滋賀県警の警察官が、一昨日に引き続き、2月5日に不当逮捕した仲間の家族に対して、圧力をかけています。
滋賀県警が要高圧的に面会を強いる
本日、県警の警察官が不当逮捕した仲間の奥さんに電話をかけて、「子どもに会わせろ!」「親に会わせろ!」などと事件に関係ない親族への面会を強く求めました。
仲間の奥さんが、丁寧に断っているのにもかかわらず、警察官は激しい口調で「労働組合の弁護士が入ってから、あんたのダンナさんが何もしゃべらなくなったやないか!警察の我々が子どもと会って、お父さんのことを聞きたいだけや!」「本人(被疑者)の母親とも会わなあかんと思っているんや、子どもの将来のこともあるし、相談したいんですが」などと執拗に求め続けたそうです。
仲間の奥さんが、この警察官のあまりにも高圧的で執拗な態度に抗議をしたところ、警察官は「いいんですか、このままやと何ヶ月も彼は入らないとあかんようになるで。仕事もできんようになるで」と、奥さんを脅かすような発言をしたそうです。この県警の現職警察官の高圧的な態度や発言には、目を疑うばかりです。
この滋賀県警の警察官の行為は、仲間の家族に圧力をかけることで、労働組合を脱退させる「労働組合つぶし」が狙いなのです。これは、まさに滋賀県警による不当労働行為です。
異常なまでの滋賀県警の行為
この異常極まる滋賀県警の警察官の行為に対して直ちに、私たちは弁護団と連携して、法的な措置をとる手続きを行いました。
連日にわたる、滋賀県警の不当な組合つぶしに、私たちは強く抗議するとともに、二度と繰り返さないことを強く求めます。
警察権力の横暴な振る舞いを許すわけにはいかないのです。関生支部の組合員には、家族を含めた団結強化と、県警の不当な行為を暴露して、警察官の横暴な振る舞いをさせない闘いを組織して行動することが必要です。
支援していただいている労組や市民団体の仲間のみなさんには、この異常極まりない滋賀県警の警察官の実態を暴露・広報する行動を展開することをお願いします。
第9回 公判
日時:2019年2月22日 10:00~17:00
第10回 公判
日時:2019年2月25日 10:20~17:00
第11回 公判
日時:2019年2月27日 10:00~17:00
場所:大津地方裁判所
第2回 公判
日時:2019年5月15日 10:00~
場所:大阪地方裁判所 大法廷 201
第1回 公判
日時:2019年2月28日 11:00~12:00
場所:大津地方裁判所
労働組合つぶしの大弾圧許さない!
3.10集会
日にち:2019年3月10日(日)
時 間:14:00~16:00 開場:13:30
場 所:大阪市立西区民センター
労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会
「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ
PDF
ストライキしたら逮捕されまくったけどそれってどうなの?(労働組合なのに…) 単行本 – 2019/1/30
連帯ユニオン、小谷野 毅、葛西 映子、安田 浩一、里見 和夫、永嶋 靖久(著)
内容紹介
レイシスト(差別主義者)を使って組合破壊をしかける協同組合、ストライキを「威力業務妨害」、職場のコンプライアンス違反の告発を「恐喝」、抗議を「強要」、組合活動を「組織犯罪」、労働組合を「組織犯罪集団」と言い換えて不当逮捕する警察。
いま、まっとうな労働運動に加えられている資本による攻撃と「共謀罪のリハーサル」ともいえる国家権力による弾圧の本質を明らかにする!
お問い合わせは、連帯ユニオンまで
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