京都府向日市「申入書(ビジネスと人権)」の回答書

関生支部が向日市に対して提出した「不当労働行為企業に対する向日市、地方行政の指導と措置について」と題した申入書の回答書(2月28日付)が提出されました。

「不当労働行為企業への対応について、向日市の回答」

(1)向日市には、入札参加資格業者やすでに落札して工事を進めている元請け業者及びサプライヤーに対して国連人権理事会の「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づく具体的な指導を求めます。向日市として、どのような機関で、どのように対処・善処するのかを回答してください。

「回答」
令和5年4月3日、「ビジネスと人権に関する行動計画の実施に係わる関係府省庁施策推進・連絡会議」の局長級第7回会合が開催され、公共調達における人権配慮に関する政府の方針について決定されたところでありますが、本市におきましても、入札・契約担当課である財産管理課において、受注者に向けて人権尊重に取り組むよう指導していく必要があるものと存じております。なお、指導原則の内容については、人権問題が大きく関連していることから、関係部局と連携を図りながら、慎重に対応してまいります。

(2)また、公共工事の品質確保の促進に関する法律、基本理念(3条8項)、発注者等の責務(第7条)について大阪市として、どのような機関で、どのように対処・善処するのかを回答してください。

「回答」
公共工事の品質確保の促進に関する法律に定める基本理念(第3条第8項)によって、公共工事の品質が確保されなければならないと考えており、本市におきましても、発注者等の責務(第7条)として、予定価格等の適切な設定等に務めております。また、不当労働行為が認められた場合には、向日市指名停止措置要綱に基づき、本市の入札等に参加させないように措置しているところであり、引き続き、公共工事の品質確保の促進に努めてまいります。

人権問題を考えるシンポジウム開催決定!
開催日:2024年4月27日(土)
時 間:13:30~15:30
場 所:エルおおさか本館7階701
テーマ:国連の人権機関からみた日本の人権問題
講 師:ヒューライツ大阪 藤本 伸樹さん
主 催:連帯ユニオン 関西地区生コン支部
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関生弾圧について家族の目から描いた『ここから~「関西生コン事件」と私たち』が5月10日、2023年日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞に選出されました。詳しくはコチラ ココをクリック

映画 ここから 「関西生コン事件」と私たち
この映画は「フツーの仕事がしたい」「アリ地獄天国」など労働問題を取り上げ注目を浴びている土屋トカチ監督の最新作。「関西生コン事件」の渦中にある組合員たちの姿を描いた待望のドキュメンタリー映画『ここから「関西生コン事件」と私たち』がこのほど完成。10月下旬から各地で上映運動がはじまった。10 月 23日には「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さな い東海の会」が名古屋で、11月6日には「労働組合つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」京都で上映会。業界・警察・検察が一体となった空前の労働組合つぶしに直面した組合員と家族の物語を見つめた。(写真右は京都上映会 で挨拶する松尾聖子さん) 今後、11月13 日には護憲大会(愛媛県松山市)、同月25日は「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」が第3回総会で、12月16日は「関西生コンを支援する会」が東京で、それぞれ上映会をひらく。
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関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】
デモクラシータイムスで組合員の苦悩、決意を竹信三恵子さんが詳しく紹介されています。
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