昌一金属闘争勝利!10.23総決起集会
「組合つぶしのための執行部選別解雇を許さない!昌一金属闘争勝利!10.23総決起集会」(主催、港合同・全港湾大阪支部・関生支部)が10月23日、浪速区民センターで開催され、155人の闘う労働者が結集しました。
「混乱したことをきちんと総括しなければならない」
司会の全港湾大阪支部・吉馴書記長が開会宣言。港合同・中村委員長の主催者挨拶では「港合同、全港湾大阪支部、関生支部の3労組が名前を出して開催する集会は初めてだ。昌一金属支部の民事再生争議では、当初、港合同が混乱したことをきちんと総括しなければならない」と総括の必要性を話しました。最後に「那須電機鉄工社のやり方を許さない闘いに3労組の共闘で全力をつくし昌一金属闘争に勝利する」と行動を提起しました。
「第2ラウンドを徹底的に闘い、闘争に勝利する」
昌一金属支部の執行部が登壇し、木下委員長が闘争報告。木下委員長は、争議の初動の遅れや資本を甘く見ていたこと、組合員の意思統一が不十分だったことなどの課題を、自らを厳しく批判し、反省した総括を述べました。そして、この間、10ヵ月にわたる3労組共闘の現場闘争や弁護団と連携した労働委員会闘争を報告しました。最後に「第2ラウンドを徹底的に闘い、昌一金属闘争に勝利する」と決意を表明しました。
「不当労働行為を認めさせた命令を勝ち取る」
弁護団からは久堀弁護士が登壇しました。久堀弁護士は、毎週火曜日の昌一闘争デモは三井住友銀行本店周辺の会社員らの注目を集めていることや労働組合の訴えに共感を持っている会社員らがいることを話しました。法廷闘争報告では、組合事務所明け渡しの仮処分命令における裁判所の矛盾を厳しく批判しました。続いて、府労委の救済申立では那須電機鉄工社側は組合の主張に対して、まともな反論ができていないことなどを報告。最後に、久堀弁護士は「闘いの主戦場は労働委員会。私は労働委員会闘争で負ける気がしない。那須電機鉄工社が退いたとしても、不当労働行為を認めさせた命令を勝ち取る」と労働委員会闘争に勝利する決意を表明しました。
「昌一金属闘争に勝利するまで共に闘う」
連帯アピールでは、国鉄千葉動力車労働組合の中村副委員長、港地区平和人権連帯会議の小谷事務局長が登壇し、「昌一金属闘争に勝利するまで共に闘う!」と共闘の決意を表明しました。
「争議現場の闘争報告と闘争方針」
関西労組交流センター・赤田事務局長のカンパアピールのあと、全港湾大阪支部の梅南鋼材分会、大和運輸分会、大阪シティバス分会の代表者が、それぞれの闘争報告と今後の闘争方針を示しました。
続いて、関生支部の大浜資材分会、藤原生コン運送分会、ティーワイケイ高槻生コン分会が登壇して、各職場の闘争報告と今後の闘争方針を示しました。
「3労組共闘で昌一金属闘争に勝利しよう」
関生支部・武谷副委員長が本集会のまとめを提起。最後に、参加者全員で「団結ガンバロー!」を唱和して集会はお開きになりました。
那須電機鉄工社の労働組合潰し、人権侵害を許さない!港合同、全港湾大阪支部、関生支部の3労組共闘で昌一金属闘争に勝利しよう!
第4回 人権問題シンポジウム 開催!
日 時:2024年12月7日 15:00~17:00
場 所:エルおおさか南館7階 南734
講 師:秋田 真志弁護士 テーマ:プレサンス元社長冤罪事件における
権力犯罪と人質司法
~取り調べ可視化が浮かび上がらせた
日本の刑事司法の闇~
資料代:500円
お問合せ:連帯ユニオン人権部 担当:武谷 新吾
TEL:06-6583-5546
労働組合活動を犯罪扱いさせてはなりません
「京都事件」は、ベスト・ライナー、近畿生コン、加茂生コンの3つの事件(労働争議)を併合審理する刑事裁判です。労働争議の解決金を受領したことが「恐喝」とされています。
争議解決にあたって、会社側に解雇期間中の未払い賃金、雇用保障、組合の闘争費用などを解決金として支払わせることは、裁判所や労働委員会でも当然の実務として定着しています。ところが、警察・検察は、関生支部は労働組合を名乗る反社会勢力で、金銭目当てで活動してきたそんなストーリーで前代未聞の事件を仕組んだのです。
企業の団結権侵害に対する抗議行動や団体行動を犯罪扱いする警察・検察の暴挙を許せば、憲法28条が保障した労働基本権がなかった時代への逆戻りです。裁判所は毅然たる姿勢で無罪判決を出すべきです。すべての労働組合のみなさまに署名活動へのご協力をよびかけます。
署名活動の実施要領
提 出 先:京都地方裁判所第2刑事部
署名の種類:団体署名を実施します(個人署名ではありません)
署名用紙は、 ココをクリック
集約と提出:第1次集約 9月末日(10月中旬提出)
第2次集役 10月末日(11月中旬提出)
最終週役 11月末日(12月中旬提出)
送 り 先:〒101ー0062
東京都千代田区神田駿河台3ー2ー11 連合会館
フォーラム平和・人権・環境気付
関西生コンを支援する会 ホームページ ココをクリック
TEL:03ー5289ー8222
デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
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関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック
第26回ソウル人権映画祭で上映されました。 ココをクリック
6月13日から開催される、第26回ソウル人権映画祭(ソウルマロニエ公園一帯)。
14日(金)に『ここから「関西生コン事件」とわたしたち』が上映されます。英語・韓国語・字幕、韓国手話付き。全22作品を上映。
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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