「セブン・イレブン松本オーナー闘争」裁判所前集会&控訴審判決

「松本オーナーの時短は正義!セブンのデタラメ契約解除取り消せ!裁判所は命を守る判決を出せ!」裁判所前集会(主催、コンビニ関連ユニオン・関西合同労働組合)が4月27日、裁判所前で開催され、23人の支援者が結集しました。

「沖縄の仲間のストライキと連帯する闘いだ!」

司会の関西合同労組・田中副委員長が開会宣言。田中副委員長は「本日は、沖縄コールセンター労働組合のストライキと連帯して闘う集会だ。セブン・イレブンをはじめとする、すべてのコンビニ・オーナーの命を守る闘いに立とう!」と行動を提起しました。

「自分の信じた道を進み、勝利するまであきらめない!」

当事者のセブン・イレブン松本オーナーは「本日の天気のように、晴れ晴れとした気持ちで控訴審判決に臨む。高裁判決では、ワンチャンスがあるかもしれないが、例え棄却されても、自分の信じた道を進む」と勝利するまで闘う決意を表明しました。

「ストライキで初審命令を履行させた!」

連帯の挨拶では、コンビニ関連ユニオンの河野委員長は「本日の高裁判決は、24時間、365日働かせられているコンビニ・オーナーや労働者たちの『生きさせろ!』の闘いだ。セブン・イレブンは50周年を謳い、現実と違うことばかりをスローガンにあげている。長野県労働委員会で勝利命令を勝ち取った。セブン本部は、初審命令を履行せずに再審査申立したが、ストライキを打ち抜き、初審命令を履行させた。この労働委員会の勝利命令と行動によってセブン本部に命令を履行させたことで、職場の雰囲気が一変した。すべての労働者が生きるための闘いに挑もう!」とセブン・イレブン闘争の労働委員会闘争の勝利報告と今後の闘争方針を示しました。

 

「関生産別運動の復権に現場行動で闘う!」

関生支部の武谷書記次長は、日頃の関生支部弾圧への物心両面にわたる支援にお礼を述べたあと、和歌山事件高裁無罪判決を報告し、「この無罪判決を活用して、関生支部の産別運動を復権させる現場行動を展開している。滋賀、京都の刑事事件の無罪を勝ち取るために全力をつくし、最終的には大衆行動で資本と権力が一体となった労組潰しの弾圧に決着をつける」と引き続きの支援を要請しました。

「裁判で負けようがこの闘争を止めるわけにはいかない!」

関西合同労組の山口書記長は「資本階級と労働者階級が激突している情勢だ。関生の高裁無罪判決があることから、松本オーナーの勝利判決が出なければおかしい。司法が資本に忖度する現状があるなか、裁判で負けようがこの闘争を止めるわけにはいかない。勝利するまで共に闘おう!」と勝利するまで共に闘う決意を表明しました。

「この社会を変えていくために全力で闘う!」

コンビニ関連ユニオンの鎌倉書記長は「コンビニ関連ユニオンの闘争方針に、セブン本社は揺れている。役員の退陣問題などを含んだ株主総会が5月に開催される予定であり、株主総会闘争に全力で挑む。物価高の影響により中小企業の倒産を横目に見ながら、セブン・イレブンは史上最高の10兆円の利益をあげている。労働者、労働組合を無視するセブン・イレブンを許さない闘いと、この社会を変えていくために全力で闘う。この裁判はその一環だ」と行動を提起しました。

 

「松本オーナーの闘いは、勝利に向かって進んでいる!」

関西合同労組の黒瀬委員長が集会のまとめ。黒瀬委員長は「松本オーナーの闘いは、勝利に向かって進んでいる。高裁判決がどう出ようと、あきらめずに勝利をめざして闘おう」と勝利するまで闘う決意を表明しました。そして、黒瀬委員長のリードで、参加者全員のシュプレヒコールで集会を締めくくり、傍聴券抽選に臨みました。

