西日本連合会の設立経緯は、欲望と暴力と嫌がらせが渦巻いていた。設立の裏側でほくそ笑むのは、和歌山広域協組の丸山克也理事長と地神秀治副理事長ら大阪広域協組4人組、そして在特会関連の瀬戸弘幸ら差別排外主義者のみだった
大阪広域協組・大山副理事長の警察官暴行事件に続き、和歌山広域協組の丸山克也理事長自身も警察官への暴行に及んだ
和歌山県広域生コンクリート協同組合(和歌山広域協組)の丸山克也理事長は、本年1月17日の大阪広域生コンクリート協同組合(大阪広域協組)の4人組や在特会関連の差別排外主義者集団などと引き起こした和歌山県生コンクリート工業組合理事会流会事件以降、瀬戸弘幸など在特会関連の差別排外主義者集団との活動を活発化させていきます。
和歌山県下でたびたび在特会関連の差別排外主義者集団と一体となり関西地区生コン支部(関生支部)宣伝班との衝突を繰り返し、本年1月25日の衝突では、大阪広域協組の大山正芳副理事長が和歌山県警の警官に暴力を振るうという事件が起きました。本年3月16日の衝突では、丸山克也理事長自身が和歌山県警の警察官に暴力を振るうという事件をおこしています。
嫌がらせ行為の実態を自慢げに公表。瀬戸弘幸「せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』」
そういった丸山克也理事長らの反社会的な動きと連動するかのように、瀬戸弘幸ら在特会関連の差別排外主義者集団も和歌山県の生コン業界の枠組みを破壊する活動を活発化させ、関生支部と協力関係の生コン工場に連日にわって街宣活動を仕掛けました。本年1月26日には、和歌山県生コンクリート協同組合連合会関係者の自宅周辺に誹謗中傷のビラを大量に撒くなどの嫌がらせ行為をしていたのでした。瀬戸弘幸のブログ「せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』」には、「このチラシを昨夜は皆総出で撒きました。クロ●にしてあるのはわざとです。その意味はこの方がより興味を引くからです」と、業界関係者への嫌がらせ行為の記事が自慢げに掲載されています。
このような和歌山広域協組の丸山克也理事長や大阪広域協組4人組、在特会関連・瀬戸弘幸ら差別排外主義者集団の一連の動きのなかで一般社団法人西日本生コンクリート連合会(西日本連合会)がつくられてゆくのです。
まさに西日本連合会の設立経緯は、欲望と暴力と嫌がらせの集大成たったのです。
関西各地であがる差別・排外主義者との関係否定の声
本年3月11日、西日本連合会の設立集会が開催されました。在特会関連の瀬戸弘幸のブログ「せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』」にも掲載されています。
現在、業界内では、こんなことが囁かれています。「あの集会(西本連合会の設立集会)は動員集会だった」「社長クラスはほとんど来ず、各社の従業員ばかりだった」「盛り上がっていたのは丸山さんや広域の執行部など一部の人たちだけだった」、西日本連合会の設立集会は、和歌山広域協組の丸山克也理事長や大阪広域協組4人組、在特会関連の瀬戸弘幸などのみが好評するもので、多くの業界関係者の冷ややかな視線が降りそそぐという集会だったのです。
長年、業界の秩序を乱す和歌山広域協組の丸山克也理事長の生コン安売りで苦しんできた中紀生コンクリート協同組合の関係者などは参加していませんでした。
関西各地であがる差別・排外主義者との関係否定の声
本年2月23日、和歌山県海南市にある内海生コンクリート株式会社は、関生支部の団体交渉を申入れに回答する際、代理人弁護士名義の書面で「弊社は大阪広域生コンクリート協同組合及び和歌山県広域生コンクリート協同組合の排外主義者グループとは一切関係がないことを申し添えます」と表明しました。
奈良県中央生コンクリート協同組合も差別・排外主義者集団には毅然とした姿勢で臨み、関係や対応を一切もたないという内容を理事会で決議。奈良県生コンクリート協同組合連合会でも同様の内容が確認されています。
京都の4協組からなる京都生コンクリート協同組合連合会も差別・排外主義者集団には毅然とした姿勢で臨んでいくことを表明しています。関西の各地では、差別排外主義者との関係を否定の声が高鳴りっているのです。この高鳴る声は、大阪広域協組や和歌山広域協組が差別排外主義者集団との連携で大阪や和歌山の生コン業界で引き起こす騒動の本質を見抜いているからこそ発せられたものでした。
関生支部は、これまで関西各地の生コン業界の再建に尽くしてきました。関生支部との連携があってこそ業界再建がなされてきたのです。
いま、関西の生コン業界では、差別・排外主義者集団と一緒になって行動する大阪広域協組と和歌山広域協組、すなわち西日本連合会は孤立を深めているのです。
西日本連合会が孤立を深める背景とは
和歌山県の生コン業界は、和歌山広域協組と大阪広域協組4人組、在特会関連の差別・排外主義者集団に乗っ取られつつあります。
14年前、和歌山県の生コン業界では安売りの過当競争が深刻化し、価格は大きく下落。多くの生コン会社が破倒産の危機に追い込まれていました。その際、業界側は、それまでとってきた労働組合嫌悪の強硬姿勢を改め、労使の正常化、協力関係強化の方向に転換しました。そのことが功をなし、生コン価格の適正化(値戻し、値上げ)の成功につながったのです。その際、カギになったのが和歌山県生コンクリート協同組合連合会(連合会)の存在でした。現在、そういった歴史的教訓を活かすことが求められています。
その当時、(和歌山広域協組理事長の)丸山克也は蚊帳の外の存在でした。連合会結成後しばらくしてから、頭を下げ一旦、連合会への加入を認められたものの、自分自身の不始末で日高地区生コンクリート協同組合を脱退する羽目になり、あわせて連合会からも脱退。その後、2度目の謝罪をし、連合会へ加わることが許された人物だったのです。
丸山克也の目的は大阪広域協組4人組と同様、自分が経営する会社と自分自身の利権追求に他なりません。その目的を達するため協同組合を乗っ取り、利用しようとしているのです。
いま、関西の生コン業界では、差別・排外主義者集団と一緒になって行動する大阪広域協組4人組と和歌山広域協組・丸山克也理事長の野合、すなわち西日本連合会は孤立を深めているのです。
※「ー『真相究明 西日本連合会設立の構図』第三回 ー 3月中旬、湯浅生コン社の経営に関与していた元暴力団関係者が死亡。湯浅生コン社の柳瀬岩生社長の書類送検。その異常事態の関連性とは」へ続く