中央コンクリートの団交拒否が不当労働行為と認定された!

「大阪府労働委員会が中央コンクリートの不当労働行為を認定した!」

大阪府労働委員会は2024年2月6日付けで、中央コンクリート株式会社の不当労働行為(団交拒否)を認定する命令書を出しました。

「団体交渉に応じなければならない!」

『主文』
1. 被申立人は、申立人が令和4年6月20日付けで申し入れた団体交渉に応じなければならない。
2. 被申立人は、申立人に対し、下記の文書を速やかに交付しなければならない。

全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
執行委員長 湯川裕司様

中央コンクリート株式会社
代表取締役 吉田要

当社が、令和4年6月20日付けで申し入れのあった団体交渉に応じなかったことは、大阪府労働委員会において、労働組合法第7条2号に該当する不当労働行為であると認められました。今後、このような行為を繰り返さないようにいたします。

「労組と組合員に謝罪し、速やかに団交を開催せよ!」

中央コンクリート株式会社(大阪市東淀川区菅原・生コン製造販売業)が、関生支部が申し入れた団体交渉を拒否したことから、大阪府労働委員会に救済申立した事件。
中央コンクリート社は、関生支部と長年の労使関係にある会社であり、関生支部との一面共闘(協同組合運動など)に協力してきた会社。
2018年から始まった大阪広域生コン協組の関生潰しに、大阪広域生コン協組の執行部から圧力をかけられ、関生潰しに協力させられたことが背景あります。
大阪広域生コン協組の関生潰しの圧力が背景にあったとしても、中央コンクリート社は大阪府労働委員会から労働組合法違反の不当労働行為に認定されたことを真摯に受け止め、関生支部と組合員に謝罪し、速やかに団体交渉を開催する義務があります。

「大阪広域生コン協組は、不当労働行為企業の協同組合?」

本事件は、関生支部・西山執行委員の奮闘によって、会社の不当労働行為認定を勝ち取りました。
先日(2月2日付)、コーシンコーポレーション・山政生コン社が、大阪府労働委員会から不当労働行為(支配介入)に認定されるなど、大阪広域生コン協組に加盟している企業が、続々(ナニワ生コン、藤原生コン運送、五一、タイコー)と労働組合法違反の不当労働行為が認定されています。

「大阪広域生コン協組の関生潰しを粉砕する!」

関生支部は、中央コンクリート社をはじめ大阪広域生コン協組に加盟している不当労働行為企業が、関生支部に謝罪し、労働委員会の命令を履行し、円満な労使関係を構築するまで闘います。大阪府労働委員会が不当労働行為と認定した勝利命令を武器に、大阪広域生コン協組の関生潰しを粉砕する行動に立ちます。
あわせて、大阪広域生コン協組の民主化を求める行動を展開します。仲間の皆さんには、引き続きの支援をお願いします。

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
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関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。
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ー 公判予定 ー

 

2月22日  京都3事件          京都地裁

 

 

10:00~

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