韓国民主労総全北支部との意見交換 関西労働者安全センター

関西労働者安全センター運営協議会は、長年、日韓民主労働者連帯と交流してきた韓国民主労総全北支部との安全衛生に関する意見交換交流会を10月4日、エルおおさかで開催しました。

「労働者の安全衛生に関する問題を深めたい」

関西労働者安全センター・田島事務局長の司会で意見交流会はスタート。田島事務局長は「先日、訪日した韓国民主労総全北支部のみなさんと意見交換をおこない、労働者の安全衛生に関する問題を深めたい」と開会挨拶しました。
関西労働者安全センター議長の浦弁護士は、「関西労働者安全センターは、昨年11月に50周年を迎えた。労働者の労災支援や立法に関わる問題などを活動してきた。本日は、労災職業病の問題を議論する機会だ。交流を深め、お互いの抱える問題を出し合って、学び合い、実践しよう」と問題提起しました。

「韓国民主労総全北支部の訪日団メンバーの自己紹介」

始めに、韓国民主労総全北支部の訪日団メンバーの自己紹介。イ・ミンギョンさん(全北本部長)、トン・ホンさん(全国医療産業労組全北本部南原医療院支部)、パク・チュンヒルさん(全国公共運輸労組民主バス本部第一旅客支会)、パク・サンイさん(全国民主連合労組湖南本部女性局長)、イ・サングンさん(金属労組現代自動車支部全州工場委員会副議長)、キム・チョンウォンさん(全国公務員労組全北地域本部本部長)、チャン・ギョンファンさん(金属労組現代自動車支部全州工場委員会組織強化室長)らが、それぞれの労組活動や現場闘争の報告がされました。
続いて、関西労働者安全センター、全港湾神戸支部、全港湾大阪支部、港合同、関生支部、日韓民主労働者連帯ら自己紹介したあと、田島事務局長から、関西労働者安全センターが労災職業病に取り組んできた活動が具体的に話されました。

「韓国と日本の労災問題への取り組み」

韓国民主労総全北支部のみなさんから、韓国における労災事故の実態や被災した組合員の支援、会社側への改善要求など、民主労総が労災問題に関わってきた事例と解決に向けた取り組みなどを紹介。そして、日本の具体的な労災事故の事例とその解決や会社側へ改善を求めた取り組みが報告されるなど活発な意見交換が展開されました。
また、田島事務局長から、「労働者のカテゴリーに入らない農民やフリーランスの人たちの法的な補償がない」ことについて問題提起に対して民主労総全北支部からは、「農民やフリーランスを含めた全ての働く者に労基法が適用される立法を国会に求めている」ことが報告されました。韓国では、弁護士や労務士を労組が雇っていることや労災の相談において、労組加入を勧めると拒まれることなど、労災問題の意見交換によって日韓の交流が深まりました。

「学んだものを実践しよう」

民主労総全北支部の訪日団のみなさんお疲れさまでした。フェイストゥフェイスの意見交換は頻繁に行えませんが、今後も、日韓の労働者の意見交換を継続できればと思います。今回の意見交換で学んだものを実践に活かすための行動を展開しましょう。

10.19反弾圧シンポジウムin東京開催決定!
日にち:2024年10月19日 土曜日
時 間:13:30受付 14:00~
場 所:国鉄労働会館
     (東京都港区新橋5丁目15-5)

 
 
 
 
 
 
主 催:連帯ユニオン関西地区生コン支部
共 催:連帯ユニオン関東支部
    労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会・大阪
    労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会
    労働組合つぶしを許さない兵庫の会
お問合せ:連帯ユニオン関西地区生コン支部 06-6583-5546
PDFデータココをクリック
京都3事件無罪判決を求める署名のよびかけ
労働組合活動を犯罪扱いさせてはなりません
「京都事件」は、ベスト・ライナー、近畿生コン、加茂生コンの3つの事件(労働争議)を併合審理する刑事裁判です。労働争議の解決金を受領したことが「恐喝」とされています。
争議解決にあたって、会社側に解雇期間中の未払い賃金、雇用保障、組合の闘争費用などを解決金として支払わせることは、裁判所や労働委員会でも当然の実務として定着しています。ところが、警察・検察は、関生支部は労働組合を名乗る反社会勢力で、金銭目当てで活動してきたそんなストーリーで前代未聞の事件を仕組んだのです。
企業の団結権侵害に対する抗議行動や団体行動を犯罪扱いする警察・検察の暴挙を許せば、憲法28条が保障した労働基本権がなかった時代への逆戻りです。裁判所は毅然たる姿勢で無罪判決を出すべきです。すべての労働組合のみなさまに署名活動へのご協力をよびかけます。
署名活動の実施要領
提 出 先:京都地方裁判所第2刑事部
署名の種類:団体署名を実施します(個人署名ではありません)
      署名用紙は、  ココをクリック
集約と提出:第1次集約  9月末日(10月中旬提出)
      第2次集役  10月末日(11月中旬提出)
      最終週役    11月末日(12月中旬提出)
送 り 先:〒101ー0062
      東京都千代田区神田駿河台3ー2ー11 連合会館
      フォーラム平和・人権・環境気付
      関西生コンを支援する会 ホームページ  ココをクリック
      TEL:03ー5289ー8222
      関西生コン事件 仰天の現場証言~無罪の被告人と兵糧攻めされる業者【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
MBS(毎日放送)映像’24「労組と弾圧」がギャラクシー賞奨励賞を受賞しました。
5月31日、受賞式のようす ココをクリック
【MBSラジオがネットで聞けるようになりました】
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
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▼Amazon ココをクリック

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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東京新聞「こちら情報部」

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