ワールドリンク闘争勝利的解決 / 関西ゼネラル支部

人質司法 なぜ労組は狙われたのか〈Tansa〉 ココをクリック
真相はこれだ!関生事件 無罪判決!【竹信三恵子の信じられないホントの話】 ココをクリック
無罪!関西生コン委員長に判決【探査報道最前線】ココをクリック

ワールドリンク争議が10月27日、決着しました。職場復帰は叶いませんでしたが、会社が解決金(バックペイ+定年までの賃金相当額)を支払うことで、勝利的和解により解決しました。

「闘争現場に駆けつけてくれた仲間に感謝します」

ワールドリンク闘争は、今年の4月から集中行動を展開したことから解決に至りました。この間、24回にわたるワールドリンク社屋前での火曜日デモ、週2回から3回の取引先前での宣伝・ビラ配布の現場行動など、支援に駆けつけてくれた関生支部役員をはじめ関西ゼネラル支部組合員、関生支部組合員、支援共闘の仲間のみなさんに感謝します。本当にありがとうございました。
今後も関西ゼネラル支部は、企業側の不当労働行為を許さない、権利侵害を許さない闘いを現場で展開していきます。引き続き、ご支援をお願いします。

「第2回争議分会決起集会」

「ワールドリンク闘争勝利!第2回争議分会決起集会」を12月5日(金)18時30分から北区民センターで開催します。ワールドリンク闘争の総括を報告しますので、仲間のみなさんに集会の参加を呼びかけます。

※ワールドリンク闘争とは
㈱ワールドリンクは、大阪市中央区高麗橋にあり、病院などに医療用品を納入したり、イベントの際にバスの送迎を行っている会社。会社は、2023年10月26日付けで、同社に勤務していたAさんを解雇しました。
会社は、Aさんを解雇する以前から、労働組合を敵視し、団体交渉拒否や組合員への嫌がらせを繰り返してきました。
大阪府労働委員会に救済申立した事件では、関西ゼネラル支部の主張が認められ、労働委員会はワールドリンク社の行為を不当労働行為と認定し、救済命令を出しました。

真相はこれだ!関生事件 無罪判決!【竹信三恵子の信じられないホントの話】20250411【デモクラシータイムス】

ご存じですか、「関西生コン」事件。3月には、組合の委員長に対して懲役10年の求刑がされていた事件で京都地裁で完全無罪判決が出ました。無罪判決を獲得した湯川委員長と弁護人をお呼びして、竹信三恵子が事件の真相と2018年からの一連の組合弾圧事件の背景を深堀します。 今でも、「関西生コン事件」は、先鋭な、あるいは乱暴な労働組合が強面の不法な交渉をして逮捕された事件、と思っておられる方も多いようです。しかしそうではありません。企業横断的な「産別組合」が憲法上の労働基本権を行使しただけで、正当な交渉や職場環境の改善運動だったから、強要や恐喝など刑事事件には当たらないものでした。裁判所の判断もこの点を明確にしています。では、なぜ暴力的組合の非行であるかのように喧伝され、関西全域の警察と検察が組織的に刑事事件化することになったのか、その大きな背景にも興味は尽きません。 tansaのサイトに組合員お一人お一人のインタビューも連載されています。ぜひ、どんな顔をもった、どんな人生を歩んできた人たちが、濡れ衣を着せられ逮捕勾留されて裁判の法廷に引き出されたのかも知っていただきたいと思います。
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増補版 賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国

竹信三恵子 (著) 旬報社 – 2025/1/30

勝利判決が続く一方で新たな弾圧も――
朝⽇新聞、東京新聞に書評が載り話題となった書籍の増補版!関生事件のその後について「補章」を加筆。
1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけだ。そんな中、関西生コン労組は、労組の活動を通じて、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も、実現した。そこへヘイト集団が妨害を加え、そして警察が弾圧に乗り出した。
なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合潰しが行なわれているのか。迫真のルポでその真実を明らかにする。初版は2021年。本書はその後を加筆した増補版である。
◆主な目次
  はじめに――増補にあたって
  プロローグ
  第1章 「賃金が上がらない国」の底で
  第2章 労働運動が「犯罪」になった日
  第3章 ヘイトの次に警察が来た
  第4章 労働分野の解釈改憲
  第5章 経営側は何を恐れたのか
  第6章 影の主役としてのメディア
  第7章 労働者が国を訴えた日
  エピローグ
  補章 反攻の始まり
  増補版おわりに

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合潰しに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(左写真は松尾聖子さん)いまも各地で上映会がひらかれている。
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ー 公判予定 ー

11月18日    大津第2次事件   大阪高裁(判決)    

14:30~