京都事件第９回公判・京都地裁前抗議行動

京都事件第9回公判・京都地裁前抗議行動

連帯ユニオン関西地区生コン支部への権力弾圧をめぐる公判が10月6日、京都地裁で開かれました。公判前に、27人の仲間が結集する京都地裁前で抗議行動を展開しました。

「

当たり前の労働運動が犯罪にされている!」

京都地裁前抗議行動は、平田執行委員の司会で開始。平田執行委員が、この間の関生支部への権力弾圧の経過を報告。京都事件については「争議解決に際しての解決金が恐喝とされているが、当たり前の労働組合活動であり犯罪ではない」、「不当な弾圧に屈しない」と訴えました。

「勝利をめざして全力で闘う!」

関生支部・七牟禮副委員長は、日頃の関生支部弾圧への支援にお礼を述べた後、「ストライキが威力業務妨害とされている大阪の事件の有罪が確定したことに怒りを隠せない。今後も関生支部は、組合活動、労働運動を展開する。裁判所には公正な判断を求める」と訴え、引き続きの支援を要請しました。

「大津地裁・検察側の異常な論告求刑」

続いて、支援者からのアピール。弾圧を許さない京滋実行委員会の稲村さん、関西合同労働組合の代表者、なかまユニオンの代表者、弾圧を許さない東海の会の代表者からは、「9月13日の大津地裁・論告求刑の長時間にわたる論告は、その後に予定されていた集会デモの妨害と関生支部・委員長への懲役８年という異常な求刑を許さない」「憲法28条、労働組合法をねじ曲げた警察・検察の弾圧を糾弾する」「労働組合を弱体化させた張本人の安倍国葬を弾劾する」「中曽根に見られる国鉄分割民営化は、労働組合つぶすことが狙いだった。関生支部の完全無罪を勝ち取るために共に闘う」などの発言がありました。

「裁判所は労働組合つぶしに加担するな!」

行動の終盤に、平田執行委員のリードでシュプレヒコール。「裁判所は労組つぶしに加担するな!」「裁判所は警察・検察のいいなりになるな!」「裁判所は事実に基づいて判断しろ!」などを参加者全員がシュプレヒコール。
約30分の行動でしたが、旗や幟がはためく抗議行動は、裁判所前を行き交う会社員や市民らに注目を浴びました。
早朝からの行動に、労働組合つぶしの大弾圧を許さない!京滋実行委員会の仲間をはじめ、多くの仲間の結集に感謝します。