港合同・昌一金属闘争「街宣活動&デモ行進」
那須電機鉄工株式会社(本社、東京・新宿)の「団交拒否の不当労働行為糾弾!」「労働組合員への選別解雇、労働組合潰しを許さない!」を掲げた港合同・昌一金属闘争が6月4日、港合同・昌一金属支部、全港湾・大阪支部、関生支部の3労組と関西労組交流センターの仲間で大阪市内の2ヵ所で抗議宣伝行動を展開。午後からは、背景資本の三井住友銀行に向けて「デモ行進」を貫徹しました。
「那須電機鉄工社大阪工場への宣伝活動」
大阪市西淀川区にある那須電機鉄工社大阪工場前で宣伝活動を展開。関西労組交流センターの仲間が横断幕と組合旗を掲げ、昌一金属支部・副委員長と関生支部・武谷副委員長が交替でマイクを握り、「那須電機鉄工社の労働組合潰し糾弾!」「選別解雇を撤回せよ!」「大阪工場の労働者も声をあげてほしい!」などと訴えました。最後に、関生支部・安井執行委員のリードのシュプレヒコールで大阪工場の宣伝活動を終えました。
「背景資本の巴コーポレーション前で宣伝活動」
続いて、北区天満にある、那須電機鉄工社の株主・巴コーポレーション前で宣伝活動を展開しました。昌一金属支部・副委員長と関生支部・武谷副委員長が交替でマイクを握り、オフィス街を行き交う会社員らに「労働組合潰しを続ける、那須電機鉄工社の経営陣に、株主の責任において適切な指導と改善を求める」などを訴え、関西労組交流センターの仲間が、オフィス街を行き交う女性や男性の会社員らにビラを配布。ビラを受け取った市民から「がんばって下さいね!」と激励があったのが印象的でした。ビラは31枚の配布でした。引き続き背景資本への宣伝活動を展開します。
「背景資本へ向けたデモ行進」
午後からは、背景資本の三井住友銀行大阪本店に向けたデモ行進。東横堀緑地をスタートし、土佐堀通りから堺筋と御堂筋を横切り、北浜にある三井住友銀行大阪本店前を通るコース。組合旗を掲げた昌一金属支部・木下委員長を先頭に、関生支部・坂田書記次長と全港湾大阪支部・吉馴書記長が掲げた横断幕の後に、旗や幟がはためく27人の仲間が参加したデモ行進は、オフィス街の会社員や土佐堀通りを行き交うドライバーに注目を浴びました。関西労組交流センターの女性の仲間のアジテーションに聴き入る会社員らの姿が見られました。三井住友銀行大阪本店前での昌一金属支部・副委員長がリードするシュプレヒコールは圧巻でした。
那須電機鉄工社の経営陣に対して、株主の三井住友銀行が適切な指導を行うまで定期的なデモ行進を開催します。
昌一金属株式会社(大阪市港区)の民事再生事件において、スポンサーとして名乗りを上げ、裁判所の選定を受けた「那須電機鉄工株式会社」は、東京・新宿に本社を置き、大阪市西淀川区中島に大阪工場を持つ企業。
「民事再生を利用した労働組合潰し」
那須電機鉄工社は、民事再生を利用して、昌一金属福崎工場の土地・建物と事業のみを買収して、工場で働く労働者は子会社の「那須電機商事」に引き継がせ、福崎工場に出向という形をとって、労働条件の大幅な切り下げを行ってきた。
那須電機鉄工社は、当初から労働組合を敵視し、組合役員に「(那須電機では)組合活動はできませんよ」と言い、組合役員を狙い撃ちする大幅な賃金の減額提示、それでも雇用継続を希望すると、最後は面談のリストから組合役員のみを排除するという、選別解雇を行ってきた。これは国鉄分割・民営化で行われた、当時の国鉄組合を潰すめに一旦全員解雇、選別再雇用した手法とまったく同じであり、憲法・労働組合法に違反する不当労働行為そのものだ。
「団交拒否の不当労働行為企業を放置できない」
さらに那須電機鉄工社は、組合からの団体交渉申し入れに対して、「正式な事業譲渡契約を受けていないので、当社では応じられない」と団交拒否してきた。すでに裁判所の選定を受け、雇用継続のための面談を行い、5月1日事業譲渡に向けて那須電機鉄工社から昌一金属社への人員派遣も行われているにも関わらず、まったくおかしな主張だ。
那須電機鉄工社は、面談リストから組合役員を排除して「雇用を断った」ことは認めている。これは意図的に組合役員を排除して組合を潰そうとする行為であり、労働組合として那須電機鉄工社のような悪質な不当労働行為企業を放置することはできない。
那須電機鉄工社(那須電機商事)は、組合潰しの選別解雇・団交拒否を謝罪し撤回せよ!労働組合(港合同・昌一金属支部)と真摯に話し合い、組合役員を全員雇用せよ!雇用を人質にした大幅な労働条件の切り下げをやめろ!
ストライキを背景にした要求は恐喝?!
連帯ユニオン関生支部・湯川委員長への懲役10年求刑を許すな!!
日 時:2024年7月13日(土)13:00~
場 所:エルおおさか南館5Fホール
◆パネルディスカッション
パネラー
吉田 美喜夫 (立命館大学名誉教授)
竹信 三恵子 (ジャーナリスト)
望月 衣塑子 (東京新聞記者)
大石 あきこ (れいわ新選組衆議院議員)
木村 真 (豊中市議会議員)
久堀 文 (弁護士)
片田 真志 (弁護士)
渋谷 有可 (弁護士)
小林 勝彦 (全港湾大阪支部・執行委員長)
コーディネーター
細野 直也 (関西地区生コン支部・書記長)
主 催:全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
共 催:労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会・大阪
労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会
労働組合つぶしを許さない兵庫の会
お問合せ:連帯ユニオン 06-6583-5549 ビラPDFココをクリック
国連ビジネスと人権作業部会による訪日調査報告書が示した課題(その3)-労働の権利
国連「ビジネスと人権」に関する作業部会(以下、作業部会)が5月28日に国連のウェブサイトに公表した訪日調査報告書の内容を紹介するシリーズ「その3」では、「テーマ別懸念事項」でとりあげられた「労働の権利」として3つの課題に関して焦点をあてます。詳しくはココをクリック
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
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▼Apple ココをクリック
▼Amazon ココをクリック
関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック
第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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ー 公判予定 ー
7月はありません |
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