「タイヨー生コン恐喝事件・大津地裁」

連帯ユニオン関西地区生コン支部への権力弾圧をめぐる公判が9月2日、大津地裁で開かれました。本日の公判は証人尋問です。

恐喝していないことが明らかに

1人目の証人はN氏

事件とされている当日、トラブル解決に向けての方向性を話し合うために会う場所をセッティングしたと証言した。その際、相手方のI氏と副委員長の口調が解決するための話し合いの場に相応しくないと感じ、証人自身の独断で副委員長に席を外させたと証言した。委員長は自己紹介をした後、近畿2府4県の生コン協同組合の情勢について、丁寧な口調で語り労働組合の関わりも説明したという。
当日までに証人と委員長が話したのは2回のみ。滋賀の生コン会社の人が会いたいと言っていると伝えたときと、委員長から会ってみようと返事をもらったときだけ。
「委員長からお金を要求するような話は一切されたことはなく、常に委員長は受け身だった」証言した。
今回の証人で関わったとされる証言可能な人は全員が証言した。誰の証言からも恐喝事件の被告人とされる委員長と副委員長がお金を要求したという証言は出ず、恐喝はしていないということが明らかになったのではないか。

2人目の証人は、現タイヨー生コンの生コン納入現場であり、コンプライアンス啓蒙活動を行った際に対応した現場の責任者氏。
これまでと同様、コンプライアンス違反を指摘され改善したという証言をした。行政からも指導を受け改善を求められ報告書まで提出したことを証言した。
指摘された法令違反についてそれが道交法違反であることも、罰則があることも充分に理解していなかった。
しぶしぶではあったが指摘された後、現場の法令違反について指摘されないように気をつけるようにしていたと認めていた。

弁護士まとめ、位田弁護士(抜粋)

今日2人証人尋問した。2人ともタイヨー生コンに対する恐喝事件の証人ですが、1人目は大阪広域協の元副理事長のN氏。武委員長とも古くからの知り合いということで、タイヨー生コンと武委員長を会わせたという非常に重要な人物。
検察は、武委員長が仲介者である西井氏を通じて1000万円払ったらイヤがらせをやめてやると脅迫をして、当日1000万円もらったというストーリーを描き起訴した。ところが今日、本人が証言していたが、武委員長の方からお金の話は出ていない、元々向こうから会わせて欲しいという話をセメントメーカーの人物を通じて話をしてきたのだ。向こうが会いたがっていたという証言だった。検察側のストーリーを否定するような証言をした。
2人目は、タイヨー生コンが生コン納入していた工事現場で組合員がコンプライアンス啓蒙活動した工事現場の責任者が証言をした。これは他の現場と同じで、まさに現場が法令違反をしているのを組合員が指摘をして改善した。また、役所からも改善策の指導を受け、(改善)報告書まで役所に提出している。
実際にそこの現場で違法なことがされていた。それを組合員が行政を通じて指摘をするという正当なことがされていたということが立証されたと思う。

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ 
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9・25

労働組合つぶしの
大弾圧を許さない

座り込み集会

日時:9月25日(水)8:30~16:00
場所:大阪地方裁判所前公園(西天満若松浜公園)

 

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