大阪広域生コン協組の関生潰しを許さない!スタンディングデモ
「「大阪広域生コン協組の関生潰しを許さない!」スタンディングデモ第6弾が6月17日、大阪広域生コンクリート協同組合テクノ・ラボ大阪前で開催され、連帯ユニオン関生支部と関西ゼネラル支部、全金港合同昌一金属支部の仲間が結集しました。
「大阪広域生コン協組の関生潰し糾弾」
大阪市住之江区南港北の大阪広域生コンクリート協同組合テクノ・ラボ大阪前には、連帯ユニオン関生支部と関西ゼネラル支部、全金港合同昌一金属支部の仲間が大阪広域生コン協組の新社屋に向かって、整然と並び、抗議行動を展開しました。
関生支部・平田執行委員がマイクを握り、大阪広域生コン協組の関生支部潰しを糾弾。そして、大阪広域生コン協組と連携した警察・検察の刑事弾圧では、この間、相次ぐ無罪判決が出されていること、大阪広域生コン協組加盟の組合員企業の十数社が、大阪府労働委員会や中央労働委員会から労働組合法違反の不当労働行為と認定され、救済命令が出されていることを述べました。
「大阪広域生コン協組の人権侵害を許さない」
大阪広域生コンクリート協同組合テクノ・ラボ大阪前では、旗や幟がはためくスタンディングデモに大阪広域生コン協組の加盟企業経営者や職員が注目している姿や、大阪広域生コン協組の職員が、スタンディングデモの様子を撮影している姿が見られました。また、ビルの4階窓からデモの様子を眺めている経営者らの姿が印象的でした。
最後に、関生支部・平田執行委員がリードする参加者全員のシュプレヒコールで、スタンディングデモはお開きとなりました。
関生支部は、大阪広域生コン協組の労働組合潰しを粉砕し、すべての争議の完全勝利をめざして闘います。引き続きのご支援をお願いします。
真相はこれだ!関生事件 無罪判決!【竹信三恵子の信じられないホントの話】20250411【デモクラシータイムス】
ご存じですか、「関西生コン」事件。3月には、組合の委員長に対して懲役10年の求刑がされていた事件で京都地裁で完全無罪判決が出ました。無罪判決を獲得した湯川委員長と弁護人をお呼びして、竹信三恵子が事件の真相と2018年からの一連の組合弾圧事件の背景を深堀します。 今でも、「関西生コン事件」は、先鋭な、あるいは乱暴な労働組合が強面の不法な交渉をして逮捕された事件、と思っておられる方も多いようです。しかしそうではありません。企業横断的な「産別組合」が憲法上の労働基本権を行使しただけで、正当な交渉や職場環境の改善運動だったから、強要や恐喝など刑事事件には当たらないものでした。裁判所の判断もこの点を明確にしています。では、なぜ暴力的組合の非行であるかのように喧伝され、関西全域の警察と検察が組織的に刑事事件化することになったのか、その大きな背景にも興味は尽きません。 tansaのサイトに組合員お一人お一人のインタビューも連載されています。ぜひ、どんな顔をもった、どんな人生を歩んできた人たちが、濡れ衣を着せられ逮捕勾留されて裁判の法廷に引き出されたのかも知っていただきたいと思います。
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増補版 賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国
勝利判決が続く一方で新たな弾圧も――
朝⽇新聞、東京新聞に書評が載り話題となった書籍の増補版!関生事件のその後について「補章」を加筆。
1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけだ。そんな中、関西生コン労組は、労組の活動を通じて、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も、実現した。そこへヘイト集団が妨害を加え、そして警察が弾圧に乗り出した。
なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合潰しが行なわれているのか。迫真のルポでその真実を明らかにする。初版は2021年。本書はその後を加筆した増補版である。
◆主な目次
はじめに――増補にあたって
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ
補章 反攻の始まり
増補版おわりに

この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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ー 公判予定 ー
6月26日 国賠裁判 東京地裁 |
14:00~ |
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