日本労働党2023年新春講演会・旗開き

「日本労働党2023年新春講演会・旗開き」が1月8日、東京・日本教育会館で開催され、80人を超える闘う仲間が結集しました。連帯ユニオンからは、関生支部が参加しました。

「日本労働党が先頭に立って、変革に立ち上がろう!」

新春講演会・旗開きは、労働党中央委員会政治局常務委員・青年学生対策責任者の田中剛さんの司会で開会。労働党中央委員会議長の秋山秀男さんが開会あいさつ。秋山議長は、世界と国内情勢を述べたあと、「日本労働党が労働者のための社会づくりをめざするために先頭に立って闘う情勢だ。変革に立ち上がろう」と行動を提起しました。

「独立・自主、アジアの共生の政権をめざす!」

新春講演会の第1弾は、労働党中央委員会政治局常務委員・総政治部責任者の大嶋和広さんの「内外情勢の特徴と展望について」と題する講演。大嶋さんは冒頭、「独立・自主の政権をめざす闘いを強化する『戦争と大増税に反対する』」「そのために『労働党の建設』で成果を上げるように奮闘する」と決意を表明。「①歴史転換期にある国内情勢。②岸田政権の内外政策」などを緻密な分析を詳細にわかりやすく話したあと、日本労働党の任務として「独立・自主、アジアの共生の政権をめざす。この道こそ労働者階級による政権奪取の近道だ。アジアの平和のため、対米従属の岸田政権を打倒しなければならない。独立・自主の政権樹立が最大の保障である」と行動を提起して講演を締めくくりました。

「原点に立ち戻り、党建設を進めていく!」

第2弾は、労働党中央委員会政治局常務委員の長岡親生の「2023年、労働党かく闘う」と題した講演。長岡さんは「①戦後対米従属政治の転換期である。独立・自主の政権樹立向けた闘い前進チャンス。党としての政策提言をしていく。②喫緊の課題となった東アジアの戦争の危機を阻止。③統一戦線組織としての自主・平和・民主のための広範な国民連合の全国的な運動を組織拡大のために支援をする。④労働運動。⑤自治体闘争、統一地方選での勝利」などの重要な課題を提起しました。最後に長岡さんは「労働党の目的、原点に立ち戻って、党と革命を熱烈に訴え党建設を進めていきたい」と訴えて講演を終えました。

「労働党と共に闘う決意表明」

沖縄県知事や国会議員らからの祝電・メッセージを紹介したあと、来賓のあいさつ。社民党、緑の党、関生支部、学生の代表者から、それぞれの闘いの報告と今後の闘争方針が示され、日本労働党と共に闘う決意が表明されました。

「労働党の組織拡大に全力をつくそう!」

今年の統一地方選挙に挑戦する3名の方たちが紹介され、それぞれの立候補者からは地方選挙勝利に全力をつくす決意が表明されました。続いて、地域・現場で闘う同志からの訴えが熱く語られました。田中剛さんが閉会のあいさつ。田中さんは「今年は勝負の年だ!労働党の組織拡大に全力をつくそう!」と提起。最後に、参加者全員で「団結がんばろう!」を唱和して、新春講演会・旗開きはお開きとなりました。

3月は3月2日に大津1次事件、3月6日には和歌山事件でそれぞれ判決が言い渡されます。判決を見据え、「労働組合つぶしの大弾圧を許さない2・18全国アクション」を2月18日、13時30分より豊崎西公園で開催します。お時間のある方はぜひご参集ください。

 

 

 

 

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち

この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。

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2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ

(「BOOK」データベースより)

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