4.25尼崎事故弾劾!総決起集会

4.25尼崎事故弾劾!総決起集会(主催、国鉄闘争全国運動・関西)が4月25日、JR尼崎駅北ひろばで開催され、多くの闘う労働者が結集しました。連帯ユニオンからは、関生支部が参加しました。

「国鉄闘争に勝利しよう!」

司会の動労西日本・奥村執行委員が開会宣言。国鉄闘争全国運動・関西代表、全金港合同の中村委員長が主催者挨拶。中村委員長は「国鉄分割民営化が原因で起こった尼崎事故。この悲惨な事故を二度と繰り返させないためにも国鉄闘争に勝利しよう!」と提起しました。

「高槻市議選を全力で闘い、多くの成果をあげた!」

特別報告では、高槻医療福祉労働組合・村山ゆうこ委員長は「高槻市議選を全力で闘った。当選には至らなかったが一定の成果をあげたのは、みなさんの支援のおかげだ。この闘いを通して職場の団結が深まった。戦争絶対反対を共に闘おう」。
関生支部・武谷書記次長は「みなさんの支援行動のおかげで、無罪判決を勝ち取った。この判決を活用した反転攻勢の闘いを労働現場で展開している。闘う労働組合のストライキでJRの合理化を粉砕し、戦争を止めよう!」。
動労総連合・川崎書記長は「3月、JRのダイヤ改正阻止にストライキで立ち上がった。国鉄分割民営化による1047名解雇撤回と不当労働行為のやり逃げを許さない闘いをJRに対して展開している。動労千葉、港合同、関生の3労組の共同アピールを実践して、今年の11月集会に挑もう!」と3人の仲間が発言しました。

「JRの地方破壊を闘う労組の団結と行動で粉砕しよう!」

動労西日本・原田委員長の基調報告。原田委員長は「❶JRの地方破壊を許さない闘い。❷1047名解雇撤回闘争。❸反戦反核の闘い」などを詳細にわたり述べ、行動を提起しました。

「闘う労働組合の団結と行動で戦争を阻止しよう!」

港合同・木下執行委員が集会のまとめと行動方針を提起。木下執行委員は「激しい雨のなか、多くの仲間の結集に感謝する。国鉄分割民営化が原因の尼崎事故を糾弾し、JRに謝罪させる方針を確認した。そのための具体的な行動を実践しよう。戦争情勢が日本にも迫っている深刻な状況だ。闘う労働組合の団結と行動で戦争を阻止しよう。当面の行動、5月のJR西日本本社前抗議行動、広島G7サミット反対行動への結集を」と行動を提起しました。
最後に、参加者全員のシュプレヒコールで集会はお開き、デモ行進に挑みました。
旗や幟がはためき、元気いいデモコールのデモ隊は、「JR大合理化粉砕!」「第2の尼崎事故を起こさせるな!」「ローカル線廃止は地方を破壊し戦争国家をつくるため絶対反対!」「5月広島G7サミット反対!」「反戦を闘う労働組合の登場を!」などを訴えデモ行進。沿道を行き交う市民らから注目を浴びました。
激しい雨が降るなかの集会、デモに参加した仲間のみなさん、お疲れさまでした。

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち

この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。

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関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】

デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。

動画 動画閲覧できます ココをクリック

ー 公判予定 ー

5月11日  京都3事件     京都地裁

(4/26 中止となりました)

5月22日     フジタビラ事件       大津地裁 9:45~

関西生コン事件ニュース No.88  ココをクリック3月29日発行 関連動画 「関西生コン事件」報告集会 ココをクリック 
関西生コン事件ニュース No.87  ココをクリック 
関西生コン事件ニュース No.86  ココをクリック   

2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ

(「BOOK」データベースより)

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