「那須電機鉄工社の労組潰しを許さない!」デモ行進 / 港合同・昌一金属闘争
那須電機鉄工株式会社(本社、東京・新宿)の「不当労働行為糾弾!労働組合員への選別解雇、労働組合潰しを許さない!労使紛争を起こした責任を追及する!」を掲げた港合同・昌一金属闘争、背景資本の三井住友銀行大阪本店に向けたデモ行進が1月21日、大阪市中央区のオフィス街で開催され、支援者を含めた24人が結集しました。
「第26弾のデモ行進」
デモ行進は、東横堀緑地をスタートし、土佐堀通りから堺筋と御堂筋を横切り、北浜にある三井住友銀行大阪本店前を通るコース。昌一金属支部の副委員長が組合旗を掲げ、関西労組交流センターの仲間が横断幕を掲げ、関生支部の仲間をはじめとした旗や幟がはためく24人の仲間が参加したデモ行進は、オフィス街の会社員や土佐堀通りを行き交うドライバーに注目を浴びました。
「オフィス街に響き渡るシュプレヒコール」
関生支部の宣伝カーを先頭に、昌一金属支部の副委員長を先頭にしたデモ隊は、関西労組交流センターの女性の仲間のアジテーションと、三井住友銀行大阪本店前での関生支部組合員がリードするシュプレヒコールが、北浜や淀屋橋のオフィス街に響き渡りました。
土佐堀通りを通行するミキサードライバーから手を振る激励がありました。三井住友銀行本店の窓から覗く姿が見られました。住友ビルディングの前では、多くの会社員らがデモ隊を眺めていたのが印象的でした。
平日の午後で寒いなか、デモに結集してくれた多くの仲間に感謝します。
那須電機鉄工社の経営陣に対して、株主の三井住友銀行が適切な指導を行うまで引き続きデモ行進を開催します。
増補版 賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国
勝利判決が続く一方で新たな弾圧も――
朝⽇新聞、東京新聞に書評が載り話題となった書籍の増補版!関生事件のその後について「補章」を加筆。
1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけだ。そんな中、関西生コン労組は、労組の活動を通じて、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も、実現した。そこへヘイト集団が妨害を加え、そして警察が弾圧に乗り出した。
なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。迫真のルポでその真実を明らかにする。初版は2021年。本書はその後を加筆した増補版である。
◆主な目次
はじめに――増補にあたって
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ
補章 反攻の始まり
増補版おわりに
現代を取り巻く重要な社会問題を考える5作品と「戦後80年企画」の3作品が発表されました。関連記事:ココをクリック
『TBSドキュメンタリー映画祭2025』予告編一覧 ココをクリック
そのなかで、伊佐治整ディレクター『労組と弾圧』が上映されることが決定しました。
『労組と弾圧』
労働組合員が「ストライキして逮捕」。ミキサー運転手の労働組合「連帯労組関西地区生コン支部」、通称「関生(カンナマ)」を狙った事件。知られざる戦後最大規模の「労働事件」の真相に迫る。【予告編 『労組と弾圧』】 ココをクリック
『TBSドキュメンタリー映画祭2025』開催概要
大 阪:テアトル梅田:3月28日(金)~ 4月10日(木)
京 都:アップリンク京都:3月28日(金)~ 4月10日(木)
名古屋:センチュリーシネマ:3月28日(金)~ 4月10日(木)
東 京:ヒューマントラストシネマ渋谷:3月14日(金)~ 4月3日(木)
福 岡:キノシネマ天神:3月28日(金)~ 4月10日(木)
札 幌:シアターキノ:4月開催
加茂生コン事件差し戻し審完全無罪判決を獲得するべく、12月17日から新たに加茂生コン事件署名活動がスタートしました。
京都事件については団体署名でしたが、加茂生コン事件については各地の要望をふまえて個人と団体の2種類の署名活動に取り組むことになりました。
「関西生コンを支援する会」は、署名活動用に加茂生コン事件とはなにかを描いたニュース号外(漫画新聞)を発行しています。
提 出 先:大阪高等裁判所第3刑事部
署名の種類:団体署名と個人署名の2種類
署名用紙は、団体署名 ココをクリック 個人署名 ココをクリック
集約と提出:第1次集約 1月末日
第2次集役 2月末日
最終週役 3月末日
送 り 先:〒101ー0062
東京都千代田区神田駿河台3ー2ー11 連合会館
フォーラム平和・人権・環境気付
関西生コンを支援する会 ホームページ ココをクリック
TEL:03ー5289ー8222
【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
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▼Apple ココをクリック
▼Amazon ココをクリック
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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ー 公判予定 ー
2025年1月はありません |
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