「威力業務妨害事件(大津協・湖東協)公判、大津地裁」

連帯ユニオン関西地区生コン支部の権力弾圧をめぐり5月28日、大津地裁で威力業務妨害事件の公判が開かれました。本日は、検察側の証人尋問です。
公判終了後、弁護団から本公判のまとめと今後の方針が提起されました。
弁護団代表の太田弁護士のまとめ(抜粋)
本日の公判で検察側は、業務に支障をきたす業務妨害があったと言うが、そんなことはない。また、激しい言い合いをしたと主張するが、全然していない。
(現場の組合員は)「すんませーん。監督さーん。車検証はってませんけど、あかんのんちゃいますのー?」との口調であり、どこが「威力」なのか?
「威力」とは、人の意思を制約する、抑圧する、押さえつけるなどの勢いがなけらばならない。(今回の件では、)全然そんなこと(様子)はない。
検察側の証人は、ずーっとつきまとって現場(作業)を妨害した、業務に支障を来したと主張(証言)しているが、そのようなことはない。午前中の方(証人)は、言い合いしたと主張(証言)しているが、言い合いなどしていない(撮影されていない)。こちら側(組合側)は、全て撮影している。その映像を見れば、いかにコンプライアンス活動が(組合員の発言が)ソフトか、正しい活動をしているかがよくわかる。次回の公判を楽しみにしていただきたい。

以上のようにまとめてくれました。太田弁護士に感謝します。ありがとうございます。
このように、公判の中で警察・検察が描いているストーリーが崩されつつあります。支援者のみなさんや関生支部の組合員は、次回の公判の傍聴に臨みましょう。

関西生コン弾圧事件ニュース NO.7 PDF

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ
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署名のお願い
滋賀県警本部長あて〈団体署名〉PDF
大津地方裁判所長あて〈団体署名〉PDF
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大阪地方裁判所長あて〈団体署名〉PDF
大阪地方裁判所長あて〈個人署名〉PDF
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第3次集約 5月末日(6月中旬提出)
●署名の送り先
〒111-0051
東京都台東区蔵前3-6-7 蔵前イセキビル4F
全日本建設運輸連帯労働組合中央本部
●電話番号:03-5820-0868

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連帯ユニオン、小谷野 毅、葛西 映子、安田 浩一、里見 和夫、永嶋 靖久(著)
内容紹介
レイシスト(差別主義者)を使って組合破壊をしかける協同組合、ストライキを「威力業務妨害」、職場のコンプライアンス違反の告発を「恐喝」、抗議を「強要」、組合活動を「組織犯罪」、労働組合を「組織犯罪集団」と言い換えて不当逮捕する警察。
いま、まっとうな労働運動に加えられている資本による攻撃と「共謀罪のリハーサル」ともいえる国家権力による弾圧の本質を明らかにする!
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