泉佐野市「申入書(ビジネスと人権)」の回答書

関生支部が泉佐野市に対して提出した「不当労働行為企業に対する泉佐野市、地方行政の指導と措置について」と題した申入書の回答書(1月19日付)が提出されました。

「不当労働行為企業への対応について、泉佐野市の回答」

(1)泉佐野市には、入札参加資格業者やすでに落札して工事を進めている元請け業者及びサプライヤーに対して国連人権理事会の「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づく具体的な指導を求めます。泉佐野市として、どのような機関で、どのように対処・善処するのかを回答してください。
「回答」
「泉佐野市人権行政基本方針」では、人権行政の推進にあたっては、市民団や企業、NPO、ボランティア団体との連携、協議が重要であるとしています。
さらに、一部改正し、令和5年4月1日から施行しています「泉佐野市における部落差別撤廃とあらゆる差別をなくすことをめざす条例」では、新たに事業者の責務を明らかにし、市内で事業活動を行う事業者は、部落差別をはじめあらゆる差別や人権侵害をなくすための施策に協力するとともに、従業員の人権意識の高揚を図るなど、事業活動を行うにあたって人権尊重の社会づくりが推進されるよう努めることと定めています。
本市としましては、個別具体的な事業を踏まえながら関係各課において、これらの方針や条例等を入札参加資格登録者にも広く周知・啓発していくなど、人権尊重の取組に務めてまいります。

(2)また、公共工事の品質確保の促進に関する法律、基本理念(3条8項)、発注者等の責務(第7条)について泉佐野市として、どのような機関で、どのように対処・善処するのかを回答してください。
「回答」
公共工事の品質確保の促進に関する法律では、公共工事の品質は、公共工事が現在及び将来における国民生活及び経済活動の基盤となる社会資本を整備するものとして社会経済上重要な意義を有することを鑑み、発注者及び受注者がそれぞれの役割を果たすことを基本理念として掲げられており、本市としても発注者としての役割を果たすべく取り組んでいるところです。受注者のサプライヤーに取引停止等の影響力を発揮した場合、地方自治法や独占禁止法に抵触する可能性などもあると認識しているところですが、公共工事の品質確保の促進に関する法律第7条の発注者等の責務については、各事業担当課や契約検査課において公共工事等に従事する者の労働時間その他の労働条件が適正に確保されるよう適正な工期設定やダンピング受注防止、最新の労務単価や資財単価を反映した設計書及び予定価格の作成など、適正な工事発注に努めてまいります。

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
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関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。
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ー 公判予定 ー

 

2月22日  京都3事件          京都地裁

 

 

10:00~

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