「8.6ヒロシマ暴処法弾圧」抗議・激励行動
反戦反核運動潰しの「8.6ヒロシマ暴処法弾圧」で2月28日に逮捕され、その後、起訴された労働組合員5名の仲間の不当な弾圧への裁判所と地検の抗議行動と勾留されている5名の激励行動に、全国から34人の闘う労働者が結集し、警察・検察・裁判所を糾弾する抗議集会が広島地裁正門前で結集しました。関生支部からは4名が参加しました。
「広島地裁前抗議・申し入れ行動」
関西労組交流センターの深町代表が開始宣言。昨年、8月6日の広島ドーム前の反戦集会デモに参加していた5名の仲間が、不当に逮捕・起訴され、8ヵ月にもおよぶ長期勾留を強いられていることなどの経過を報告しました。また、5名の仲間は何度も保釈請求が却下されており、「接見禁止」(弁護人以外とは面会、手紙のやり取りもできない)の措置がとられていることで職場や労組の仲間とは面会も手紙のやり取りもできない状況にあること。弁護人が申し立てた「接見禁止一部解除」(一回、20分程度の家族との面会)も裁判所は2回も却下していることなどが報告されました。
「保釈却下」「接見禁止」「長期勾留」については、5名が黙秘権を行使していることが理由であり、まさに「人権侵害」「人質司法」そのものであり、恣意的拘禁、拷問禁止などの国際法に抵触する人権侵害です。先進国と言われている日本ですが、司法の警察・検察・裁判所は国際的には後進国とされており、先進国の欧米諸国では通用しません。
そして、学生がリードするシュプレヒコール「広島地裁は公判を開け!」「非公開の公判前整理を許さないぞ!」「地裁は裁判所に警察を介入させるな!」「反戦反核運動潰しの弾圧を許さないぞ!」などを結集した仲間が発しました。
その後、大阪、奈良、八尾、高槻、豊中、広島、東京、香川の仲間がマイクを握り、裁判所に対して抗議の訴え行い、広島地裁に5名を直ちに釈放しろなどの申入書を提出しました。
「広島拘置所前、全国の仲間が5名差し入れを」
広島地裁前での抗議行動と申立書提出のあと、広島拘置所前で5名の仲間への激励行動を展開しました。関西労組交流センターの深町代表が司会を務め、八尾北医療センター労働組合、高槻医療福祉労働組合、豊中市職、大行進・広島、関生支部、全学連の仲間が、不当に長期勾留されている5名の仲間に、マイクで激励の言葉を投げかけました。あわせて、全国から結集した仲間が5名に書籍や衣類などの差し入れを行いました。
当日は、平日だったこともあり正門の鉄の門扉が開かれていたことから、拘置所の仲間で声が届いたのではないでしょうか。
「次回は、12月6日」
抗議・激励行動のまとめでは、裁判所と地検に申入をしたことが報告されました。
最後に、学生がリードする裁判所弾劾・糾弾のシュプレヒコールを参加者全員で唱和、して、本日の行動を終えました。
反戦反核運動潰しの弾圧を粉砕し、不当に長期勾留されている仲間5名を奪還する闘いに立とう!
第4回 人権問題シンポジウム 開催!
日 時:2024年12月7日 15:00~17:00
場 所:エルおおさか南館7階 南734
講 師:秋田 真志弁護士 テーマ:プレサンス元社長冤罪事件における
権力犯罪と人質司法
~取り調べ可視化が浮かび上がらせた
日本の刑事司法の闇~
資料代:500円
お問合せ:連帯ユニオン人権部 担当:武谷 新吾
TEL:06-6583-5546
労働組合活動を犯罪扱いさせてはなりません
「京都事件」は、ベスト・ライナー、近畿生コン、加茂生コンの3つの事件(労働争議)を併合審理する刑事裁判です。労働争議の解決金を受領したことが「恐喝」とされています。
争議解決にあたって、会社側に解雇期間中の未払い賃金、雇用保障、組合の闘争費用などを解決金として支払わせることは、裁判所や労働委員会でも当然の実務として定着しています。ところが、警察・検察は、関生支部は労働組合を名乗る反社会勢力で、金銭目当てで活動してきたそんなストーリーで前代未聞の事件を仕組んだのです。
企業の団結権侵害に対する抗議行動や団体行動を犯罪扱いする警察・検察の暴挙を許せば、憲法28条が保障した労働基本権がなかった時代への逆戻りです。裁判所は毅然たる姿勢で無罪判決を出すべきです。すべての労働組合のみなさまに署名活動へのご協力をよびかけます。
署名活動の実施要領
提 出 先:京都地方裁判所第2刑事部
署名の種類:団体署名を実施します(個人署名ではありません)
署名用紙は、 ココをクリック
集約と提出:第1次集約 9月末日(10月中旬提出)
第2次集役 10月末日(11月中旬提出)
最終週役 11月末日(12月中旬提出)
送 り 先:〒101ー0062
東京都千代田区神田駿河台3ー2ー11 連合会館
フォーラム平和・人権・環境気付
関西生コンを支援する会 ホームページ ココをクリック
TEL:03ー5289ー8222
デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
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関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック
第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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