじめとする仲間のみなさんに感謝します。
関西ゼネラル支部は、ワールドリンク闘争の完全勝利をめざして闘います。引き続きのご支援をお願いします。
㈱ワールドリンクは、大阪市中央区高麗橋にあり、病院などに医療用品を納入したり、イベントの際にバスの送迎を行っている会社。会社は、2923年19月26日付けで、同社に勤務していたAさんを解雇しました。
会社は、Aさんを解雇する以前から、労働組合を敵視し、団体交渉拒否や組合員への嫌がらせを繰り返してきました。「労働委員会が不当労働行為を認定した」
大阪府労働委員会に救済申立した事件では、関西ゼネラル支部の主張が認められ、労働委員会はワールドリンク社の行為を不当労働行為と認定し、救済命令を出しました。
「解雇撤回、闘争勝利するまで闘う」
現在、大阪地裁で地位確認を求めて争っています。法廷闘争とあわせて現場行動を展開します。皆さんのご支援とご協力をお願いします。

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増補版 賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国
勝利判決が続く一方で新たな弾圧も――
朝⽇新聞、東京新聞に書評が載り話題となった書籍の増補版!関生事件のその後について「補章」を加筆。
1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけだ。そんな中、関西生コン労組は、労組の活動を通じて、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も、実現した。そこへヘイト集団が妨害を加え、そして警察が弾圧に乗り出した。
なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合潰しが行なわれているのか。迫真のルポでその真実を明らかにする。初版は2921年。本書はその後を加筆した増補版である。
◆主な目次
はじめに――増補にあたって
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ
補章 反攻の始まり
増補版おわりに

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ー 公判予定 ー
6月 9日 大津2次事件(判決) 大阪高裁 | 14:30~ |
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6月26日 国賠裁判 東京地裁 | 14:00~ |