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MBSドキュメンタリー映像24
労組と弾圧~関西生コン事件を考える~

TVer配信決定
4月9日正午からTVerで配信されることが決定しました。
(配信期間は16日11:59まで)

関生支部 JR和歌山駅前での宣伝活動

関生支部は3月28日、JR和歌山駅前で「和歌山県広域生コン協組は、団交に応じろ!関生支部に謝罪しろ!」などを掲げた宣伝活動を展開しました。

「和歌山県生コン協組は団交に応じ、関生支部に謝罪しろ」

JR和歌山駅前では、武谷副委員長が右手にマイクを握り、左手に組合旗を掲げながら、「和歌山県広域生コン協組の理事長が暴力団関係者を使って組合活動を妨害したことで、関生支部が、和歌山県広域生コン協組に抗議したことが、威力業務妨害などと刑事事件になったが、大阪高裁で無罪判決が出た」「関生支部との団体交渉に応じない、和歌山県広域生コン協組に対して、労働委員会に救済申立をした」ことなどを訴えました。
JR和歌山駅前の歩行者道路では、関生組合員が関生支部の機関紙「くさり」を会社員や市民らに配布しました。

「高校生らが『くさり』を受け取り、『ありがとうございます』」

武谷副委員長の訴えを聴き入っている市民や横断幕を見つめる市民の姿が見られました。
JR和歌山駅前では、「くさり」を受け取った女性や男性の市民から「がんばって下さい!」「お疲れさま」「ありがとうね」などの激励がありました。
女性や男性の高校生が「くさり」を受け取り、「ありがとうございます。しっかり読ませてもらいます!」と言っていたのが印象的でした。
午前9時ころから約1時間の行動でしたが、JR和歌山駅前を行き交う会社員や市民らにアピールすることができました。「くさり」は50部の配布でした。引き続き、JR和歌山駅前での宣伝活動を展開します。

※大阪広域生コン協組と和歌山県広域生コン協組らがレイシストや暴力団関係者らを使った労働組合潰しとは。
「控訴審、逆転無罪判決!」
2023年3月6日、大阪高等裁判所は、連帯ユニオン・関生支部の役員3名全員について逆転無罪判決を言い渡しました。この事件は、暴力団に属していた人物が、連帯ユニオン・関生支部の事務所を監視する行為を行っていたことが発端となっています。この暴力団関係者を関生支部組合事務所に差し向けたのは、和歌山県広域生コンクリート協同組合(以下、和歌山県広域生コン協組)の丸山克也理事長である可能性が高いとみて、丸山氏に事実確認を求めました。暴力団関係者によって関生支部の団結権が侵害されたのですから、私たちがその事実経過について確認するための行動を行うことは憲法によって保障された正当な行為です。
ところが警察・検察は、丸山理事長に事実確認を求める行為が威力業務妨害罪、強要未遂罪に該当するとして、不当にも逮捕、起訴してきたのです。
一審和歌山地裁は検察官の主張を鵜呑みにし、役員3名を有罪としました。しかし、大阪高等裁判所は、一審判決を厳しく批判し、役員3名全員を無罪としたのです。
大阪高裁は、「関生支部と広域協(和歌山県広域生コン協組)が対立している状況下で、広域協(和歌山県広域生コン協組)と同県下の暴力団関係者が事務所の調査に訪れたのであれば、関生支部として、広域協(和歌山県広域生コン協組)の実質的運営者である丸山の関与を疑うのは当然である」としました。
さらに、「高島(暴力団関係者)らは広域協の高井(暴力団関係者)の指示により関生支部事務所の調査を行っていたもので、同指示が丸山の意向を受けたものと認められることからすれば、前記疑い(丸山理事長が関与している疑い)を誤りとはいえない」としました。
そして、丸山理事長に対して事実確認を求める関生支部の活動が威力業務妨害罪や強要未遂罪にあたるとすることには疑問があると判断したのです。
大阪高裁は、さらに関生支部が産業別労働組合であると認定したうえで、次のように判断しました。「産業別労働組合である関生支部は、業界企業の経営者・使用者あるいはその団体と労働関係上の当事者に当たるというべきだから、憲法28条の団結権等の保障を受け、これを守るための正当な行為は、違法性が阻却される」としたのです。「暴力団関係者を使い、労組役員を脅したり労組活動を妨害した丸山理事長」
そして、「本件の発端は、生コン事業者(使用者)の協同組合である広域協(和歌山県広域生コン協組)の意を受けた元暴力団員らが、関生支部事務所の調査を行い、ビデオカメラで撮影し、「在籍確認や」「武谷おるか」などと組合員らを監視したり、圧力をかけたりする行為におよんだことにある」としました。そして、「このような行為が、関生支部の団結権を大きく脅かすものであることは明らかで、関生支部幹部等が、その首謀者と目する広域協(和歌山県広域生コン協組)の実質的運営者である丸山の下へと抗議等に赴くことは、それが暴力の行使を伴うなど不当な行為におよぶものでない限り、労働組合が団結権を守ることを目的とした正当な行為」であるとして、役員3名全員について無罪としたのです。
人権問題を考えるシンポジウム開催決定!
開催日:2024年4月27日(土)
時 間:13:30~15:30
場 所:エルおおさか本館7階701
テーマ:国連の人権機関からみた日本の人権問題
講 師:ヒューライツ大阪 藤本 伸樹さん
主 催:連帯ユニオン 関西地区生コン支部
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関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん) いまも各地で上映会がひらかれている。

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関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。
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