国鉄分割・民営化による不当解雇から33年「2.15国鉄集会」

国鉄分割・民営化による不当解雇から33年「2.15関西国鉄集会」が2月15日、大阪市立港区民センターで開催され、150名を超える闘う仲間が結集しました。
集会は、司会の八尾北医療センター労働組合の代表者が「地域破壊の攻撃に対して最後まで闘う」との決意表明で始まりました

「国鉄闘争を勝利するまで闘う」

主催者あいさつでは、全国金属機械労働組合港合同の中村委員長が「分割民営化によって国鉄労働者が苦しめられた。港合同は、倒産争議を自主生産で闘い抜いた。33年にわたる国鉄1047名の解雇撤回闘争を勝利するまで共に闘おう」と話されました。

「反転攻勢の闘いが始まった」

動労西日本の東元近畿支部長は、基調報告として「労組なき社会を狙う攻撃、関西生コン支部への大弾圧を許さない反転攻勢の闘いが始まった。国鉄分割民営化による1047名解雇撤回闘争を勝利するまで闘い、安倍政権を打倒する。当面は、20春闘をストライキで闘い勝利し、改憲・戦争を阻止するために街頭に出て行動を展開する」と述べ、闘う労働組合の仲間と共に闘う決意を述べられました。

「ストライキや抗議行動を展開しよう」

関生支部代表者の特別報告では、2018年から始まった弾圧に対して、仲間の皆さんからの物心両面にわたる支援にお礼を述べたあと、関生支部の産業別運動を紹介、運動が前進すると権力弾圧が仕掛けられること。2018年から始まった刑事弾圧の不当性や違法性の実態、警察・検察・裁判所が連携する資本と権力が一体となった産業別労働運動つぶし、労働組合つぶしの背景や本質などが報告されました。
最後に「今春闘では、要求実現に向けてストライキを打ち抜いて欲しい。権利侵害を受けている仲間に対して、現場行動を展開して欲しい。それが関生支部弾圧への支援になる。当事者として私たちは、長期勾留されている仲間を奪還し、権力弾圧を粉砕ずるまで闘う。引き続きの支援をお願いしたい」と述べました。

「現場で果敢に闘う仲間の報告と決意」

各代表者の決意表明では、奈良市従、関西合同労組、大阪市職、高槻医療福祉労働組合、日教組奈良市、学生から職場や地域、学校で果敢に闘っている現場の現状報告と今後の闘争方針が示されました。
動労西日本の橘氏のまとめでは「国鉄1047名の解雇を撤回し、JRに採用させる。関西生コン支部への弾圧を打ち破り、労働基本権解体・労組なき社会つくりを許さない。安倍政権の改憲攻撃と闘う」など今後の闘争方針が提起され、参加者全員の団結がんばろうで集会は閉会しました。

大阪府労働委員会で組合側の完全勝利命令!

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ 
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