威力業務妨害事件（大阪第1次弾圧事件）公判、大阪地裁

「威力業務妨害事件（大阪第1次弾圧事件）、大阪地裁」

連帯ユニオン関西地区生コン支部への権力弾圧をめぐる公判（大阪第1次弾圧事件）が2月17日、大阪地裁で開かれました。

まとめ、喜多弁護士

今は基本的に警察官の立証が一通り終わって、今度はこちらの立証を一通り進めていくという段階。事件は、宇部三菱の大阪港サービスステーションの事件と中央大阪生コン事件です。

今日は、弁護側がこれから事実関係を立証していくか、どんな主張をしていくかということを説明するという機会だった。

中央大阪生コンの関係に関しては、ずっと中央大阪生コンは全員が組合員である近酸輸送という会社が生コン輸送を担っていたわけです。しかし、ストの前日に中央大阪生コンの敷地内で車庫証明を取って停めていたミキサー車を全て出せということを要求してきた。これは「もしかしたらストを機会に専属輸送の契約を切ってくるのではないか」と予想され、そうすると組合員の就労の場が失われるという危機感をもつ。そこで特別に、中央大阪生コンに対してはストを解除して明日も輸送させてもらうということで敷地からミキサー車を出した。

翌日中央大阪生コンにに行きと、中央大阪生コンの従業員たちが入らせてくれずに、北神戸運輸という別の輸送会社に委託を始めたみたいなことに対し、「うちらに専属輸送契約があるのだから入れさせろ。運ばせろ」とNK執行委員たちが先頭に立って要求した。「専属輸送契約があるにも関わらず北神戸運輸が入ってくるな」と抗議をしました。そういったことでお互いの主張がぶつかって言い合うという混乱状況であったため、北神戸運輸のミキサー車も入りづらかったというだけの話。

本来なら民事上の要求、当然こちら専属輸送契約があるのだから、要求するのは当然の話である。それを中央大阪生コンが拒める理由はどこにもない。近酸運輸のミキサー車を入れさせないようにしたから混乱が生じて、北神戸運輸のミキサー車がなかなか入られなかったとしても、犯罪になるようなことではないということを今後立証していく。

大阪府労働委員会で組合側の完全勝利命令！

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ　
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