「威力業務妨害事件(大阪第1次弾圧事件)公判、大阪地裁」
連帯ユニオン関西地区生コン支部への権力弾圧をめぐる公判(大阪第1次弾圧事件)が3月16日、大阪地裁で開かれました。この日は、コロナウイルスの影響によって傍聴席が三分の一くらいに数が減ってしまい、全員が入れませんでした。そんななか、たくさん傍聴に来ていただき、ありがとうございました。
まとめ、喜多弁護士
本日は中央大阪生コン関係の事件に関してN執行委員に証言してもらった。
N執行委員は、自身の裁判の方ですでに証言しているが、今回の公判で、補足の証言してもらった。今回のSS全体のストライキと中央大阪生コンの事件は全然違う話で、中央大阪生コンの事件はK運輸が専属輸送権があり、設立(大阪中央生コン)当初から全部の中央大阪の生コン輸送をK運輸が担ってきたわけで、権利があったにもかかわらず「ミキサー車どけろ」と前日言われて、その後、輸送権が切られかねないという危機感があったため、「K運輸だけは仕事します」という形で話がついていたにも関わらず、翌日車輌を入れさせなかった。それは抗議するのが当然の話。何ら違法なことではないと私も考えている。
その当たりのことについて証言しておけば、少なくとも中央大阪生コン事件に関しては、かなり無罪の可能性も高まるのではないかと私は考えている。
今回、中央大阪生コンに急遽派遣された執行委員などが逮捕・起訴されてるが、実際元々予定されてないところ、サポートのために当日朝に指示を受けて中央大阪生コンに行き、「就労をさせろ、仕事させろ」と抗議しただけ。そもそも警察沙汰になるようなことではない。
そのことを明白にしておきたかったのでN執行委員に今日証言してもらい、充分な証言をしていただいたと思う。
大阪府労委で組合側の完全勝利命令!←藤原生コン運送不当労働行為事件
またもや、組合側勝利命令!←吉田生コン地位保全等仮処分申立事件
関西生コン事件ニュースNo.26 PDF
「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ
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労働組合やめろって警察にいわれたんだけどそれってどうなの(憲法28条があるのに…) 単行本 – 2020/3/6
連帯ユニオン、葛西 映子、北 建一、小谷野 毅、宮里 邦雄、熊沢 誠、海渡 雄一、鎌田 慧、竹信 三恵子(著)
内容紹介
戦後最大の「労組壊滅作戦」が進行。
警察・検察・裁判所による弾圧。
権力と一体となった業界あげての不当労働行為。
関西生コン事件の本質を明らかにする!
ストライキやコンプライアンス活動を「威力業務妨害」「恐喝未遂」として89人逮捕、71人を起訴。
委員長と副委員長の拘留期間は1年5か月超。
取り調べで「組合をやめろ」と迫る警察。
家族に「組合をやめるよう説得しろ」と電話をかける検察。
組合活動の禁止を「保釈許可条件」とする裁判所。
いったい誰が、なんのために仕掛けているのか「?関西生コン事件」の真相。
お問い合わせは、連帯ユニオンまで TEL:06(6583)5546 FAX:06(6582)6547
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