威力業務妨害事件(大阪第2次弾圧)公判
連帯ユニオン関西地区生コン支部への権力弾圧をめぐる公判(大阪第2次弾圧事件)が2月27日、大阪地裁で開かれました。
急遽6人の警察官への審問が…
当初の予定から急遽変更となり6人の警察官への尋問が行われた。午前の4名はiPhoneの解析ツールソフトを使用し、家宅捜索で押収したiPhoneのデータを抽出・出力・印字した人。主尋問もほぼ同じような内容で、手順や、誰に指示されたのかなどを証言した。
午後の1人目は、被疑者の割り出し・捜索差し押さえ・裏付け捜査の責任者をしていた警察官。押収物についてや、組合事務所で家宅捜査をした時の証言などをしていたが、検察官がかなり誘導していたように感じた。最後の証人は、午前中に証言した警察官達に指示した押収品・証拠品の管理責任者。
証人尋問のあと、証拠品関係の手続きを行った。検察からの証拠として、2017年の関生支部結成の日の集いで、事件とされているストライキについて、「運賃の値上げが目的で未組織もみんな止める」と委員長が発言している映像が出された。ストライキの目的が、産業別労働組合による運賃の値上げだと今までこちらが主張してきた内容の証拠になるのではないかと感じた。
まとめ、N執行委員
今日急遽、府警本部の人間の尋問が入った。捜査の調書を出している部分について、尋問しないといけないそうだ。今回の6名は捜査調書を出している人間。それと新たに書類関係を出している部分のやり取りを行った。
来月19日の公判には七牟礼副委員長の尋問が決定した。元々、O執行委員も予定していましたが、それはまだ今日の段階で決まっていない。確実なのは七牟礼副委員長だけである。
次の19日の公判で武委員長と私がおそらく分離される。委員長は滋賀と大阪は併合という手続きで終わっているが、京都の事件があるで、京都と併合。私は、大阪の審問が終わっているので、滋賀に併合するという流れ。ただ、滋賀の裁判が全然進んでいないので、どうなるかはわからない。大阪で判決を受けるのはYさん(元副委員長)だけという形になる。
3月16日の大阪第1次弾圧事件の裁判で、私が尋問される予定である。
「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ
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労働組合やめろって警察にいわれたんだけどそれってどうなの(憲法28条があるのに…) 単行本 – 2020/3/6
連帯ユニオン、葛西 映子、北 建一、小谷野 毅、宮里 邦雄、熊沢 誠、海渡 雄一、鎌田 慧、竹信 三恵子(著)お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
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