「控訴審、不当判決!」

大阪高裁の法廷では、開廷前に2分間のメディア用の撮影がありました。控訴審判決は14時40分開廷。清水響裁判長は「控訴棄却」と一言述べて退席。なんと数十秒の判決言い渡しでした。2分間の撮影時間より短い判決言い渡しに、傍聴席からは「不当判決!」の声が多くの支援者から叫ばれていました。

「自分が正しいと思うことを貫き最後まで闘う!」

公判終了後、裁判所正門前では多くのメディアが陣取っていました。不当判決の紙を持った弁護士、当事者の松本オーナーへの囲み取材が始まりました。
松本オーナーは、記者たちに対して「高裁の裁判官は理解していない。コンビニ・オーナーが苦しみ、命まで取られている状況を変えたい思いで臨んだ裁判だ。自分のやっていることには自信があり、今日の天気のように晴れ晴れとした気持ちだ。裁判に勝つことが目的ではなく、世の中が良くなることをめざして闘っている。セブン・イレブンは50周年と言っているが、100年持たないと本物の企業ではないのでは。私たちの闘いは100年続く、後にわかることだ。この闘いを通じて世の中の仕組みが見えるようになった。自分がやるべきことを気づかせてくれ、成長させてくれたセブン・イレブンには感謝している。コンビニ・オーナーの条件を良くしたいと、自分が正しいと思うことを貫き最後まで闘う」などとコメントしました。

「資本に寄り添う司法を本来のあり方に戻す闘いを!」

セブン・イレブン松本オーナーの闘いは、まだまだ続きます。資本に寄り添う司法の実態を暴露し、本来の司法のあり方を取り戻す闘いに挑みましょう!松本オーナーをはじめ、すべてのコンビニ・オーナーと連帯、団結してセブン・イレブン闘争に勝利しましょう!闘う労働組合の団結と行動で、労働者のための社会をつくりましょう!

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち

この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。

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関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】

デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。

動画 動画閲覧できます ココをクリック

ー 公判予定 ー

5月22日  フジタビラ事件  大津地裁

9:45~

6月 5日     フジタビラ事件       大津地裁 9:45~

関西生コン事件ニュース No.88  ココをクリック3月29日発行 関連動画 「関西生コン事件」報告集会 ココをクリック 
関西生コン事件ニュース No.87  ココをクリック 
関西生コン事件ニュース No.86  ココをクリック   

2021年12月9日「大阪市・契約管材局と労働組合の協議」
回答が大阪市のホームページに掲載 
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賃金破壊――労働運動を「犯罪」にする国 竹信三恵子(著)– 2021/11/1 旬報社 1,650円(税込み) 1997年以降、賃金が下がり続けている先進国は日本だけ。 そんななか、連帯ユニオン関西地区生コン支部は、賃上げも、残業規制も、シングルマザーの経済的自立という「女性活躍」も実現した。 業界の組合つぶし、そこへヘイト集団も加わり、そして警察が弾圧に乗り出した。 なぜいま、憲法や労働組合法を無視した組合つぶしが行なわれているのか。 迫真のルポでその真実を明らかにする。

目次 :
プロローグ
第1章 「賃金が上がらない国」の底で
第2章 労働運動が「犯罪」になった日
第3章 ヘイトの次に警察が来た
第4章 労働分野の解釈改憲
第5章 経営側は何を恐れたのか
第6章 影の主役としてのメディア
第7章 労働者が国を訴えた日
エピローグ

【著者紹介】 竹信三恵子 : ジャーナリスト・和光大学名誉教授。東京生まれ。1976年東京大学文学部社会学科卒、朝日新聞社入社、経済部、シンガポール特派員、学芸部次長、編集委員兼論説委員(労働担当)、2011-2019年和光大学現代人間学部教授。著書に『ルポ雇用劣化不況』(岩波新書、日本労働ペンクラブ賞)など。貧困や雇用劣化、非正規労働者問題についての先駆的な報道活動に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

第 10 回「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を受賞 詳しくはコチラ

(「BOOK」データベースより)

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