大阪広域生コン協組の関生潰しを許さない!スタンディングデモ

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真相はこれだ!関生事件 無罪判決!【竹信三恵子の信じられないホントの話】 ココをクリック
無罪!関西生コン委員長に判決【探査報道最前線】ココをクリック
反弾圧シンポジウム福島・新潟開催! 5月23日 福島小名浜公民館 詳しくは ココをクリック
5月24日 新潟万代市民会館 詳しくは ココをクリック

「大阪広域生コン協組の関生潰しを許さない!」スタンディングデモ第2弾が5月14日、大阪広域生コンクリート協同組合テクノ・ラボ大阪前で開催され、連帯ユニオンの関生支部の仲間が結集しました。

「大阪広域生コン協組は人権侵害を放置するな」

大阪市住之江区南港北の大阪広域生コンクリート協同組合テクノ・ラボ大阪前には、連帯ユニオン関生支部の仲間が大阪広域生コン協組の新社屋に向かって、整然と並び、抗議行動を展開しました。
関生支部・武谷副委員長がマイクを握り、大阪広域生コン協組の関生支部潰しを糾弾。そして、大阪広域生コン協組と連携した警察・検察の刑事弾圧では、この間、立て続きに無罪判決が出されていること、大阪広域生コン協組加盟の組合員企業の十数社が、大阪府労働委員会や中央労働委員会から労働組合法違反の不当労働行為と認定され、救済命令が出されていることを述べました。

「経営者や職員から注目を集めたデモコール」

大阪広域生コンクリート協同組合テクノ・ラボ大阪前では、旗や幟がはためくスタンディングデモに大阪広域生コン協組の加盟企業経営者や職員が注目している姿が見られました。
最後に、武谷副委員長がリードするシュプレヒコールを参加者全員が唱和して、この日のスタンディングデモを終えました。
関生支部は、大阪広域生コン協組の労働組合潰しを粉砕し、すべての争議の完全勝利をめざして闘います。引き続きのご支援をお願いします。

反弾圧シンポジウム福島・新潟開催!  入場無料
5月23日
小名浜公民館 2階会議室 17:30開場 18:00開会
福島いわき市小名浜愛宕上7番地の2 ココをクリック

5月24日
万代市民会館 多目的ホール 13:30開場 14:00開会
新潟県新潟市中央区東万代町9-1 ココをクリック

2018年夏以来、労慟組合員のぺ81人が逮捕されのべ66人が起訴される戦後労働運動史上霰大の弾圧が仕掛けられた。
ターゲットにされだのは関西で生コンミキサー運転手らを組織し産業別労働運動を展開する全日本建設運輪連帯労祖関西地区生コン支部(関生支部)。組合のトップである湯川委員長と元委員長は640日以上にわたり勾留され 習察・検察による脱退勧奨など組合組織の切り崩しが行われた。捜査に当ったのは暴力団対策を行う組織犯罪対策課だ。
弾圧から7年
近くの歳月が経過し、のべ19名の無罪判決を勝ち取った。 有罪率99.9%といわれるこの国においてあり得ない数字であり、本件が「弾圧」に他ならないことを示している。一方で、大津地裁では湯川委員長に対して懲役4年の実刑判決も出されている。
全国の皆さまに国家権力による労働組合潰しの実態を知っていただき、連帯して弾圧を跳ね返していきたいと思います。ぜひご来場ください。
「不当労働行為企業に対する大阪市、地方行政の指導と措置について」の大阪市の回答 ココをクリック
真相はこれだ!関生事件 無罪判決!【竹信三恵子の信じられないホントの話】20250411【デモクラシータイムス】
ご存じですか、「関西生コン」事件。3月には、組合の委員長に対して懲役10年の求刑がされていた事件で京都地裁で完全無罪判決が出ました。無罪判決を獲得した湯川委員長と弁護人をお呼びして、竹信三恵子が事件の真相と2018年からの一連の組合弾圧事件の背景を深堀します。 今でも、「関西生コン事件」は、先鋭な、あるいは乱暴な労働組合が強面の不法な交渉をして逮捕された事件、と思っておられる方も多いようです。しかしそうではありません。企業横断的な「産別組合」が憲法上の労働基本権を行使しただけで、正当な交渉や職場環境の改善運動だったから、強要や恐喝など刑事事件には当たらないものでした。裁判所の判断もこの点を明確にしています。では、なぜ暴力的組合の非行であるかのように喧伝され、関西全域の警察と検察が組織的に刑事事件化することになったのか、その大きな背景にも興味は尽きません。 tansaのサイトに組合員お一人お一人のインタビューも連載されています。ぜひ、どんな顔をもった、どんな人生を歩んできた人たちが、濡れ衣を着せられ逮捕勾留されて裁判の法廷に引き出されたのかも知っていただきたいと思います。
動画閲覧できます ココをクリック

増補版 賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国

竹信三恵子 (著) 旬報社 – 2025/1/30

勝利判決が続く一方で新たな弾圧も――
朝⽇新聞、東京新聞に書評が載り話題となった書籍の増補版!関生事件のその後について「補章」を加筆。
1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけだ。そんな中、関西生コン労組は、労組の活動を通じて、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も、実現した。そこへヘイト集団が妨害を加え、そして警察が弾圧に乗り出した。
なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合潰しが行なわれているのか。迫真のルポでその真実を明らかにする。初版は2021年。本書はその後を加筆した増補版である。
◆主な目次
  はじめに――増補にあたって
  プロローグ
  第1章 「賃金が上がらない国」の底で
  第2章 労働運動が「犯罪」になった日
  第3章 ヘイトの次に警察が来た
  第4章 労働分野の解釈改憲
  第5章 経営側は何を恐れたのか
  第6章 影の主役としてのメディア
  第7章 労働者が国を訴えた日
  エピローグ
  補章 反攻の始まり
  増補版おわりに

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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ー 公判予定 ー

5月22日    大津1次事件控訴審      大阪高裁   14:30~
6月 9日     大津2次事件(判決)    大阪高裁 14:30~