22春闘第1回集団交渉

3月15日、関西生コン関連労働組合連合会(関生支部、全港湾大阪支部)と大阪兵庫生コン経営者会は22春闘第1回目の集団交渉を学働館で開催した。労組連合会、経営側代表者併せて40名が参加。各団体の代表がそれぞれの考えを表明した。

22春闘開催。実のある春闘を!

最初に労組連合会を代表して湯川議長が発言。「これまでのような『口約束だけの賃上げ』で妥協するような春闘は行わない。組合員にとって実のある春闘に変える」と今春闘の態度を表明。関生支部細野書記長から春闘要求趣旨説明を受けた経営側は「真剣に議論して回答したい」と応じた。最後に、労働側は集交に参加している経営者会会員でない企業についても集団交渉のなかで統一要求に対する回答を求め第1回集団交渉は終了した。

団結を強め勝利をつかみ取ろう!

第2回集団交渉は3月22日(火)13時学働館で開催。第1回集団交渉に参加していない企業にも再度集団交渉への参加を求め22春闘勝利に向けて組合員一丸となって闘っていく。

 

「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」への賛同の呼びかけ PDF

デモクラシータイムス 〈 2022.01.11 〉
池田香代子の世界を変える100人の働き人60人目
労働運動を〈犯罪〉にする国「連帯ユニオン関西地区生コン支部」事件
ゲスト:竹信三恵子さん(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)
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関西生コン事件ニュース No.71 ココをクリック
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2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み)

1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。
そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。
業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。
なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。
迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 : プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】
竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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