池田市「申入書(ビジネスと人権)」の回答書

関生支部が池田市に対して提出した「不当労働行為企業に対する池田市、地方行政の指導と措置について」と題した申入書の回答書(1月17日付)が提出されました。

「不当労働行為企業への対応について、池田市の回答」

(1)池田市には、入札参加資格業者やすでに落札して工事を進めている元請け業者及びサプライヤーに対して国連人権理事会の「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づく具体的な指導を求めます。池田市として、どのような機関で、どのように対処・善処するのかを回答してください。

「回答」
本市では、工事の元請け業者やサプライヤーが人権尊重に取り組むことが重要であると認識し、本市が発注する工事の元請け業者に対し、建設工事請負契約書において建設業法をはじめとする各種法令の遵守を義務付けております。
なお、入札参加資格審査申請書類において、下請契約や資材等の搬入に際し各種法令を遵守している事業者との契約に努める旨の文言を追記することを検討しております。

(2)また、公共工事の品質確保の促進に関する法律、基本理念(3条8項)、発注者等の責務(第7条)について池田市として、どのような機関で、どのように対処・善処するのかを回答してください。

「回答」
本市では、公共工事の品質確保の促進に関する法律の基本理念に謳われておりますとおり、公共工事の品質確保には、受注者のみならず下請負人等が重要な役割を果たしていることを認識し、同法の発注者等の責務に係わる対処として、適正な予定価格及び工期の設定、施行条件に合わせた設計変更、最低制限価格の設定等を適切に実施しております。
また、工事施工にあたっては、元請け業者が下請け業者を適切に指導することが重要であることを元請け業者に周知しています。

関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
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関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。
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ー 公判予定 ー

 

2月22日  京都3事件          京都地裁

 

 

10:00~

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