2024年3.8国際婦人デー集会・デモ
「パレスチナの人民虐殺を許すな!中国への侵略をとめよう!戦争を革命へ!女性が先頭で改憲・戦争を止めよう!」をスローガンにした「2024年3.8国際婦人デー集会・デモ」が3月3日、大阪PLP会館大会議室で開催され、120人超の女性をはじめとする闘う労働者・市民が結集しました。
「女性が先頭に立ち、戦争を止める行動を」
関西合同労の谷口さんの司会で集会はスタート。谷口さんは「2.28弾圧を糾弾する。仲間の奪還に共に闘おう!本集会デモでは、女性が先頭に立ち、戦争を止める行動を確認しよう!」と開会挨拶。
続いて、「世界の闘い」と題するDVDが上映されました。このDVDは、全米自動車労組のゼネストや米映画俳優労組のストライキ、そごう・西武のストライキなど世界のストライキの様子が映し出されていました。また、アメリカをはじめミャンマーなど自国での反戦集会やデモが紹介されていました。
「圧倒的な女性の怒りの隊列を作り出していこう」
動労千葉と三里塚芝山連合空港反対同盟からのメッセージが紹介されたあと、3.8実行委員会の深町さんが基調報告。深町さんは「女性が先頭で改憲・戦争を止めよう!」と提起。2.28弾圧の5名の仲間の逮捕を治安維持法の再来だと厳しく糾弾しました。そして、ウクライナ戦争など世界の戦争情勢を延べ、南西諸島の要塞化や自衛隊の戦争体制強化、女性の戦争動員が進められていること、職場でのセクハラやパワハラなど様々なハラスメント、差別の実態、地方自治法の改悪などを話しました。最後に、深町さんは「いよいよ中国侵略戦争反対の実力闘争に突入だ。街頭で職場で、中国侵略戦争反対の声をあげ、行動を起こそう!岸田政権を打倒しよう!戦争を革命へ!圧倒的な女性の怒りの隊列を作り出していこう!」と行動を提起しました。
「職場・地域からの闘争報告」
神戸市職労組の林さんのカンパアピールのあと、本集会に結集している職場や地域からの報告。高槻医療福祉労働組合の冨山委員長、奈良市従をよくしたい会の吉谷さん、全国水平同盟西郡支部の久原支部長、八尾北医療センター労働組合の代表者、関生支部・高槻生コン分会の女性組合員、泉州住民の会の中川さん、日教組奈良市の赤田さん、全学連の女性代表者が、それぞれの闘争報告と今後の闘争方針を示し、「2.28弾圧粉砕に共に闘う!戦争を止める行動に立つ」と決意を表明しました。
「職場でも戦場でも殺されることなく、関西から闘おう」
特別決議「星野・大坂闘争」が提起され、満場一致で採択されたあと、婦人民主クラブ全国協議会関西ブロックの山本さんが本集会のまとめ。山本さんは「本日の集会は感動的だった。女性の生々しい現実を問題提起された。職場でも戦場でも殺されることなく、関西から闘おう」と訴えました。
関西労組交流センター女性部の野田さんのリードで「団結ガンバロー」を参加者全員が唱和。最後に「インターナショナル」の斉唱で、デモ行進に挑みました。
デモ行進は、PLP会館を出発し、扇町公園や梅田周辺を通るコースです。旗や幟がはためき、太鼓と鉦の軽快なリズムのデモ隊は、扇町公園や梅田周辺を行き交う市民らに大いにアピールすることができました。
24春闘に勝利しよう!女性が先頭で改憲・戦争を阻止しよう!労働者の団結と行動で岸田政権を打倒しよう。
関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
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3月26日 京都3事件 京都地裁
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