2018年7月5日、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、生コン輸送会社の株式会社徳島(羽曳野市古市1705番)による不当労働行為について、大阪府労働委員会に不当労働行為救済申立を行いました。

不誠実な態度に終始!

関生支部は㈱徳島に対し、2018年度春闘要求事項として、組合員の賃上げや福利厚生の充実などを求め、本年3月1日付で団体交渉を申し入れました。
ところが会社は、弁護士を介して具体的根拠の説明もなく団体交渉を拒否してきました。これは労働組合法7条2号に該当する明かな不当労働行為です。
同月14日、組合は会社に対し、正当な理由なく団体交渉を拒否することは不当労働行為に該当するとして抗議するとともに、再度、団体交渉の開催を申し入れました。しかし、この組合の申し入れに対し、会社からは何の返答もありません。

団交拒否は労組法違反

このように会社は話し合いで解決する姿勢が全く見られないことから、私たち組合は致し方なく大阪府労働委員会に不当労働行為救済を申し立てました。
労働委員会では私たちの主張が認められることでしょう。

 生コン輸送会社の株式会社徳島(代表・徳島晴久)は、2018年3月以降、組合員にだけ就労機会を与えていません。その理由について会社は、得意先の意向で組合員に仕事を入れられないと発言していました。

会社は、2016年12月の組合結成当初から組合員の就労先を限定し、他の運転手よりも就労日数を減少させるという差別を行ってきました。
さらに会社は、組合員であることを理由に本年3月より一切就労させていません。本年3月29日、徳島の当該組合員が、組合員だけ配車されない理由を徳島社長と富永氏に問いただしたところ、「取引先がこう言うので従わないといけない。だから組合員に仕事を入れられない」と発言し、大阪広域協組が作成した書面を示しました。

勝利するまで闘い抜く決意

私たち関生支部は、不当労働行為を平然と行う㈱徳島を断じて許すことができません。私たちは、勝利するまで闘う決意です。会社の不当労働行為に対し徹底的に闘うことを表明します。
良識ある地域住民の皆さん、私たちの訴えをご理解いただき、㈱徳島の徳島晴久社長に対し、私たちとともに抗議の声を上げてください。