セクハラ・パワハラ解雇をぶっとばせ!集会・第2弾

「セクハラ・パワハラ解雇をぶっとばせ!集会・第2弾」(共催、婦人民主クラブ全国協議会関西ブロック・関西労組交流センター)が11月20日、大阪PLP会館で開催され、100人超の闘う仲間が結集しました。連帯ユニオン・関西地区生コン支部からは、松尾聖子さんが参加しました。

「日本初のセクハラ裁判」

天気予報では雨の予定だった本日、女性パワーで吹き飛ばしたかのような秋晴れのぽかぽか陽気でした。この集会のメインは、日本初のセクハラ裁判を起こした晴野(はるの)まゆみさんの講演でした。まだセクハラという言葉すらなかった時代、昭和独特な社会的男女の差や裁判を起こして勝訴するまでの経緯をプロジェクターを使って丁寧にお話くださいました。加害男性の心ない言葉は、会場の女性たちがウンウンとうなづくことも多々あり、世の女性がいかに傷つき我慢してきたことが一層確認できました。数えきれない心無い言葉を名誉毀損では証拠が無いことから難しく、憲法で定められている『法の下の平等』を根拠に闘うことになったのです。裁判を起こすあたり、このセクハラ裁判は1986年に勝訴されているのですが、11年経った2000年当時はまだセクハラという言葉が知られ始めた程度で、私自身も朝の挨拶がてら、お尻を触られることは日常茶飯事でした。(この件は、まだ関生支部に未加盟の私でしたが関生支部役員だった園田さんが解決してくださいました)女性が我慢せずに声を上げて闘う姿勢が大切です。晴野さんは、『男女対立ではなく彼も男社会の被害者であり、世の男性の理解が必要』と最後を締めくくりました。

「女性と男性は団結して共に闘うことで、社会を変えて戦争をも止められる」

特別報告として、奈良市従の吉谷宏子さんは、先日の判決でパワハラ・セクハラを訴えたら、会社の信用を失墜する行為なのか?解雇してもいいのか?制裁を加えてもいいのか/と裁判所にまで女性の声に対して『黙れ!』との判決に、分断支配を突破して、女性と男性は団結して共に闘い、一緒に生きていける、社会を変えて戦争をも止められると話されていました。

「女性労働者を粗末に扱うパワハラ解雇」

レイバーユニオン福岡の松尾さんは、ニッセイの女性労働者を粗末に扱うパワハラ解雇の闘いについて、政府の社会保障の薄さから個人的に生命保険加入を誘導し、その保険料を国に流す悪質さ等を赤裸々に話されていました。

「パワハラ・セクハラに屈せず完全勝利した!」

あと各職場や学園、地域からの発言があり、関西合同労組の女性組合員は、組合を作りパワハラ・セクハラに屈せず完全勝利したことを誇りをもって力強い姿勢がとても印象に残りました。

「人間が人間でなくなる戦争は断固反対!」

全学連の松本あやのさんは、SNSを通じて、いま女性たちの集まる勢いがあること、人間が人間でなくなる戦争は断固反対と、体調が悪いとは思えないほどの元気いっぱいの発言でした。

「女性の多い職場だからこそ女性の声は強いのです」

婦人民主クラブ全国協議会関西ブロックのお話に続いて、高槻医療福祉労働組合の村山裕子委員長は、「女性の多い職場だからこそ女性の声は強いのです」と断言されていました。

「関生弾圧、職を奪われ、権力によるセクハラを受けた」

私は関生支部として、この弾圧で家族4人が職を奪われたこと、組織犯罪対策課の男性捜査員に下着を触られたと権力によるセクハラを受けたこと、仲間や家族を分断されたこと、加茂生コン事件では義兄が脱退せず諦めないで闘えば、安井執行委員も義兄も吉田修さんのように3名とも無罪だったと思うと胸が張り裂けそうに情けないと涙ながらに伝えました。あと、ドキュメンタリー映画『ここから』が完成し各地で上映会が始まったこともお知らせしてきました。

「農地を奪うな!」

特別決議の『農地を奪うな!』と関空反対泉州住民の会からは、改憲や戦争のための軍事空港化は絶対に許してはならない、阻止せねばならないと強く語られました。

「100人超のデモ行進」

集会後、参加者100名でのデモ行進は人通りの多い夕方16時過ぎ、太鼓隊も盛んで東梅田OSビルまで行進しました。晴野さんはデモ初体験で先頭で横断幕を持ってくださいました。フラメンコがお得意だそうで、デモ中は踊りたい衝動にかられていたそうです。NHK逆転人生という番組で『日本初のセクハラ裁判が教えてくれる15のコト』が今年1月24日に放送され、観た方もおられるのでは?残念ながら私は観ていないのですが、NHKのサイトのなかに放送内容がありました。覗いてみてください。

「女性の運動、女性とのつながりを!」

デモ行進のあと、交流会に参加しました。全員が『今日の集会は本当に良かった、差別問題だけでなく戦争反対の発言もあって素晴らしい集会になった』と達成感でお酒も進みました。女性の運動、女性とのつながりを身に染みてパワーをもらった1日でした。今後も引き続き、交流を深めて共に頑張っていきましょう。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ PDF

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち

この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。

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2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ

(「BOOK」データベースより)

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