「勾留決定手続きに大問題が発生」
2月5日、関生支部に対する滋賀県警による不当な刑事弾圧をめぐり、被疑者の勾留決定にさいして、大きな問題が発生していることが明らかになりました。
逮捕された仲間は、2月6日に送検されました。ところが、翌日の7日、勾留決定された仲間と勾留決定されていない仲間がいることが判明したのです。
これは、警察の48時間、検察の24時間の取り調べなどの捜査時間の決まりを超えている可能性があります。この裏付けとしては、2月7日、勾留が決定されていない仲間は、留置されている警察署から出ていないことが確認されたことにあります。
24時間以内に勾留請求をしたが、裁判所の都合で勾留質問できなかった可能性もありますが、極めて異例であることは間違いないのです。
「滋賀県警大津署員による『組合脱退』のはたらきかけ」
滋賀県警大津署の警察官は、2月5日に不当逮捕した仲間の家族に対して、「逮捕された理由を知っているか」「職場の人と接触しているのか」「本当のことを話して早く出てきて欲しいのか。話をでっちあげて早く出てきて欲しいのか」などと質問し、返答を求めています。
さらに、警察官は、「職場の人や弁護士と話をしても、警察のことを悪く言うだけだから、あまり連絡をとらない方がいい。今、こうして話していることも職場の人には言わない方がいいと思う」「来週、近くの警察署で、逮捕されるまでのダンナの様子を教えて欲しい」などと不当逮捕された家族に圧力をかけているのです。
この滋賀県警大津署員の行為は、「労働組合をやめさせろ」ということであり、組合つぶしの不当労働行為です。
このような、滋賀県警・検察の不当な組合つぶしに、私たちは強く抗議します。関生支部の組合員には、家族を含めた団結強化と、県警の不当な行為を暴露するために街頭に出て広報することが求められています。
支援していただいている労組や市民団体の仲間のみなさんには、この異常極まりない滋賀県警・検察の実態を暴露・広報する行動を展開することをお願いします。
第9回 公判
日時:2019年2月22日 10:00~17:00
第10回 公判
日時:2019年2月25日 10:20~17:00
第11回 公判
日時:2019年2月27日 10:00~17:00
場所:大津地方裁判所
第2回 公判
日時:2019年5月15日 10:00~
場所:大阪地方裁判所 大法廷 201
第1回 公判
日時:2019年2月28日 11:00~12:00
場所:大津地方裁判所
労働組合つぶしの大弾圧許さない!
3.10集会
日にち:2019年3月10日(日)
時 間:14:00~16:00 開場:13:30
場 所:大阪市立西区民センター
労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会
「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ
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ストライキしたら逮捕されまくったけどそれってどうなの?(労働組合なのに…) 単行本 – 2019/1/30
連帯ユニオン、小谷野 毅、葛西 映子、安田 浩一、里見 和夫、永嶋 靖久(著)
内容紹介
レイシスト(差別主義者)を使って組合破壊をしかける協同組合、ストライキを「威力業務妨害」、職場のコンプライアンス違反の告発を「恐喝」、抗議を「強要」、組合活動を「組織犯罪」、労働組合を「組織犯罪集団」と言い換えて不当逮捕する警察。
いま、まっとうな労働運動に加えられている資本による攻撃と「共謀罪のリハーサル」ともいえる国家権力による弾圧の本質を明らかにする!
お問い合わせは、連帯ユニオンまで
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