反戦・反核・反原発10.29舞鶴集会

ウクライナ戦争今すぐやめろ!舞鶴を出撃基地にするな!全ての原発すぐ止めろ!を掲げた「10.29舞鶴集会」(主催、10.29舞鶴集会実行委員会)が10月29日、東舞鶴駅南公園で開催され、110人超の闘う労働者が結集しました。連帯ユニオンからは、関生支部が参加しました。

「舞鶴の地から戦争を止めよう!」

舞鶴集会実行委員会の中西さんの司会で集会はスタート。中西さんは「世界戦争の情勢のなか、舞鶴を出撃基地にすることを許さない。舞鶴の地から戦争を止める集会デモに打って出よう!」と開会を宣言しました。

「軍事国家を許すな・舞鶴を侵略の出撃拠点にするな!」

京都府職員労働組合舞鶴支部・長岡さんの基調提起。長岡さんは、結集した仲間に感謝を述べたあと「❶ガザ攻撃をやめろ。❷ウクライナ戦争を止めよう。❸原発反対・福島の汚染水放出をやめろ。❹軍事国家を許すな・舞鶴を侵略の出撃拠点にするな。❺
労働者、兵士、学生の団結でたたかおう」を各項も目ごとに詳細に提起。最後に「11月19日の全国労働者総決起集会で戦争阻止の大行動を実現しよう!」と行動を提起しました。

「戦争阻止!岸田政権打倒に共に闘う!

カンパアピールに続いて、集会に参加した仲間からの連帯挨拶。関生支部・武谷副委員長、港合同・木下執行委員、全港湾大阪支部・小林委員長、京都府職員労働組合福知山支部の代表者、日教組奈良市・女性部長、改憲・戦争阻止!大行進・関西の冨山さん、全学連の代表者が、「戦争を止める闘いと岸田政権を打倒する闘いを共に闘う!」と決意を表明。そして、「11.19集会に全力で結集しよう!」と呼びかけがありました。

「次回の行動は、大行進・京滋が主催する!」

改憲・戦争阻止!大行進・京滋の相川さんが集会のまとめ。相川さんは「本集会では、舞鶴に結集した労働者、労働組合の力で戦争を止めることが確認された。戦争阻止の運動を大きくして岸田政権を倒そう!次回の行動は、大行進・京滋が主催する!」と新たな行動を提起しました。

「北吸係留桟橋前で米艦にアピール!海上自衛隊舞鶴地方総監に申入!」

デモ行進は、駅南公園を出発し、大門三条、北吸交差点を通って自衛隊北吸正面ゲート、総監部、解散地点のコースです。
旗や幟がはためき、太鼓と鉦の軽快なリズムと女性の仲間の元気いいコールのデモ行進は、舞鶴市民らから注目を浴びました。
米軍艦船が停留している「北吸係留桟橋前でのアピール」、既得権を勝ち取った場所でのシュプレヒコールと自衛官への訴え、海上自衛隊舞鶴地方総監への「申入書」手交など中身の濃いデモ行進となりました。
申入書の手交では、デモ隊が地方総監前に到着する数百メートル前から、2人の高級自衛官が門前に出て待っていたのが印象的でした。
開催地点では、長岡さんのリードで「団結ガンバロー」を参加者全員が唱和して本日の行動は幕を閉じました。
自衛隊員を戦場に送るな!舞鶴を軍都にするな!海上自衛隊舞鶴司令部の地下要塞化反対!イージス艦へのトマホーク配備反対!を労働組合が先頭に立って闘いましょう!

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
お問い合わせはコチラ ココをクリック

関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。
動画 動画閲覧できます ココをクリック

ー 公判予定 ー

11月16日 京都3事件      京都地裁   

10:00~

関西生コン事件ニュース No.91  ココをクリック
関西生コン事件ニュース No.90  ココをクリック
関西生コン事件ニュース No.89  ココをクリック

関連動画 「関西生コン事件」報告集会 ココをクリック 

2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 ココをクリック
関連記事 ココをクリック
待望の新刊
検証•関西生コン事件❷
産業別労組の団体行動の正当性

A5判、 143ページ、 定価1000円+税、 旬報社刊
『検証•関西生コン事件』第2巻が発刊された。
巻頭には吉田美喜夫・立命館大学名誉教授の論稿「労使関係像と労働法理」。企業内労使関係に適合した従来の労働法理の限界を指摘しつつ、多様な働き方を基盤にした団結が求められていることをふまえた労使関係像と労働法理の必要性を検討する。
第1部には、大阪ストライキ事件の鑑定意見書と判例研究を収録。
第2部には、加茂生コン事件大阪高裁判決の判例研究を収録。
和歌山事件、大阪スト事件、加茂生コン事件。無罪と有罪の判断は、なぜ、どこで分かれたのか、この1冊で問題点がわかる。

[ 目次 ]
刊行にあたって—6年目の転機、 無罪判決2件 が確定 (小谷野毅)
序・労使関係像の転換と労働法理 (吉田美喜夫)
第1部 大阪ストライキ事件
・関西生コン大阪ストライキ2次事件・控訴審判決について (古川陽二)
・関西生コン大阪2次事件・鑑定意見書 (古川陽二)
・「直接労使関係に立つ者」論と団体行動の刑事免責 (榊原嘉明)
第2部加茂生コン事件
・労働法理を踏まえれば無罪 (吉田美喜夫)
・労働組合活動に対する強要末遂罪の適用の可否 (松宮孝明)

割引価格あり。

お問い合わせは sien.kansai@gmail.comまで