3.21「2023年春闘勝利!」総決起集会
3.21「2023年春闘勝利!」総決起集会(主催、全国労働組合交流会)が3月21日、東京・北とぴあで開催され、120人超の闘う労働者が結集しました。連帯ユニオンからは、関生支部が参加しました。
「2023年春闘を闘うぞ!」
司会者の開会宣言に続いて、参加者全員がシュプレヒコール。「2023年春闘を闘うぞ!」「大幅賃上げを勝ち取るぞ!」「ジョブ型雇用の拡大を粉砕するぞ!」「日の丸・君が代の強制を粉砕するぞ!」「改憲阻止を闘うぞ!」「国際連帯で闘うぞ!」などのコールが会場に響き渡りました。
「労働組合つぶしを粉砕する春闘を闘おう!」
元郵政労働者、君が代不起立と闘う教育労働者、元国鉄労働者など、本集会に参加できなかった仲間からの連帯メッセージが、司会者から読み上げて紹介されました。
全国労働組合交流会・事務局長から基調提起。事務局長は「❶新しい資本主義と称する雇用破壊攻撃-労働組合つぶしを粉砕する春闘を闘おう。❷デジタル化、脱炭素化で産業構造の大転換を図る経団連。❸長期・終身雇用をやり玉にあげ、雇用破壊を扇動する経団連。❹新しい資本主義に賛同し、産業報国会に転落する連合を突破して闘おう」などを詳細にわたって提起しました。
最後に、事務局長は「3.27日の全国寄せ場・日雇い労働者対厚生労働省交渉、日本経団連・日建連追及弾劾行動と、3月31日の卒業式処分発令抗議、該当者支援総決起集会を闘おう」と行動提起して基調提起を締めくくりました。
「関生産別運動の復権と、すべて事件の無罪判決を勝ち取るために全力をつくす!」
集会に結集した仲間からの発言では、関生支部・武谷書記次長が、2018年から始まった関生支部弾圧に対しての物心両面にわたる支援にお礼を述べたあと「❶2021年の定期大会で湯川委員長を選出し、新体制の関生支部の反撃。❷新体制の関生支部つぶしを狙った大阪広域生コン協組が主導する高槻生コン工場売却と工場解体工事の強行。❸コンプライアンス活動などの産別運動を刑事事件とした3月2日、大津地裁の湯川委員長を実刑4年などとした不当判決。❹和歌山広域協組事件の大阪高裁判決では、関生支部の産別労組活動が認められ、逆転無罪を勝ち取ったこと」などを話し、「関生産別運動の復権と、滋賀や京都などすべて事件の無罪判決を勝ち取るために全力をつくす」と決意を表明しました。
最後に、武谷書記次長は「23春闘を闘う労働組合の団結と実力闘争、ストライキで大幅賃上げを勝ち取ろう」と行動を提起しました。
「結集した仲間からの決意表明」
全国労働組合交流会に結集する仲間からの発言。生協労組、東京・山谷日雇い労働組合、釜ケ崎労働者の会、福岡・築港日雇い労働組合の代表者が、現場の闘争報告と闘争方針を示し、23春闘を全力で闘う決意が表明されました。
「反戦・反失業を掲げて23春闘を全力で闘おう!」
関生支部からの発言に対して、参加者からの質疑と武谷書記次長の応答がありました。司会者から「反戦・反失業を掲げて23春闘を全力で闘おう」と集会のまとめが提起。最後に、司会者のリードで「団結がんばろう!」を参加者全員が唱和して23春闘総決起集会はお開きとなりました。
集会に参加した関生組合員は、各労組からの闘争報告や闘争方針などの発言に「多くのことを学んだ」と感想を述べていました。
2023年春闘を闘う労働組合の団結と行動で、大幅賃上げを勝ち取ろう!
トップ写真は機関紙から抜粋しています
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
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ー 公判予定 ー
4月19日 コンプライアンス二次事件 大津地裁 | 10:00~ |
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5月11日 京都3事件 京都地裁 | 10:00~ |
関西生コン事件ニュース No.88 ココをクリック3月29日発行 関連動画 「関西生コン事件」報告集会 ココをクリック
関西生コン事件ニュース No.87 ココをクリック
関西生コン事件ニュース No.86 ココをクリック
賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。
目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ
【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ
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