5.1反戦メーデー

5.1反戦メーデー(主催、改憲・戦争阻止!大行進・関西)が5月1日、豊崎西公園で開催され、80人の闘う労働者が結集しました。連帯ユニオンからは、関生支部が参加しました。

「戦争反対を闘うメーデーだ!」

司会の豊中市職労・深町さんが開会宣言。深町さんは、メーデーの起源と歴史に触れたあと「本日は、戦争反対を闘うメーデーだ。今こそ、戦争反対の声を上げてメーデーとデモに立ち上がろう!」と行動を提起しました。

「社会を変え、戦争を止めるために、全力で闘おう!」

改憲・戦争阻止!大行進・関西の木下代表代行の主催者挨拶。木下代表代行は「本日は団結が労働者の闘いということを示し、デモを貫徹しよう。各地のメーデーでは、戦争や物価高騰を取り上げるなど労働組合の攻防が激化している。怒りを持って結集する労働者が、社会を変え、戦争を止める。全力で闘おう」と挨拶しました。

「サミット粉砕、闘争に総力で結集しよう!」

改憲・戦争阻止!大行進・関西の赤田事務局長が基調報告。赤田事務局長は「❶迫る三度目の世界戦争の危機。❷G7広島サミットを粉砕し、戦争国家を阻止しよう。❸反戦・反核の闘いを潰し戦争動員を狙う岸田政権。❹自民党にすり寄る連合幹部を乗り越え闘おう。❺労働者の闘いのうねりがはじまった」などを詳細にわたり提起しました。最後に、赤田事務局長は「G7サミット粉砕は、労働組合を蘇らせる闘いだ。5月18日から20日のサミット粉砕闘争に総力で結集しよう」と行動を呼びかけて基調報告を締めくくりました。

「現場の闘争報告」

連帯挨拶では、関生支部・武谷書記次長、高槻医療福祉労働組合・村山委員長、動労西日本・遠坂さん、婦人民主クラブ・山本さん、全学連の代表者が、現場闘争の報告と今後の闘争方針を示しました。
集会の最後に、深町さんのリードで「団結がんばろう!」を参加者全員が唱和してデモ行進に挑みました。

「女性や男性の若者からの激励があったデモ行進」

公園での集会時は、激しい雨が降っていましたが、デモ出発前には雨がピタッとやみました。闘う労働組合の日頃の行いが良いからでしょう。
旗や幟がはためき、太鼓の軽快なリズムと女性の仲間の元気いいコールのデモ隊は、梅田の繁華街を行き交う市民らに注目を浴びました。
歩道では、若い女性や男性らが、太鼓のリズムに合わせて踊ったり、大きく手を振った激励、外国人がスマホをかざして撮影する姿が見られたのが印象的でした。
解散地点のヘップ前で、「団結がんばろう!」を参加者全員が唱和してデモ行進を締めくくりました。
闘う労働組合の団結と行動で戦争を阻止しましょう!軍拡の岸田政権を打倒しましょう!労働者のための社会づくりをめざして闘いましょう!

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たちこの映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
お問い合わせはコチラ ココをクリック

関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】

デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。

動画 動画閲覧できます ココをクリック

ー 公判予定 ー

6月 5日    フジタビラ事件       大津地裁 9:45~

関西生コン事件ニュース No.90  ココをクリック
関西生コン事件ニュース No.89  ココをクリック
関西生コン事件ニュース No.88  ココをクリック

関連動画 「関西生コン事件」報告集会 ココをクリック 

2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
ココをクリック
関連記事 ココをクリック

賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ

(「BOOK」データベースより)

amazonで購入できます。 ココをクリック

</div