日韓労働者交流集会
韓国建設労組訪日団来る!
日時:9月21日(土)18:30~ 
場所:田中機械ホール
日本では関生支部が「反社」として扱われて、延べ89名が逮捕される大弾圧が行われた。
韓国では、建設労組がユン・ソニョル大統領に「建暴」と名指しでレッテルを貼られ、弾圧の嵐が吹き荒れている。
韓国建設労組訪日団を迎え、共に声を上げよう。
日韓労働者は交流を深め、両国における大弾圧を跳ね返そう!
主催:日韓建設労働者共同闘争委員会
連絡先:全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
    大阪市西区川口2-4-28
    06-6583-5546((担当:平田・松尾)

取り調べへの弁護人の立ち会い権は急務だ!

逮捕・起訴された容疑者が無罪を主張すると保釈が認められず、身体拘束が長引く「人質司法」は、えん罪の温床と批判されています。弁護士で元衆院議員の菅野志桜里さんはメディアの取材にこう話しています。

「否認している被疑者は、身柄拘束は当たり前」

「私が検察官時代、否認の調書を持参したら、上司に『インタビューじゃないんだぞ』と投げつけられたことがある。否認している人間は嘘つきで、正直にしゃべらせることが真実を発見する検察官の役割で、それは被疑者の人格形成や更生に必要だと考えているのだ。何が何でも自白調書を取ることが求められているわけだ。否認しているので証拠隠滅などの恐れがあり、身柄拘束は当たり前、というテンプレ(ひな型)感が人質司法を支えているといえる」と経験談と体質を話しました。

「裁判所も検察も共犯関係」

「NHKの朝ドラ『虎に翼』で主人公の父親がえん罪事件に巻き込まれ、『認めないと釈放しない』と自白を強要される場面があったが、時が止まっている感がある。認めないとみんなに迷惑をかけるぞと自白を迫るところも同じだし、被疑者が取り調べで話をした通りに調書に書いてもらえないというところも一緒。時代は変化しているのに」。
「裁判所も検察も共犯関係にある。否認事件では原則保釈を認めないという運用を続け、前例を変えることに裁判官は臆病だ。全国の裁判官が、不公正な基準・非人間的な判断を公平に繰り返した結果の集積がまさに人質司法だ」と裁判所と検察の関係を批判しています。

「公安警察と検察、経済産業省によってつくられた『官製えん罪』」

そして、菅野志桜里さんは、大川原化工機のえん罪事件を例に挙げ、「これは、公安警察と検察、経済産業省によって意図的につくられた『官製えん罪』だと、私は考えている。国家権力を国民のために使わず、自らの点数稼ぎと組織の保身に使った「プロ」たちのゆがんだ判断の連鎖が、無辜の国民に対するえん罪をこしらえたのだ」。
「しかも、被疑者の一人は身体拘束中にがんが見つかり、裁判所に保釈申請を繰り返したものの認められず、病院に入院できたときは手遅れで命を落とした。関係者は恥じるべきで、私たちはこの事案を深刻に捉えるべきだ」と、大川原化工機えん罪事件の背景と本質を語りました。

「取り調べの全過程の録音・録画や取り調べへの弁護人の立ち会い権を認めるべき」

「密室の取り調べで、関係者の供述をでっち上げた公安警察。警察に迎合した経産省。警察が持ってきた事件を法的に批判的吟味する役割を放棄した検察官。保釈を認めず、病気の被疑者の一人を死に至らしめた裁判所。事件を検証すべきは、国民の代表からなる国会だ。なぜえん罪が生まれたのか。人質司法の闇を明らかにし、取り調べの全過程の録音・録画や、取り調べへの弁護人の立ち会い権を認める方向へ議論を進めるときだ」と問題を指摘し新たな制度の提起をしました。

「関西生コン事件では」

関西生コン事件では、逮捕された関生組合員が検察の取り調べで、「関生労組の脱退勧奨」や「家族や子どもにも聴取する必要がある」など検察官から圧力をかけられました。関生組合員は、黙秘権を告げているのもかかわらず、検察官は同じような発言を繰り返したのです。取り調室で関生組合員は、硬い座のパイプ椅子に腰紐をその椅子に縛られて、検察官と対峙します。その横には書記官が座り、後ろには警察官が陣取っているという異様な環境のなかで、検察官は高圧的な態度で関生組合員を取り調べるのです。「取り調べへの弁護人の立ち会い権」の確立は急務です。

10.19反弾圧シンポジウムin東京開催決定!
日にち:2024年10月19日 土曜日
時 間:13:30受付 14:00~
場 所:国鉄労働会館
     (東京都港区新橋5丁目15-5)

 
 
 
 
 
 
主 催:連帯ユニオン関西地区生コン支部
共 催:連帯ユニオン関東支部
    労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会・大阪
    労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会
    労働組合つぶしを許さない兵庫の会
お問合せ:連帯ユニオン関西地区生コン支部 06-6583-5546
PDFデータココをクリック
「健康への権利」が脅かされる
医師不足の日本、公的医療はどこへ行くのか
日本を外から学ぶ学習会
医療は社会権規約が定める「人権問題」です
日にち:9月21日(土)
日本時間:19:00~21:30
英国時間:11:00~13:00
 ⚫ZOOM開催
 ⚫参加できない方も後日録画の
  視聴が可能です

講師
 本田  宏 (NPO医療制度研究会 理事長)
 藤田 早苗 (エセックス大学 ヒューマンライツ
       センター フェロー)
お申し込み・詳細確認はココをクリック またはQRコードから

【企画延期のお知らせ】
本企画の講師の本田さんが、突然体調を崩されて救急搬送され9月13日から入院されている、とご家族から連絡をいただきました。 そのため大変残念ですが、一日も早く回復されることを心からお祈りし、お元気になるまで本企画は延期とさせていただきます。
今後、企画について新日程が確定しましたら
学習会FBページ:ココをクリック
学習会インスタページ ココをクリック

に掲載しますので、そちらをご確認ください。

関西生コン事件 仰天の現場証言~無罪の被告人と兵糧攻めされる業者【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
連帯ユニオン人権部
第3回 人権問題シンポジウム開催決定!
講 師:上林 惠理子弁護士
テーマ:「在留資格なくしてひとにあらず ~ワタシタチハニンゲンダ~」
日 時:2024年9月20日(金) 18:30~20:00
場 所:エルおおさか南館10階101号室
資料代:500円
ヒューライツ大阪HP
国連ビジネスと人権作業部会による訪日調査報告書が示した課題(その3)-労働の権利
国連「ビジネスと人権」に関する作業部会(以下、作業部会)が5月28日に国連のウェブサイトに公表した訪日調査報告書の内容を紹介するシリーズ「その3」では、「テーマ別懸念事項」でとりあげられた「労働の権利」として3つの課題に関して焦点をあてます。詳しくはココをクリック
MBS(毎日放送)映像’24「労組と弾圧」がギャラクシー賞奨励賞を受賞しました。
5月31日、受賞式のようす ココをクリック
【MBSラジオがネットで聞けるようになりました】
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
▼Spotify ココをクリック
▼Apple ココをクリック
▼Amazon ココをクリック

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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ー 公判予定 ー

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関西生コン事件ニュース 101(東京新聞「こちら情報部」) ココをクリック
東京新聞「こちら情報部」

保育園に入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ「関西生コン事件」が示す民主主義の危機 ココをクリック

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