JR天満駅・大阪市北区役所での宣伝行動 / ナニワ生コン闘争
不当労働行為企業と労働委員会から認定された「ナニワ生コン社・浪速建資産業社」を周知するため、連帯ユニオン関生支部・大阪Bブロックは1月8日、JR天満駅・大阪市北区役所前で「ナニワ生コン社・浪速建資産業社の不当労働行為を労働委員会が認定」を掲げた情宣活動を展開しました。
「ナニワ生コン社・浪速建資産業社の不当労労働行為糾弾」
JR天満駅・大阪市北区役所前の歩行者道路では、武谷副委員長が右手にマイクを握り、左手に組合旗を掲げて、ナニワ生コン社・浪速建資産業社が労働組合法に違反している不当労働行為の事実や、大阪府労働委員会から労働組合法違反の「不当労働行為企業」に認定され、救済命令が出されたのに、その命令を履行しない態度に終始していること、大阪広域生コン協組の関生支部潰しが背景にあることを訴えました。
「関生支部弾圧事件を知って欲しい」
2018年から始まった大阪広域生コン協組の関生支部潰しと連携し、ストライキや抗議行動などの正当な労働組合活動を警察・検察が刑事事件にした「関西地区生コン支部弾圧事件」では、4件の無罪が出されたこと。MBS映像’24の「労組と弾圧・関西生コン事件を考える」という番組が放映されたこと。関東圏でもTBSが「労組と弾圧・関西生コン事件を考える」が放映されたこと。東京新聞のこちら特捜部に記事となったこと。You Tubeでは「デモクラシータイムス」で取り上げられたことなどを話し、「関生支部弾圧事件を知って欲しい」などを訴えました。
そして、京都3事件の検察による関生委員長らへの「求刑、懲役10年」を厳しく非難し、正当な組合活動を犯罪にすることを許すことはできない、無罪判決を勝ち取るために全力をつくす!市民のみなさんも声をあげて欲しいと訴えました。
JR天満駅・大阪市北区役所前の歩行者道路では、昌一金属支部の委員長が横断幕を掲げ、通行中の会社員や市民らにビラを配布しました。
「複数の市民がビラを受け取った」
関生支部・機関紙部が作成した「ナニワ生コン闘争ニュース」ビラは、JR天満駅・大阪市北区役所前を行き交う会社員や市民らは快く受け取ってくれました。
ビラを受け取った女性や男性市民から「おー労働組合!頑張れよ!」「寒いなか、大変やの!」「応援しているよ!」などと激励があったのが印象的でした。
午前10時ころから約1時間の行動でしたが、関生支部の訴えに、JR天満駅・大阪市北区役所前を行き交う会社員や市民らに多いにアピールすることができました。ビラは、24枚の配布でした。引き続き、街頭での宣伝活動を展開します。
ナニワ生コン社・浪速建資産業社(ナニワ生コングループ)が、大阪府労働委員会から「不当労働行為」と認定され、団体交渉応諾と謝罪文の手交が命じられました。
「府労委がナニワ生コングループの不当労働行為を認定し、命令を出した」
大阪府労働委員会は、令和6(2024)年7月19日付けで、ナニワ生コン社・浪速建資産業社に対し、下記の命令書を出しました。
1.被申立人ナニワ生コン株式会社及び同浪速建資産業株式会社は、申立人が令和4年8月9日付けで申し入れた団体交渉に応じなければならない。
2.被申立人ナニワ生コン株式会社は、申立人に対し、下記の文書を速やかに交付しなければならない。
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
執行委員長 湯川裕司様
代表取締役 藤中昌則
当社が、貴組合から令和4年8月9日付けで申し入れのあった団体交渉に応じなかったことは、大阪府労働委員会において労働組合法第7条第2号に該当する不当労働行為であると認められました。今後、このような行為を繰り返さないようにいたします。
4.被申立人浪速建資産業株式会社は、申立人に対し、下記の文書を速やかに交付しなければならない。
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
執行委員長 湯川裕司様
代表取締役 藤中昌則
当社が、貴組合から令和4年8月9日付けで申し入れのあった団体交渉に応じなかったことは、大阪府労働委員会において労働組合法第7条第2号に該当する不当労働行為であると認められました。今後、このような行為を繰り返さないようにいたします。
「4度目の不当労働行為が認定されたナニワ生コングループ」
ナニワ生コン社・浪速建資産業社(ナニワ生コングループ)は、2020年9月24日と2024年8月18日にも、大阪府労働委員会から「不当労働行為」が認定されており、今回で4度目の不当労働行為が認定されました。
「懲りない藤中昌則社長」
労働委員会から4度も不当労働行為が認定されるという懲りないナニワ生コングループの代表取締役・藤中昌則氏。
関生支部は、ナニワ生コン・浪速建資産業闘争に勝利するまで闘います。労働者・市民の皆さんには、ご支援くださるようお願いします。
現代を取り巻く重要な社会問題を考える5作品と「戦後80年企画」の3作品が発表されました。関連記事:ココをクリック
『TBSドキュメンタリー映画祭2025』予告編一覧 ココをクリック
そのなかで、伊佐治整ディレクター『労組と弾圧』が上映されることが決定しました。
『労組と弾圧』
労働組合員が「ストライキして逮捕」。ミキサー運転手の労働組合「連帯労組関西地区生コン支部」、通称「関生(カンナマ)」を狙った事件。知られざる戦後最大規模の「労働事件」の真相に迫る。【予告編 『労組と弾圧』】 ココをクリック
『TBSドキュメンタリー映画祭2025』開催概要
大 阪:テアトル梅田:3月28日(金)~4月10日(木)
京 都:アップリンク京都:3月28日(金)~4月10日(木)
名古屋:センチュリーシネマ:3月28日(金)~4月10日(木)
東 京:ヒューマントラストシネマ渋谷:3月14日(金)~4月3日(木)
福 岡:キノシネマ天神:3月28日(金)~4月10日(木)
札 幌:シアターキノ:4月開催
加茂生コン事件差し戻し審完全無罪判決を獲得するべく、12月17日から新たに加茂生コン事件署名活動がスタートしました。
京都事件については団体署名でしたが、加茂生コン事件については各地の要望をふまえて個人と団体の2種類の署名活動に取り組むことになりました。
「関西生コンを支援する会」は、署名活動用に加茂生コン事件とはなにかを描いたニュース号外(漫画新聞)を発行しています。
提 出 先:大阪高等裁判所第3刑事部
署名の種類:団体署名と個人署名の2種類
署名用紙は、団体署名 ココをクリック 個人署名 ココをクリック
集約と提出:第1次集約 1月末日
第2次集役 2月末日
最終週役 3月末日
送 り 先:〒101ー0062
東京都千代田区神田駿河台3ー2ー11 連合会館
フォーラム平和・人権・環境気付
関西生コンを支援する会 ホームページ ココをクリック
TEL:03ー5289ー8222
【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで、「関西生コン事件」の解説。刑事裁判で無罪になった二人の組合員と、組合員を雇った、組合員に仕事を出したことを背景にセメントの販売を拒絶され兵糧攻めにあっているセメント製造業者をインタビュー。また、「産業別労働組合」の歴史の経過を詳しく解説。
動画閲覧できます ココをクリック
ドキュメンタリー番組の前に放送されたMBSラジオ「関西生コン事件とは何か」がネットで聞けるようになりました。
以下のところから聞くことができます。
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▼Amazon ココをクリック
映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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ー 公判予定 ー
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