関西ゼネラル支部第10回定期大会 / PLP会館

全日本建設運輸連帯労働組合関西ゼネラル支部第10回定期大会が11月17日、PLP会館で開催されました。

「関西ゼネラル支部の仲間の団結で闘おう!」

司会の杉原副委員長が開会宣言。続いて、大会緒役員を選出し、議長が登壇しました。資格審査と大会スケジュールの確認後、色見委員長の主催者挨拶。色見委員長は、能登地震復興の遅れや環境破壊、原発の危険性などの情勢に触れたあと「労働組合の必要性を訴えていくことが重要だ。関西ゼネラル支部の仲間の団結で闘おう!」と提起しました。

「国連人権理事会、ビジネスと人権に関する指導原則」

特別報告「ビジネスと人権」を関生支部・執行委員の西島さんが提起。西島さんは、自らが受けた刑事弾圧や会社からの懲戒解雇などの労使紛争、人権に興味を持ち人権問題に携わってきたことなどを話したあと、国連人権理事会「ビジネスと人権に関する指導原則」を解説しました。そして「ビジネスと人権に関する指導原則」を理解して、積極的に関与することが必要であり、「企業のステークホルダーやサプライチェーンを分析した組合活動が求められる」と行動を提起しました。

「来賓からの連帯挨拶」

来賓の挨拶では、関生支部・木村副委員長は「この間の弾圧支援に感謝する。関生は反転攻勢に立つ」、近畿地本・西山書記長は「労基法改悪を許さない闘いをつくろう」、家族クラブあさがお・楠本会長は「家族の団結で労働組合の団結を強化しよう」、れいわ新選組・大石あきこ衆議院議員は「特別報告に感動した。私は国会議員である前に組合員だ。戦争をさせない運動を共に闘う」と連帯挨拶と関西ゼネラル支部と共に闘う決意が表明されました。

「議案審議、活発な討論が展開された」

議案審議では、1号議案2024年度活動報告、2号議案2025年度活動方針を兼清書記長が提案。第3号議案2024年度会計報告・会計監査、第4号議案2025年度予算案を野口財政部長が提案しました。
議案の提起を受けた組合員からは、多くの意見や質問が出されるなど活発な討論が展開されました。

「組織拡大と現場行動で運動を前進させよう!」

第5号議案の役員改選、第6号議案の年間ストライキ権の確立、大会宣言の提案が採択されたあと、今大会で退任する大橋副委員長と杉原副委員長が退任挨拶。両副委員長は、長年にわたり組合員からの協力に感謝を述べたあと「役員は本日退任するが、組合員として引き続き運動に参加していく」と新たな決意を表明しました。
新任・再任された新役員の挨拶に続いて、色見委員長がリードする「団結ガンバロー!」を全員で唱和して、本日の定期大会はお開きとなりました。
組織拡大と現場の行動で関西ゼネラル支部の運動を前進させよう!

連帯ユニオン人権部主催
第4回 人権問題シンポジウム 開催!

 日 時:2024年12月7日 15:00~17:00
 場 所:エルおおさか南館7階 南734
 講 師:秋田 真志弁護士
 テーマ:プレサンス元社長冤罪事件における
      権力犯罪と人質司法
       ~取り調べ可視化が浮かび上がらせた
        日本の刑事司法の闇~
 資料代:500円
 お問合せ:連帯ユニオン人権部 担当:武谷 新吾
      TEL:06-6583-5546
京都3事件無罪判決を求める署名のよびかけ
労働組合活動を犯罪扱いさせてはなりません
「京都事件」は、ベスト・ライナー、近畿生コン、加茂生コンの3つの事件(労働争議)を併合審理する刑事裁判です。労働争議の解決金を受領したことが「恐喝」とされています。
争議解決にあたって、会社側に解雇期間中の未払い賃金、雇用保障、組合の闘争費用などを解決金として支払わせることは、裁判所や労働委員会でも当然の実務として定着しています。ところが、警察・検察は、関生支部は労働組合を名乗る反社会勢力で、金銭目当てで活動してきたそんなストーリーで前代未聞の事件を仕組んだのです。
企業の団結権侵害に対する抗議行動や団体行動を犯罪扱いする警察・検察の暴挙を許せば、憲法28条が保障した労働基本権がなかった時代への逆戻りです。裁判所は毅然たる姿勢で無罪判決を出すべきです。すべての労働組合のみなさまに署名活動へのご協力をよびかけます。
署名活動の実施要領
提 出 先:京都地方裁判所第2刑事部
署名の種類:団体署名を実施します(個人署名ではありません)
      署名用紙は、  ココをクリック
集約と提出:第1次集約  9月末日(10月中旬提出)
      第2次集役  10月末日(11月中旬提出)
      最終週役    11月末日(12月中旬提出)
送 り 先:〒101ー0062
      東京都千代田区神田駿河台3ー2ー11 連合会館
      フォーラム平和・人権・環境気付
      関西生コンを支援する会 ホームページ  ココをクリック
      TEL:03ー5289ー8222
      関西生コン事件 仰天の現場証言~無罪の被告人と兵糧攻めされる業者【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
MBS(毎日放送)映像’24「労組と弾圧」がギャラクシー賞奨励賞を受賞しました。
5月31日、受賞式のようす ココをクリック
【MBSラジオがネットで聞けるようになりました】
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
▼Spotify ココをクリック
▼Apple ココをクリック
▼Amazon ココをクリック

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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ー 公判予定 ー

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関西生コン事件ニュース 101(東京新聞「こちら情報部」) ココをクリック
東京新聞「こちら情報部」

保育園に入れるための就労証明が犯罪? 労組は反社? 逆転無罪が相次ぐ「関西生コン事件」が示す民主主義の危機 ココをクリック

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