選別解雇攻撃に反撃の狼煙を! 港合同第95回港地域メーデー

港合同第95回港地域メーデー(主催、全国金属機械労働組合港合同NPOみなと)が5月1日、田中機械ホールで開催され、多くの労働者・市民が結集しました。

「選別解雇攻撃に反撃の狼煙を!」

港合同・澤田執行委員の司会進行でメーデーはスタート。澤田執行委員は「世界の戦争情勢、国内の問題などがあるが、本日は昌一金属民事再生行為攻撃に絞って集会を開催する」と開会宣言しました。
港合同・中村委員長が主催者挨拶。中村委員長は、昨年末に民事再生を申請した昌一金属社のスポンサーとして名乗りを上げた、那須電機鉄工社の大幅な賃金カットや昌一金属支部の役員の選別解雇など昌一金属闘争の経緯を話したあと「こんなことは港合同として許せない。銭金の問題ではない。全港湾大阪支部や関生支部との共同行動で勝利をめざして闘う。選別解雇攻撃に反撃の狼煙をあげよう!」と行動を提起しました。

「那須電機鉄工社を引きずり出す」

港地域メーデーに駆けつけた仲間の来賓挨拶。全港湾大阪支部・小林委員長、関生支部・武谷副委員長、朝鮮総連・金委員長、大阪労働者弁護団の大橋弁護士・小野弁護士が、「昌一金属支部と共に闘う」と決意を表明しました。
続いて、港合同・原田副委員長からは、この間の闘争が報告されたあと「那須電機鉄工社を引きずり出す」と今後の闘争方針を示しました。

「この闘争に負ける気がしない」

昌一金属支部の木下委員長、副委員長、書記長が登壇。副委員長は「この攻撃に負けるわけにはいかない。我々の存在意義が問われる。那須電機鉄工社を引きずり出し、勝利するまで闘う!」。
書記長は「入社して2年目に組合の執行部となった。何度もやめようと思ったこともあった。今回の那須電機鉄工社のやってきたことは許せない。この闘争に負ける気がしない」。
木下委員長は「昌一金属の闘いが労働者の未来が決まる。組織破壊攻撃は労働組合全体にかけられているものだ。この闘争を勝ち抜く」と闘争に勝利するまで闘う決意を表明しました。
最後に、港合同南労会・川口さんがリードする「団結ガンバロー!」を参加者全員が唱和して、港地域メーデーはお開きとなりました。
那須電機鉄工社の労働組合潰し糾弾!選別解雇を撤回せよ!港合同、全港湾大阪支部、関生支部の共闘で昌一金属闘争に勝利しよう!

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