「威力業務妨害事件第1回公判、大阪地裁」

連帯ユニオン関生支部の権力弾圧をめぐり、威力業務妨害事件の第1回公判が5月27日、大阪地裁で開かれました。

弁護団から、本公判のまとめと今後の方針の提起を受けました。
弁護団代表の位田弁護士は、裁判の傍聴支援に駆けつけた支援者のみなさんや関生支部の組合員に感謝の意を述べたあと、次のように述べました(抜粋)。
本日の公判は、武委員長、西山執行委員と元副委員長3人の2017年12月のゼネストが、威力業務妨害とされた事件の第1回公判。
3人の当事者は、本件のストライキの意義をかなりくわしく述べた。特に、武委員長は組合結成から今回の行動の意義を十分に語ってもらえた。傍聴席のみなさんも静かに聞いていただけたのではないかと思う。
また、西山さんたち2人も自分の思いをそれぞれ十分に語っていた。
裁判は、検察官による冒頭陳述などを経て証拠調べに入った。午前中は、ストに関して3人の発言を録音や撮影しているものを証拠として提出したものを取り調べた。午後からは、当日のスト現場でのやり取りを取り調べた。
こういった証拠を取り調べたので、「証拠隠滅」することはなくなった。早く(3人を)解放することを弁護団は求めていく。今日、この件だけで起訴された1人については、保釈を請求する。
次回は7月9日、2名の証人尋問を予定している。

裁判傍聴に駆けつけていただいた支援者のみなさんには感謝します。本当にありがとうございます。これからも大津地裁や大阪地裁と公判は続きますが、関生支部は、勾留されている仲間を取り戻し、権力弾圧を粉砕するまで闘います。支援者のみなさんには引き続きご支援ご協力をお願いします。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ
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第3次集約 5月末日(6月中旬提出)
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〒111-0051
東京都台東区蔵前3-6-7 蔵前イセキビル4F
全日本建設運輸連帯労働組合中央本部
●電話番号:03-5820-0868

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いま、まっとうな労働運動に加えられている資本による攻撃と「共謀罪のリハーサル」ともいえる国家権力による弾圧の本質を明らかにする!
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